今回のSEO対策講座では、リンクを掲載する際の「注意点」になります。
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記事内にリンクを掲載する事は多々あるとは思いますし、実際に多くのブロガーやアフィリエイターがリンクを載せています。
ただ、リンクの載せ方によっては、SEO対策として「マイナス」に成り得る為、細かい点ではありますが、あえて今回取り上げた次第です。
まずリンクには
・内部リンク
・外部リンク
の2種類があり、自身のブログ記事へのリンクを内部リンク、他のブログやサイトへのリンクが外部リンクと定義されています。
その上で、ブログに訪問してきた見込み客に、ブログ内にある他の記事も読んでもらう事により、検索エンジンの評価が高まっていく為、外部リンクではなく内部リンクを多用していく事になるわけです。
それと同時に、「見込み客に記事を最後まで読んでもらう」という点も検索エンジンの評価へと大いに関わる為、出来る限りリンクは記事の最後に掲載したいところです。
そこで、記事最後のアクション誘導に至る前段階で、記事の文章中に内部リンクまたは外部リンクを貼り、見込み客がそのリンクをクリックして記事から逃げないように注意する必要があります。
もしも見込み客が文中のリンクをクリックし、リンク先になる内部の記事もしくは外部の記事に移動してしまえば、記事の最後で別記事を読ませる事でPV数を高める事が出来なくなるからです。
また、リンク先の記事に集中が移ってしまう為、元々読んでいた最初の記事が途中で読まれなくなっているという事にもなりかねません。
つまり、最初の記事は途中で離脱されたという評価になるわけです。
故に、記事内において説明する上で必要となる以外は、内部であろうが外部であろうがリンクを貼る事は極力避けるようにした方がSEO上は有効となります。
ただ、どうしても説明上、別の記事に目を通してもらって後でこの記事を読んで欲しい、という場面が出てくる事も少なくはないでしょう。
そのような場合、なるべく記事の冒頭文の直後でリンクを貼るようにし、見込み客が記事本文に集中する前に、別の記事を紹介するようにして下さい。
最初にアクセスしてきた記事を読もうとした見込み客にとって、興味を引き出されて途中まで集中して読んでいたにも関わらず、途中で別の記事へのリンク先へと誘導されれば、集中力が切れてしまい、見込み客は「満足感」を得にくくなってしまうからです。
冒頭部分であれば、まだ記事に集中していない為、
「前提知識として●●(専門用語)の意味がお分かりにならない場合は、当記事は●●を知っている前提で話を進めていきますので、先に●●を解説しているこちらの記事をお読み下さい。」
という趣旨のメッセージと合わせ、別記事へと誘導してあげる事が無難です。
また、そのリンクは別タブ=別ウィンドウで開くように設定する事が有効となります。
以下が別タブでリンクを開かせるコードの書き方になります。
記事の最後に掲載するリンクのように、別タブで開かせなくて良い場合は下記の書き方でOKです。
<a href=”リンク先のURL”>リンク先の記事タイトルなど</a>
リンク先を別タブで開かせる事により、最初に元々アクセスしてきた記事が残ったままとなり、リンク先を読んだ後に最初の記事へと戻ってきやすくなります。
それにより、最初の記事に戻ってくれば、まだ最後まで読まれる余地があると考えられる為、検索エンジンからの評価が下がらずに済む可能性が残されるという事になるのです。
もしも別タブで開くようにしなかった場合、最初のアクセスしてきた記事が「上書き」されるような形でリンク先の記事が開かれてしまいます。
そうなれば、もし見込み客がリンク先の記事に集中し、元々読もうとしていた最初の記事の存在を忘れてしまい、その最初の記事に戻らなかったとしたら、検索エンジンからの評価が下がってしまう可能性は否めません。
見込み客が検索エンジンからアクセスしてきた最初の記事は、最後まで読まれずに閉じられた事になるからです。
以上の理由から、可能な限り「不要なリンク」は張らないようにし、もし説明する上で記事の途中リンクを貼る必要がある場合は
・冒頭文の直後
・別タブで開かせる
という事を意識するようにして下さい。
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ただ、冒頭以外にも「記事の途中」「中盤」でも、主張と密接な関連性がある記事に誘導する事が有効になる場合もあります。
それは、
・今読んでいる記事をまずは読み進めてもらえる
・誘導先の記事も最後まで読み進めてもらえるという、2つの可能性が高い時です。
まず、今読んでいる記事を最後まで読み進めてもらえるほど記事の質が高ければ、冒頭ではない記事の中盤で内部リンクを貼っていたとしても、
「取り敢えずリンク先を開いておき、この記事を読み終えてからリンク先はゆっくり読もう」
と読み手は考えてくれる可能性が非常に高く、さらに誘導先でも最後まで読まれれば、2つ分の記事を最後まで精読された事になり検索エンジンからの評価が高まっていくからです。
故に、上記2つの自信がある場合には、特に冒頭と記事の最後だけにこだわらず、密接な関連性がある記事に対しての内部リンクを、必要に応じて記事の中盤で貼っても問題はないというわけです。
※その際には、冒頭に掲載する場合のリンクと同様に、今読んでいる記事を閉じてしまわぬよう「別タブ」で開かせるようにして下さい。
今回のSEO対策講座は細かいノウハウになりますが、積み重ねによって検索エンジンの評価を高めていき、ブログに投稿する各記事から集められるアクセスが高まっていきますので、ぜひ参考にして頂きたいところです。
当講義は細かいテクニック故に短い講義でしたが、当ブログでは多数のSEO関連講義を取り扱っております。
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