シュガーです。
今回の講義は、同じような語尾が続いて文章が単調になる事を避ける為の、文章の書き方及びコツを解説するコピーライティング講座をお届けしたいと思います。
例えば、「~です。」であったり「~ます。」などが、それぞれ続いてしまうと、読んでいて「違和感」を感じると同時に、
・つまらない
・面白くない
・タメにならなそう
などのような良くない印象を読み手に与えてしまいがちです。
語尾が連続する文が二文程度なら、そこまで問題ではありません。
ただ、文章の中で二文で語尾が続くパターンが何度もあったり、同様の語尾が三文に渡って連続してしまえば、どうしても上記のような余りよろしく無い印象を読み手に与えてしまう事に繋がるのです。
結果、語尾が単調な文章に対して、読み手は飽きてしまいがちになる傾向にあります。
そして、読み手が文章に飽きてしまうような文章は、なかなか最後まで真剣には読まれません。
途中でページを閉じてしまうか、流し読み、飛ばし読みになる傾向があるからです。
真剣に読まれなくなれば、ネットビジネスにおいては、
・メルマガ登録
・商品の販促
などの目的を果たせなくなってしまいます。
また、ブログ記事の場合であれば、最後まで精読されないと、「有益な情報」を提供していないと検索エンジンに判断され、検索結果の順位を下げてしまう危険性すらあるのです。
その結果、徐々に検索エンジン経由のアクセスが減ってしまいます。
つまりは、読み手を飽きさせずに、最後までに真剣に文章を読んでもらう事は、集客にも、そして販売にも関わるほど重要な部分になるわけです。
そんな、文章を最後まで真剣に精読してもらう為に、その1つの要素として、今回は語尾が単調にならないような文章の書き方・コツを講義していきたいと思います。
単調にならない文章の書き方・コツを習得していく事で、文章に「臨場感」が出てくるので読み手の精読率が高まり、
・集客
・販促
の両面から良い効果が現れるはずですので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。
-
ちなみにですが、この講義で私が書いている文章そのものが、語尾が連続して重複しないように配慮している「例文」になります。
その為、講義の内容を読み進めると同時に、当記事における「語尾」にも注目してみて下さい。
私が書く文章は、実際に当講義の中で解説している「語尾が連続して単調にならない文章を書く方法・コツ」をそのまま実践している確かな「例」ですので、講義内容の理解に繋がると思います。
以上を踏まえた上で、早速ですが講義の方に入っていきましょう。
語尾が続いて文章を単調にしない為に、まずは語尾の種類から考える
文章を書く際に同じ語尾が続いてしまう事を避ける為に、まずは「語尾の種類」を明確に把握しておく事が有効になります。
使いこなせる語尾が多くなるほど、語尾が連続して重複する可能性を防げるからです。
そんな使いこなしやすい語尾の種類には、下記にようなものが挙げられます。
併せて例文もそれぞれ補足していますので、参考にしてみて下さい。
- です
例:アフィリエイトにはコピーライティングのスキルが必要不可欠です - ます
例:コピーライティングのスキルを磨き上げる事で、収入を増やす事が出来ます - ~ません(否定形)
例:集客だけをすれば稼げるようになるわけでは決してありません - ~ましょう、~下さい(依頼形)
例1:早速、講義の方に入っていきましょう
例2:併せて下記の記事もお読みになってみて下さい - でしょうか?、~ませんか?(疑問形)
例1:疑問に感じませんでしょうか?
