シュガーです。

今回は、読み手に反感を買われてしまう文章を悪例から学び、その簡潔な改善策を解説していくコピーライティング講座です。

ネットの文章において、読み手から反感を買われてしまえば、その時点でページを閉じられてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。

ページがすぐに閉じられれば、当然ながら、そこから収益が発生する可能性は非常に低いと言わざるを得ません。

ですので、反感を買われる事は、営利目的でネット上に文章をアップしている以上、可能な限り避けるべき要素になります。

今回の講義は、簡潔ながら、それほど重要な要素を扱っていますので、ぜひ最後までお付き合い頂れば幸いです。

(大きく分けて2種類の反感を買っている悪例パターンを扱っていきます)

自らの長所(実績など)を強調して反感を買ってしまっている例

早速、以下2つの例をご覧下さい。

「たった半年で、何と100万も稼いでしまったのです。」

「わずか1年足らず、1日たった15分の作業だけで、月に100万も稼げました!!」

上記が、自身の実績を必要以上に強調してしまっている為に、見込み客から反感を買う傾向にある例です。

正直なところ書いている私自身が恥ずかしくなるような文ですが、実際に多くのアフィリエイターが書いてしまっている傾向にあります。

日本では「謙虚こそ美徳」という価値観が昔から潜在的に根付いている為、このような自分自身の長所(実績など)を強調すると、単なる「自慢」に感じてしまうわけです。

実際、上記の反感を抱きやすい「実績自慢」に感じる文で「強調」されている部分を直してみると、下記のように「自慢」には感じにくくなります。

以下、例文に改善策を施した文章を提示いたします。

「たった半年で、何と100万も稼いでしまったのです。」

→「半年間で稼いだ額は100万円になりました。」

「わずか1年足らず、1日たった15分の作業だけで、月に100万も稼げました!!」

→「1日あたり15分ほどしか作業時間が取れませんでしたが、1年間続けた結果、月に100万円を稼げるに至りました。」

以上が、自らの長所(実績)を強調して「反感」を抱かせてしまっている例でした。

必要以上に胡散臭さを増幅させている例

よく見かけやすい「胡散臭さ」を増幅させてしまっている「フレーズ」がこちらになります。

秘密の 魔法の 悪用厳禁の 禁断の 暴露 常識破りの 非常識な

あくまで例の一部に過ぎませんが、一度はこのようなフレーズを目にした事があるのではないでしょうか。

自らの主張に対して、このような「派手」な表現を使用している事により、胡散臭さを高めてしまうと同時に、「反感」も抱かれてしまうのです。

原理としては、先ほど解説した「謙虚こそ美徳」という日本人に潜在的に備わっている傾向がある「価値観」が、自らの主張を派手に強調している部分に「違和感」を覚えてしまうという形になります。

続いてはフレーズではないものの、同様の原理で、胡散臭さを強調してしまっている「表現」です。

たった10分の作業だけで  放ったらかしで  自動販売機のように  頭を使わずに

上記に共通する要素として、「根拠のない楽観的な言い回し」が挙げられます。

基本的にこのような言い回しは、

「やった! 10分だけ作業したら、頭を使わずに放ったらかしで稼げる!!」

と、全てを楽観的に考えてくれる極めて少数の人「しか」信じてくれません。

同じ原理で、下記のような表現も、胡散臭さを際立たせてしまう為、興味を持ってくれる人は限りなく少ない傾向にあります。

ある○○などの伏字を頻繁に使用  根拠のない具体的な数字(日当91,302円など)

●●円相当のプレゼント  「!」の頻繁な使用  ド派手な画像や色使い

以上が、必要以上に「胡散臭さ」を増幅させてしまう事例でした。

これらの表現によって反感を買ってしまう事に対する対策(改善策)は、ここまで解説したような要素を「使わない事」になります。

読み手の興味を「より引き出そう」と力を入れ過ぎて、逆に胡散臭さを高めてしまうような表現を使わなければ、その分だけ「マイナス」の反応を抑える事が可能だからです。

反感を買いやすい悪例の文章と対策のまとめ

以上、今回の講義は、反感を買いやすい悪例の文章をピックアップしてきました。

ネット上のサイトやブログを見ていると、多くが今回挙げた悪例に当てはまってしまう傾向にあります。

その為、多くの人が反感を買ってしまい、読み手からブログやサイトの文章を最後まで精読されないという事に陥っているわけです。

その結果、多くの人がネットビジネスで稼げないという事に繋がっています。

もしあなたが、営利目的で文章を書いているのであれば、ぜひ今回の講義で挙げたような悪例を回避した上で、ライティングを行う事を推奨いたします。

今回の講義をより深く掘り下げ、反感を避けた上で「共感」を読み手から引き出す文章テクニックを解説した講義がございますので、ぜひ下記のリンクからお読みになってみて下さい。

>反感を避けて共感を生む文章術

それでは。

シュガー。

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