シュガーです。
今回は大手ASPインフォトップで売られている集客スキル系の教材『キーワードストライク』について、何件かレビュー依頼が来ていたので、批評レビューをしていきたいと思います。
キーワードストライク:http://keywordstrike.com/
この「キーワードストライク」は、その名の通りブログに投稿する記事における「キーワード選定」の考え方を学ぶ教材です。
このキーワード選定の重要性ですが、実際のところブログ記事で的外れなキーワードを狙ってしまうと、幾ら時間を掛けて良質な文章を書いても全くアクセスが来ない・・・なんて可能性も決して0ではありません。
そして、コピーライティングのスキルを磨いて「購入率」や見込み客の「リピート購入回数」をいくら高めても、そもそも検索エンジンからアクセスを呼び込めない事には収入にならない為、アクセスを集めるべくキーワード選定は非常に重要なわけです。
そんな、アフィリエイトにおける重要なスキルである「キーワード選定」を学べる教材『キーワードストライク』についてレビューをしていきます。
重大な致命点があるキーワードストライク(株式会社ジグスタイル、神谷宏之)レビュー
このキーワードストライクという教材には、残念ながら重大過ぎる欠点、致命点がありました。
それは、下記のような記事Aと記事Bがある場合、キーワード選定が良ければ「記事B」でも稼げるという販売者の神谷宏之さん(株式会社ジグスタイル)の主張です。
- 記事A:1,000文字以上で、商品の解説や見込み客の不安を払拭する情報が盛りだくさん
- 記事B:300文字程度しかなく、内容が乏しい記事
図で表すと、下図のようになります。(セールスレターから引用させて頂いた図)
要するに、
「たったの300文字程度の記事でも、キーワード選定が良ければ十分に稼げますよ」
と、販売者である株式会社ジグスタイルの神谷宏之さんは主張しているわけです。
確かに、「商品名 購入」などの、いわゆる商標キーワードと呼ばれるような購入意欲が非常に高いキーワードであれば、既に購入するつもりの見込み客がブログに集まるので、稼ぎやすいと言えるかもしれません。
しかし、それは2010年台初頭くらいまでの話。
2010年台初頭頃までなら、ライバルが少なかった為、まだアクセスを集められた事で稼げました。
ですが、既に「アフィリエイト」というビジネスモデル自体がメジャーになり過ぎた上に、この『キーワードストライク』のような「稼ぎやすいキーワード選定」を扱う情報商材や書籍を含めた教材も増えた以上、商標キーワードはライバルだらけと考えて間違いありません。
商標キーワードのような購入意欲が高いキーワードは、上位表示が出来れば稼ぎやすいわけなので、そのキーワードを狙って記事を書くアフィリエイターが多くなるからです。
そして、実際に商標キーワードは既に以前から存在しているアフィリエイター達に「占拠」されています。
これは実際に、有名な商品を含めた商標キーワードで、検索エンジンを使って調べて見るとお分かり頂けると思います。
もちろん、まだ世に出たばかりの新しい商品なら、まだライバルは少ないかもしれません。
最新の商品ならば、そもそもライバルとなるアフィリエイター達もその商品の存在を知らない為、記事を書いていないからです。
ですが、常に商標キーワードを狙っているアフィリエイター達は、新商品が出た時点で、すぐに新商品に関しての記事を書き、検索エンジンの上位表示を奪っていきます。
まず検索エンジンは運営歴が長いブログやサイトを、運営歴が短いブログやサイトよりも優先的に評価し、検索エンジンの上位に表示する傾向があります。
そして何より、検索エンジンの目的としては検索ユーザー(見込み客)にとって「有益な情報」を提供する事であり、「有益な情報」を提供しているブログやサイトを検索エンジンの上位に表示して、多くの見込み客に閲覧してもらうという仕組みになっているわけです。
そんな有益な情報とは、見込み客が欲しい情報を提供する事に他なりません。
見込み客にとっての「有益な情報」とは、具体的には下記のような要素が必要になります。
- 主張に対して読み手が納得出来る根拠
- 文章を分かりやすくする事例