例2:ぜひ試してみませんか? - した(過去形)
例:コピーライティングを学ぶ事によって収入を望む収入を得られるようになりました - 体言止め
例1:文章で人を動かすスキルだからこそ、商品を買ってもらう必要があるアフィリエイトの収入を大きく左右するのがコピーライティング
例2:ネットビジネスの中で短期間で合理的に稼げるビジネスモデルがアフィリエイト
ライティングを始めたばかりの場合、特に意識しないと上2つの「です」「ます」ばかりになったり、「です」が続いたり「ます」が続くなど単調な語尾になりがちです。
そこで、3つ目以降に挙げた、
・否定形
・依頼形
・疑問形
・過去形
などを適度に混ぜていけば、語尾が連続して重複するような「文章の単調さ」を回避する事が出来ます。
加えて、最後に挙げている語尾を付けない「体言止め」を使う事で、単調さを避けるだけではなく、読み手にとって読みやすいリズムを演出する事が可能です。
ただし、この体言止めや、先に挙げた、
・否定形
・依頼形
・疑問形
・過去形
などは、決して使い過ぎてはいけません。
なぜなら、これらの要素は、あくまでも「です」「ます」などを使ったメインの主張に対しての「補助」的な役割だからです。
語尾の単調さを避けようとして、これらを多用してしまうと、
・文章の意味が通りにくくなる
・主張が分かりにくくなる
という文章になりがちで、さらには読み手に対して文章が「くどい」「しつこい」などの良くない印象を与えてしまいます。
ですので、基本的には「です」「ます」で主張を中心に展開していき、
・否定形
・依頼形
・疑問形
・過去形
・体言止め
を使うようにしてみて下さい。
いくら語尾の単調さを回避する事が出来ても、そもそも文章の意味が通らなかったり、主張が分かりにくくなれば、その時点で文章を真剣に精読されなくなってしまいます。
そうなれば、商品の販促などを含めた文章の目的を果たす事が出来ません。
だからこそ、分かりやすさは当然として文章の「質」を維持した上で、上記に挙げた語尾の例を活用していく事を推奨していた次第です。
語尾を変換する事で「です」や「ます」が続かないようにするコツ
ここまで説明した複数の語尾ですが、自身の主張を文章の中心にして書いていく際には、どうしても「です」が続いてしまったり、「ます」が連続して重複する事があるかと思います。
そこで、そのように「です」の連続「ます」の連続を防ぐ、ちょっとしたコツを紹介しますので、参考にしてみて下さい。
そのコツは、「ます」を別の表現で「です」に言い換えるという方法です。
例えば、
「出来ます」を「可能です」
に変えれば、語尾は「ます」から「です」に変化したものの、文の意味そのものは変わっていません。
このテクニックを使えば、1つ前の文が「ます」だったり、「ます」が連続してしまっている際に、同じ意味のまま「です」に変える事で語尾の単調さを回避していけるわけです。
また同様に、
「可能です」を「出来ます」
に変える事も出来ます。
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ちなみにですが、今の
「~に変える事も出来ます」
という文も、元々は「可能です」と書ける場面でした。
ただ、その前の一文で、
「回避していけるわけです」
という「です」が語尾になっていた為、あえて語尾が連続して重複しないように「~に変える事も出来ます」という表現と語尾に変更した次第です。
このテクニックの実例として参考にして頂ければと思います。
他にも、下記のような変換表現も応用的に使う事が出来ます。
- 「頂ければと思います」
- 「頂ければ幸いです」
また、下記のように、「否定形」にも変換する事も可能です。
- 「人を動かすスキルであるコピーライティングを学ぶ事で、アフィリエイトで稼げるようになります」
- 「人を動かすスキルであるコピーライティングを学ぶ事で、アフィリエイトで稼げるようになるわけです」
- 「人を動かすスキルであるコピーライティングを学ばなければ、なかなかアフィリエイトで稼ぐ事は出来ません」
以上、同じ意味を保ちながらも、単調な語尾を回避するちょっとしたテクニックとして参考にして頂ければ幸いです。
以上、今回は語尾が単調にならないようにする文章の書き方、コツを紹介しました。
本講義は語尾に焦点を当てた内容でしたが、以下の2つも、読み手に取って読みやすく文章を書くコツを講義している関連記事ですので、ぜひ併せてお読みになってみて下さい。
上記2つの講義を含め、当ブログで私が書いている全ての文章が、本講義で解説した語尾のコツを実践している正真正銘の「実例」になります。
他の記事をお読みになられる際には、本講義の内容を復習しながら各記事にある文の「語尾」にも注目して頂ければと思います。
それでは今回はこの辺で。
シュガー。