シュガーです。
前回の講義では、PPCをアフィリエイトの集客に利用するメリット、そのメリットを活かした理想の戦略について解説しました。
その上で今回の講義では、アフィリエイトでPPCを利用した集客を行うにあたっての「デメリット」とその対策について解説していきたいと思います。
PPCを使ったアフィリエイトの集客、そのデメリット
まず、PPC広告そのものの運営歴が長く、一般の検索ユーザーにも、
「検索結果の一番上は広告」
という事が広く認知されている事は確かです。
現に、下図のように検索結果の上位に来るサイトには『広告』と表記されているわけですから。
その上で、インターネット上の広告は、一般の検索ユーザー(見込み客)からは余り良い印象を持たれてはいません。
少なくとも、
「基本、広告は鬱陶しい」
「どうせ広告は詐欺まがい」
などのような印象を持っている見込み客は、決して少なく無いと思います。
以上を前提とした上で、自身がPPC広告に記事などを出稿し、検索の上位表示を果たせたとしても、『広告』という表記を見込み客が目にする限り、
「疑わしい心理状態」
で広告として出稿した記事のタイトルをみるわけです。
ですので、仮にクリックされ、自身のブログ記事にアクセスしてもらえたとしても、「疑いの目」を持って来ているので、余り真剣に身を入れて読んでくれない可能性も否定出来ません。
少なくとも、広告として出稿した記事での売り込み(アフィリエイト)はなかなか成約率が出ないと思います。
だからこそ、前回の記事で解説したように、PPCでブログに集客し、そこからメルマガを連携させ、メルマガで信頼を築いてからアフィリエイトしていく流れが理想的なわけです。
また、見込み客によっては、検索結果の上部にある広告枠の部分を「飛ばして」一般のブログやサイトのみに目を通すという場合も十分に有り得ます。
むしろ、今後はこのような見込み客は割と多くなってくると私は考えていました。
と言いますのも、広告枠に出稿されているランディングページなどの広告は、言葉遣いも表現も鬱陶しい印象を持たれやすい上に、押しつけがましいイメージを与えてしまっているものばかりなので、
「広告に目を通しても意味が無い」
と考え、広告を飛ばしていく人が増えると考えられるからです。
ただ、PPC広告は、見込み客が検索したキーワードに沿って出稿した広告が表示されるわけですから、広告枠に表示される広告内容に全く興味が無いという事はありません。
その為、完全に広告枠を「無視」する見込み客が増えるものの、今まで通り普通に広告枠にも目を通す見込み客も一定数はいると思います。
アフィリエイトの集客にPPCを利用するデメリットに対する対策
では、以上を踏まえた上での対策を解説していきたいと思います。
まずは、出稿した広告に対して「疑い」などのネガティブな印象でアクセスしてくる見込み客を見越して、広告内での売り込み(アフィリエイト)は避けた方が無難です。
疑ってかかっている人に対して出会い頭に売り込みをしても、なかなか成約率は高まらない為、PPCに費用が完全に無駄だと言っても過言ではありません。
その為、ブログの記事を広告として出稿し、
・ブログを巡回させ複数の記事を読ませて信用を得る
・メルマガ登録を促す記事に誘導し、メルマガで信頼を築いた上でアフィリエイトを行う
という流れがベストです。
このようにPPC広告として記事を出稿すれば、ブログ運営を開始してから間もない初期段階であっても即座に集客が出来るというメリットがあります。
ただ、前述の通り、広告枠事態を疑っている見込み客はいますし、今後も増えると考えられるので、PPC広告による集客だけに頼るのは危険です。
何より、自身の記事が広告枠を抜いた上での検索上位に表示され、その検索結果からアクセスを呼び込めた方が、見込み客は「疑い」のネガティブな心理状態ではなくなる為、
・そこからのアフィリエイト
・そこからのメルマガ登録
が成功する確率がグッと高まります。
その為、PPC広告をアフィリエイトの集客として利用するのであれば、「ブログ運営の初期段階のみ」して、継続してブログ記事の投稿を続け、検索エンジンからの評価を高める事を優先した方が良いです。
結果、PPCに頼らずとも検索エンジンからのアクセスが入るようになるからですね。
前述の通り、広告枠ではない検索エンジン経由のアクセスであれば、アフィリエイトの成約率もメルマガ登録率も高まりやすくなります。
広告の出稿費用に消えていた「経費」が無くなるわけですから、得られる収入が大きくなっていきます。
以上、PPCをアフィリエイトの集客に利用する際のデメリットと対策に関しての講義でした。
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