シュガーです。
ここでは、情報商材アフィリエイトのレビュー記事を執筆するに際しての、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
における「第一段階」の「売り込み前提の伝達」を講義していきます。
購入率2桁台を超える情報商材レビュー記事の書き方講座、目次一覧
3-1.情報商材レビューの書き方(1).売り込み前提の伝達(当記事)
この「売り込み前提の伝達」では、見込み客に、
・売り込みに対する心構えをさせる事
・意識を高めさせる事
を、商材の「アピール」「売り込み」に至る前段階で行っていきます。
売り込み前提の伝達を行う具体的な場所としては、
・記事タイトル
・冒頭文
が該当する場所です。
実質、記事タイトルと冒頭文のみに関する講義になる為、後の「2.商材のアピール」「3.売り込み」に関する講義に比べて、文章量と講義内容は少なくなります。
ただ、この「1.売り込み前提の伝達」が無ければ、以降のレビューを読む見込み客の売り込みに対する心構えが出来ません。
そして、売り込みに対しての「心構え」「準備」が無い見込み客に対し、続く「2.商材のアピール」「3.売り込み」でいくら興味を引き出せる素晴らしいレビューを書いても、「真剣」「前向き」に読まれない可能性が決して0ではないのです。
「2.商材のアピール」「3.売り込み」が「真剣」「前向き」に読まれなければ、少なくとも見込み客が購入に至る可能性は非常に低いと言わざるを得ません。
故に、ここで解説する「1.売り込み前提の伝達」は、文章量と講義内容自体は少ないものの、「購入率」に繋がる重要なパートである事は間違いない為、どうか身を入れて読み進めて頂ければと思います。
情報商材アフィリエイトのレビュー記事における「記事タイトル」
このレビュー記事は、下記3パターンからの到達経路が考えられます。
また、検索エンジンから直接ではない1と2であっても記事を読む際には「記事タイトル」はどうしても視界に入る為、「キーワード」を含めていき、見込み客に対し、
・売り込みに対する心構えをさせる事
・意識を高めさせる事
を果たしていく役割を「記事タイトル」には担ってもらいます。
その為に含めていくと有効なキーワードとしては、
「商材名 + レビュー」
という複合キーワードが有効となります。
商材名を検索する見込み客は、既にその商材を知っており、
「購入しようかどうか」
という考えを持っている可能性が高い為です。
加えて、レビューという文言は、
「第三者の意見を知りたい」
という購入に前向きな見込み客が検索するキーワードでもあります。
故に、「商材名 + レビュー」という複合キーワードで検索する見込み客は、必然的に「購入意欲」が既に高い可能性があると想定出来るわけです。
また、「商材名 + レビュー」に加え、下記の関連キーワードを含めると、より購入に前向きな見込み客を集める事が出来ます。
・販売者名
・販売会社名
・ネガティブキーワード
(詐欺? 購入は待った! もう古い? など)
・評判
・比較
販売者名と販売会社名は、セールスレターの特商法ではなく「初めまして〇〇です」のように名乗っている名称の方が、より多くの見込み客が目にする為、必然的に検索される見込み客が多くなります。
見込み客の多くが特商法まで目を通すとは限らないからです。
ですので、セールスレター上で名乗っている名称に「販売会社名」が無ければ、多くの見込み客が目にしない為、あえて「販売会社名」をキーワードに含める必要はありません。
また、多くの見込み客が目にしない情報をキーワードに含めるよりも、「ネガティブキーワード」を含める方が見込み客が反応しやすいので有効です。
仮に検索エンジンで「商材名 + レビュー」の複合キーワードで上位表示を果たせたとします。
その際、いくら上位表示が出来たとしても、検索結果の一覧から見込み客が記事タイトルをクリックしてくれない事には、記事を読んでもらえません。
もちろん、「商材名 + レビュー」の複合キーワードだけでも十分なクリック率は出せると思います。
ただ、そこに
詐欺?
購入は待った!
もう古い?