- 読み手に納得してもらえるように、あえて反論意見を打ち出し、その意見を論破していく
- 読み手の不安や懸念点を振り払う為に、あえてデメリットを提示し、そのデメリットの対策を打ち出す
- 主張を理解してもらう為に、切り口を変えながら重要なポイントを何度か繰り返していく
上記の要素を踏まえた上で記事を書いていく事で、初めて「有益な情報」の提供が成し得るわけです。
たったの300文字で、上記要素を踏まえた有益な情報を提供出来るのは「ほぼ不可能」だと断言出来ます。
(ちなみに今挙げた5つの要素がありますが、この5要素の箇条書き部分だけでも文字数を計ると既に160文字ほどあります。)
だからこそ、この教材『キーワードストライク』で販売者の神谷宏之さん(株式会社ジグスタイル)が打ち出しているような「たったの300文字程度の記事」では、とてもじゃありませんが、先に挙げた5つの要素を踏まえて見込み客にとっての「有益な情報」を提供出来るとは思えないわけです。
思えないというよりも、物理的にたったの300文字では不可能ですよ、絶対に。
その為、昔から取り組んでいるアフィリエイター達と同じキーワードを狙い、この教材『キーワードストライク』で述べられているような「たかだか300文字程度の文章」では、検索エンジンから高評価を受ける記事にならない為、既にいるライバルを押しのけて検索エンジンの上位表示を勝ち取る事は難しくなるというわけです。
ですので、結果として、『キーワードストライク』で販売者の神谷宏之さんが掲げている300文字程度でもキーワード選定が良ければ稼げるというのは、今は全く通用しないと考えて下さい。
もちろん、この教材『キーワードストライク』の販売当初は通用していたかもしれません。
ですが、ここまで説明しました通り、300文字程度では見込み客にとっての「有益な情報」を提供する事が出来ない為、検索エンジンからの評価を受けられずに、検索エンジンからのアクセスを集められなくなっています。
要は、この『キーワードストライク』で販売者の神谷宏之さん(株式会社ジグスタイル)が打ち出しているもの(300文字でも稼げる)は、既に通用しなくなっているノウハウ(稼げないノウハウ)と言えるわけです。
注意喚起。今も売られているからと言って、通用するノウハウとは限りません。
今回の『キーワードストライク』のように、かつては通用したものの、今では通用しないようなノウハウを扱っている教材(情報商材)は、実はまだまだ数多く存在します。
売上は販売者に入り続けるわけですから、特に購入者からのクレームが来なければ、あえて販売停止にしないという考えを持つインフォプレナー(販売者・販売業者)は少なくありません。
販売停止をしなければ、アフィリエイターが自分の情報商材(今回で言えばキーワードストライク)を売り続けてくれる為、収入も入り続けます。
いわゆる「不労所得」ですね。
アフィリエイターが勝手に売ってくれるとなれば、完全なる不労所得になる為、自身が売っている情報商材の内容が、
「もう既に通用しなくなっているだろうな、、、」
と分かっていても、販売し続けるインフォプレナーも少なくないわけです。
(逆に分かっていないようでしたら、販売者(インフォプレナー)として相当イタいですが、、、)
以上のような事情がある為、今も売られているからと言って、その情報商材の内容全てが現時点でも通用するとは限りません。
特にアフィリエイトをはじめとするインターネットのビジネスに関してのノウハウは、技術革新が進み続けるジャンルですので、
「既に現時点では通用しない」
というノウハウが、売られている情報商材でも多々埋もれている状況です。
ですので、何かしらの情報商材を手に取ろうとお考えになる際には、まずレビューなどを読みリサーチをしてみる事をお勧めしています。
もちろん、中にはアフィリエイト報酬目当てのレビューも少なくはありません。
そんなアフィリエイト報酬目当てのレビューでは、言い事ばかり書いている事が多いので、
・肯定的なレビュー
・批判的なレビュー
の両方をいくつか読む事によって、公平な判断が出来るはずですので参考までに。
どうすれば検索エンジンからのアクセスを集めて稼げるのか
