当講義は、集中連載である『情報商材レビュー記事の書き方講座』になります。
以前までの講義では、レビューの本質と全体像、そして有効な戦略について解説いたしました。
購入率2桁台を超える情報商材レビュー記事の書き方講座、目次一覧
1.アフィリエイターとしてのレビューテクニック(当記事)
それを踏まえて、ここではアフィリエイターとして商材レビューをするに際してのテクニックとして、
・稼げないレビューの特徴
・レビュー文章の構成
を解説していき、後に続くライティングへの足掛かりとしていきたいと思います。
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正しいレビュー記事の書き方を学ぶ前に、あえて「稼げない」レビューの特徴を理解して頂きたいと思います。
この「悪例」を詳しく知っておくことで、知らず知らずの内に「稼げないレビュー記事」を書いてしまい、収入面にマイナスの影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。
遠回りに感じてしまうかもしれませんが、一旦、悪例を学ぶ事で、正しいレビュー記事の書き方への「理解度」が飛躍的に高まる事をお約束いたします。
何卒ご了承くださいませ。
情報商材アフィリエイトにおける、稼げないレビューの特徴
稼ぐべくして稼ぐレビュー文章を書く前に、稼げないレビューの特徴を明確にしておきたいと思います。
稼げないレビューの特徴を明確に理解し、陥らないようにする事で、稼ぐべくして稼ぐ文章を書けるように早急なスキルアップが可能になる傾向があるからです。
では、稼げないレビューの特徴とは何か。
その特徴が下記の2点になります。
1.商材の特徴を淡々と語るレビュー
2.リンクだらけのレビュー
それでは早速、掘り下げて解説させて頂きます。
1.商材の特徴を淡々と語るレビュー
まずは1の「商材の特徴を淡々と語るレビュー」ですが、そもそも見込み客が求めている情報は、第三者の率直な意見に他なりません。
商材の特徴はセールスレターに書かれている為、別にアフィリエイターから教えてもらう必要はないわけです。
販売者ではないアフィリエイターという「第三者」の立場では、セールスレターを読むだけでは分からない、セールスレターには書かれていないような情報を見込み客から求められています。
求められていない商材の特徴を淡々と語っても、見込み客にとっては「退屈」なだけであり、そのようなレビュー文章から商材が売れていく事は難しくなります。
「退屈」さを感じている見込み客が、レビューで語られている商材に対して興味を持つ可能性は低くなるからです。
ただ、実際のところ、ネット上のアフィリエイター達が、淡々と商材の特徴を語るレビューに陥っている傾向にあります。
そして、そのようなレビューを読んだ人(アフィリエイター)が、その商材特徴を淡々と語るレビューを参考にしてしまい、ネット上に広がっているのです。
本来レビューは「好きな本や映画など、何かをを友人や家族に勧める」ような感覚が適切なイメージです。
例えば、友人に面白い映画を勧められる時に、ストーリーを1から淡々と語られたら、その映画を見る気になるでしょうか?
・・・おそらくですが、多くの人が見る気にはならないのではないかと思います。
ストーリーは映画を見れば分かる事なので、見る前に1からストーリーを語られてしまうと、楽しみが無くなり見る気が失せてしまうわけです。
現に、多くの視聴者を映画館に運ぶ事に成功している映画の予告編やCMは、ストーリー11から語っておらず、興味を引き出せる部分を「ダイジェスト」的に掻い摘んで、
「本編を見たい」
という視聴者から感情を引き出しています。
まさにレビューも同じように、興味を引き出せる部分を「ダイジェスト」的に掻い摘み、
「知りたい」
「欲しい」
という感情を見込み客から引き出していく構成が望ましいわけです。
淡々と商材の中身・特徴を語っても、見込み客は
「知りたい」
「欲しい」
という感情に至る可能性は限りなく低くなります。
もちろん、そんなレビューからも「偶然」に売れる事はあるかもしれません。
セールスレターが魅力的であれば、衝動的に購入に至る見込み客が一定数はおられるからです。
ただそれは、稼ぐべくして稼ぐ戦略ではなく「購入率」は低くなる為、安定した収入にはなりません。
そして何より、「偶然」にしか売る事が出来ない為、「リピート購入回数」が伸びず、大きな収入に至らなくなるのです。
実際のところ、多くのアフィリエイターが運営するブログでは、このような淡々と中身を語るレビューが蔓延している為、決して真似をしないように心掛けて下さい。
あくまでもレビューにおいて見込み客に求められているのは「第三者意見」に他なりません。
故に、淡々と中身を語るのではなく、誰にも語る事の出来ない「あなただけの意見」を書くレビューにしていくべきだという事です。
