シュガーです。

今回はコピーライティング講座として、読み手を行動に踏み切らせるテクニックを解説していく次第です。

コピーライティングの原理原則としては、

まずは読ませるテクニック
読ませた文章を信じさせるテクニック

を駆使した結果、最後の最後に「行動させる」という事が実現出来ます。

その「最後の砦」である行動させるテクニックを今回は解説していくわけですが、テクニック自体は非常に「シンプル」です。

既に「読ませる」「信じさせる」という事は出来ている状態に使うテクニックになりますので、後はスムーズに読み手の背中を押してあげるだけで良いからこそ、シンプルなテクニックになっていきます。

その為、当講義自体のボリュームも決して多くはありません。

お伝えすべき事が本当にシンプルで少ないからです。

ですので、ほんの数分で読み終える事が出来ると思います。

ただ、テクニックの効果そのものは実に「有効」である事は間違いありません。

それでは早速いってみましょう。

読み手を行動させるテクニック1.希少性×限定性

「残り2本」
「明日が販売の最終日」

のように、希少性と限定性を読み手に感じさせることで、

「今買わないと手に入らない」

と思わせる事で、購入というハードルを超えさせる後押しをします。

ただ、希少性と限定性を演出する際は、前章『信じさせる』における『理由付け』でお話したように、なぜかという理由をしっかり付けるようにして下さい。

なぜ、残り2本なのか?
なぜ、明日が販売の最終日なのか?

希少性と限定性を演出するあまり、このような理由が抜けてしまい読み手の不信感を払しょく出来なければ、「行動させる」という壁を超える以前に「信じさせる」という壁を超えられません。

逆に、希少性と限定性に理由をしっかり付け、その理由に読み手が納得すれば、強力な購入への後押しとなる事は間違いありません。

読み手は

「今日を逃すと二度と手に入らない」

という心理状態になるからです。

その不安は、今この瞬間に購入する事でしか解決出来ないので、購入率が高まっていくわけです。

読み手を行動させるテクニック2.振り幅の演出

これは前項の『希少性と限定性』と関連させて出していくと有効になるテクニックになります。

商品を手にした事で得られる読み手の利得(ベネフィット)に対し、それを手に出来ない最悪の状態をイメージさせていくのです。

まずは、商品を手にする「最高の状態」に対し、商品を手に出来なかった「最悪の状態」という相反する振り幅を大きく揺さぶっていきます。

そして、読み手は「最悪の状態」である「苦痛」を回避する為に、財布事情に問題が無い限り、購入という行動を選択する可能性が非常に高くなるわけです。

ポイントは、「最高の状態」と「最悪の状態」の両方をしっかり描写してあげる事です。

『読ませる』章の『イメージの法則』で解説した内容を参考に、読み手に商品を手に出来た際に得られるベネフィットと、その反対に手に出来なかった際に起こる「最悪の状態」の両方を合わせて描写してみて下さい。

読み手は「最悪の状態」を避ける為に、購入という選択肢を選ぶ可能性がグッと高まるはずです。

今挙げた「振り幅の演出」ですが、より具体的なテクニックとして「ブレット」というものがあります。

このブレットは情報商材のセールスレターやオプトインページなどで頻繁に見かけるテクニックで、箇条書きのような形式で、読み手に対して「最高の状態」と「最悪の状態」をイメージさせて大きく感情を揺さぶっていくものです。

要するに、箇条書き形式で振り幅の演出を行うわけです。

以下に、具体的なブレットのテクニック、書き方に関する講義のリンクを掲載いたしますので、ぜひ併せてご覧になってみて下さい。

>コピーライティングで購入率を「激増」させるブレットの書き方講座

読み手を行動させるテクニック3.行動の明示

割と疎かにしがちな部分なのが、この「行動の明示」です。

商品をアフィリエイトする際に、どのリンクをクリックすれば良いのか、読み手に対してハッキリと明示していきます。

行動を示さなければ、読み手としては、

「こんな良い商品があるんだ」

という感想にしかなりません。

しっかりと、

「下記のリンクをクリックして下さい」
「こちらをクリックして下さい」

というように、読み手が起こすべき行動を最後にハッキリと伝えるようにします。

意外と忘れがちで、収入を取りこぼしてしまう可能性がある部分ですので忘れないように意識しておいて下さい。

総括:読み手を行動させるコピーライティングのテクニック

今回は、コピーライティングにおいて、

読ませる
信じさせる

という2つの壁を超えた後、最後の「行動させる」というテクニックについて、

希少性×限定性
振り幅の演出
行動の明示

という3点をお伝えいたしました。

ノウハウ自体は、至ってシンプルなテクニックに感じたのではないかと思います。

実際に、コピーライティングにおいては「読ませる事」「信じさせる事」が遥かに難易度が「高い」事は間違いありません。

逆に言えば、「読ませる事」「信じさせる事」さえ出来れば、「行動させる事」はシンプルに読み手の背中を押してあげるだけで良いわけです。

逆にあれこれと細かい謳い文句を並べてはいけません。

いかにして、読み手の行動にブレーキを掛けないか―

これが重要になるわけです。

ですので、行動させるテクニックとしては、至ってシンプルなものとして解説させて頂きました。

当ブログでは、読ませる事から信じさせる事を含め、総合的なコピーライティング関連の講義を幾つも用意しております。

ぜひ下記のリンクから、気になる記事をご覧になってみて下さい。

>目次はこちらから

それでは。

シュガー。