今回扱った教材『キーワードストライク』で販売者の神谷宏之さん(株式会社ジグスタイル)が提唱している「300文字程度でも、検索エンジンからのアクセスを集めて稼げる」というノウハウは、現時点では通用しないノウハウになっているとお話させて頂きました。
では、どうすれば検索エンジンからのアクセスを集めて稼ぐ事が出来るのか―
その辺りを明確に解説していきたいと思います。
『キーワードストライク』で語られているような「キーワード選定」は、検索エンジンからのアクセスを集めていく手段、いわゆるSEO対策においては、ごく一部でしかありません。
SEO対策は検索エンジンの上位表示を勝ち取る対策であり、その為には、検索エンジンからの高評価を得る事が重要になります。
そんな検索エンジンからの高評価を受ける為には、下記のような要素が必要になり、以下こそがSEO対策になるわけです。
- ライバルが少なく、かつ、需要がそれなりにあるキーワードの選び方
- 文章に含めたキーワードの存在をアピールする記事の書き方
- 最後まで読ませる文章の書き方
- 別の記事も読ませる記事の書き方
上記の1つ目が、今回レビューで扱った教材『キーワードストライク』でも対象としている「キーワード選定」になります。
その他としては、選定したキーワードを文章(ブログ記事)に対して適切に散りばめていく書き方をする事で、検索エンジンにキーワードの有無をアピールする必要があります。
そして、ブログに訪れた検索ユーザー(見込み客)は、読んだ記事が有益な情報であれば、
・記事を最後まで読む
・読んだ記事に満足感を覚え、別の記事にも目を通していく
という行動に出ると考えられるからこそ、3つ目と4つ目の、
・最後まで読ませる文章の書き方
・別の記事も読ませる記事の書き方
が必要になってくるわけです。
前述の通り、「有益な情報」を提供しているブログやサイトを検索エンジンの上位に表示する事が「検索エンジンの仕組み」ですので、見込み客が有益な情報と判断して、
・記事を最後まで読む
・読んだ記事に満足感を覚え、別の記事にも目を通していく
という行動に至るような記事を書く事が、検索エンジンからの高評価を受けるようになっていきます。
その結果、検索エンジンの上位に表示されやすくなり、検索エンジンから多くのアクセスを集められるようになってくるわけです。
そして、その為には前述の通り、見込み客に対して記事を最後まで読ませて満足感を与えるよう、
・主張に対して読み手が納得出来る根拠
・文章を分かりやすくする事例
・読み手に納得してもらえるように、あえて反論意見を打ち出し、その意見を論破していく
・読み手の不安や懸念点を振り払う為に、あえてデメリットを提示し、そのデメリットの対策を打ち出す
・主張を理解してもらう為に、切り口を変えながら重要なポイントを何度か繰り返していく
などの要素を踏まえた記事の執筆が不可欠となってきます。
『キーワードストライク』で扱われるいるようなキーワード選定は、SEO対策における「はじめの一歩」でしかありません。
選んだキーワードを用いて上記のような要素を満たす、見込み客にとって「有益な情報」を提供出来る記事を書き上げる事で、検索エンジンからの評価を受けて検索エンジンの上位表示が実現するわけです。
その結果として、検索エンジンから多くのアクセスを集められるという事です。
当ブログでは、上記のような「有益な情報」を提供出来る要素を満たす記事の書き方で検索エンジンから多くのアクセスを集めていき、実践開始から約60日ほどで7桁台の月収に達したクライアントを多く輩出している教材『MillionAffiliate』を「無料」にて配布していました。
教材配布だけではなく、無料の実践サポートや事例の紹介、共作企画の参加権なども行っていますので、宜しければ下記の案内ページだけでも目を通してみて下さい。
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追伸:
ブログ内でも、アフィリエイトで生計を立てる上で必要なノウハウを数多く公開していますので、宜しければ下記の目次から併せてご覧になってみて下さい。
それでは。
シュガー。