2.リンクだらけのレビュー
この「2.リンクだらけのレビュー」も稼げないレビューの特徴として挙げられます。
情報商材アフィリエイトに取り組んでいるブログを見ると、冒頭や文章の途中で、
「今すぐに確認する」
などのような文言で、やたらとアフィリエイトリンク(セールスレターへのリンク)を張り巡らせているレビューがあります。
もちろんリンクが増えるほど、セールスレターへの「誘導率」は上がる事は確かです。
ただ、アフィリエイターとしての目的は、「誘導率」ではなく「購入率」を高めるはずです。
購入に至らなければアフィリエイターとしての収入にならないからです。
いくら誘導しても、見込み客が購入に至らなければ全く意味がありません。
にも関わらず、購入意欲がまだ高まっていない段階でも、やたらとアフィリエイトリンクを提示してクリックされれば、見込み客は購入に至らない可能性が非常に高くなります。
そして、その見込み客がセールスレターからレビュー記事に戻ってくる保障はどこにもありません。
故に、情報商材アフィリエイトにおけるレター記事では、見込み客の購入意欲が高まり、購入への不安を払拭出来た段階で初めてアフィリエイトリンクを提示するべきです。
以上、
1.商材の特徴を淡々と語るレビュー
2.リンクだらけのレビュー
が稼げない理屈を解説していきました。
次項では、上記のようなレビューにならないような全体的な構成から解説してきます。
情報商材アフィリエイトの理想となるレビューの構成
ここまでは、稼げないレビューの特徴を挙げ解説していきました。
稼げない「悪例」を明確にした上で、まずは稼ぐべくして稼ぐレビューの「構成」について説明したいと思います。
全体的にどのような順序で商材の強みを伝え、見込み客の購買意欲を増幅させ「購入率」を高めるのか。
その全体構成は下記の通りになります。
- 1.売り込み前提の伝達
- 2.商材のアピール
- 3.売り込み
そして、それぞれの大まかな役割は下記の通りです。
- 売り込み前提の伝達
→見込み客にとってどんなメリットがあるのかを記事タイトルと冒頭部分で認識させる
→見込み客の「意識」を高める役割 - 商材のアピール
→商材の魅力、強み、メリットを認識させる
→商材への購買意欲を増幅させる役割 - 売り込み
→高めた購買意欲に対し、「今」購入すべき心理状態にさせる
→購入という行動を促す役割
以上のように、
1.売り込み前提の伝達
↓
2.商材のアピール
↓
3.売り込み
という順に構成し、レビューを執筆していきます。
まずは売り込みである事を認識させて、見込み客の「意識」を高めます。
最初に意識を高めない事には、懸命に商材をアピールしても、購買意欲が湧かない可能性があるからです。
故に、まずは売り込みである事を前提として、見込み客の意識を高める必要があるわけです。
そして、商材のアピールを行います。
その商材の必要性、強みをアピールし、見込み客の購買意欲を増幅させていくのです。
次に、購買意欲が最高に高まった段階で「のみ」、売り込みを行い、購入を促します。
決して、購買意欲が高まっていない段階での売り込みは行いません。
購入に対する意欲が無いにも関わらず、
「数量限定」
「期間限定」
「こんな特典があります」
などのような購入に向かわせる売込みは、見込み客にしてみれば「反感」を抱く要因になるからです。
「反感」の感情を持つに至った見込み客は、レビューを読む意欲自体が低下してしまい、そのレビューから商材を購入する可能性は限りなく低くなってしまいます。
故に、全体的な流れとしては、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
の順に構成する事が望ましくなるわけです。
総括:アフィリエイターとしての情報商材アフィリエイトのレビューテクニック
本講義のまとめです。
情報商材アフィリエイトにおいて、まず避けなくてはならない「稼げないレビュー」の特徴は、
1.商材の特徴を淡々と語るレビュー
2.リンクだらけのレビュー
であるという事を解説しました。
そして、稼ぐべくして稼ぐ理想的なレビュー記事の全体的な流れとしては、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
の順に構成する事が望ましいという理屈を説明させて頂いた次第です。
次回の『情報商材レビュー記事の書き方講座』では、上記1~3を書く前に、何を書くかという「材料」について解説させて頂きます。
ここで書き始める前に、一旦「材料」をしっかりと集める事で、一気に素早く書き上げられるようになるからです。
それでは今回はこの辺で。
次回の講義でお待ちしております。
シュガー。
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