などのようなネガティブな印象を与えるキーワードをあえて含める事で、検索結果1ページ目の上位ではなく下の方であっても、見込み客が反応を示し、記事タイトルをクリックしてくれる可能性が非常に高まります。
そもそも、ある程度は購入に前向きな見込み客が「商材名 + レビュー」の複合キーワードを入力しています。
そのような購入意欲を既に頂いている見込み客にとって、購入に対してネガティブな印象を与える「詐欺」「待った」「古い」などのキーワードは、単純に興味を引き出しやすい傾向にあるのです。
また、「評判」というキーワードは、それほど優先度は高くないものの、第三者意見を求める見込み客が検索する可能性が高いキーワードであり、含められる文字数的な余裕があれば、含める事で集客効果を後押ししてくれるようになります。
※記事タイトルの文字数は28文字以内である方が有効です。詳しくは『内部SEO対策:記事タイトル』と重複する為、そちらをご参照下さい。
次に、最後に挙げていた「比較」というキーワードについて説明します。
これは、アフィリエイトする商材に対して「類似」している商材がある場合に、
「●●(アフィリエイトする商材) + レビュー + 〇〇(類似商材) + 比較」
のように複合させる事で、
「既に〇〇を購入しているが、●●は買う価値があるか」
「〇〇よりも●●が優れていたら、購入を検討しよう」
などを考えている見込み客を集客しやすくなります。
「比較」のキーワードを含め、「アピール」の段階でも類似商材と比較しながらレビューを行う戦略が可能です。
より購入意欲が高い見込み客が集まりやすい為、検索される数としては特に多くはないものの、アフィリエイトする商材に対して類似する商材があれば、比較しながらレビューをする事によって購入率を引き上げられる可能性があります。
以上が記事タイトルに関する講義になります。
少なくとも「商材名」「レビュー」というキーワードが含まれている以上、
1.メルマガ→レビュー記事
2.検索エンジン→他の記事を巡回する中でレビュー記事に到達
3.検索エンジン→レビュー記事
の3は当然ながら購入意欲が高い見込み客が集まる為、「購入率」が高まる可能性を予め秘めています。
そして、1と2の場合であっても「商材名」「レビュー」というキーワードに対し、
「何らかの商材を売り込むような記事である」
という
・心構え
・意識作り
は少なくとも出来るはずです。
そして続く冒頭文で、その「心構え」「意識」をさらに高めていき、後の「アピール」「売り込み」をより前向きな姿勢で読ませる事で「購入率」を引き上げるように持っていきます。
記事タイトルに関する細かいテクニックは、『内部SEO対策:記事タイトル』と重複するので、そちらを併せてご参照頂ければ幸いです。
情報商材アフィリエイトのレビュー記事における「冒頭文」
突拍子もなく突然にレビューをし始め、「アピール」「売り込み」を行ってしまうと、
「押し売り」
をしている印象を与えかねません。
それが「反感」に至り、購入へ至らない可能性、ページを離脱してしまう可能性へと繋がってしまうのです。
そのような事態を回避する為にも、適切な冒頭文を構成していくわけです。
そして、その為には、見込み客が記事を読み進める「動機付け」を行う事が重要となります。
これは内部SEO対策と同じ考え方ですが、ここではレビューに特質した冒頭文の構成を解説していきます。
(見込み客に対し、冒頭文で対して記事を読み進める「動機付け」をさせる詳しい解説は、下記のSEO対策講座をご覧下さい。)
レビューに特質した冒頭文のポイントとしては、可能な限りキーワードを含め見込み客のプラスイメージやメリットに繋がる表現が挙げられます。
まず見込み客が記事を開く際、必然的に記事タイトルが視界に入ります。
先ほど「記事タイトル」の方で解説しました通り、記事タイトルには、
「商材名 + レビュー」
を最低限含めた複合キーワードを挿入していました。
その為、記事タイトルを目にした見込み客の脳裏には、その時点で
「何らかの商品を紹介するのでは?」
という思考が巡ってくる事が想定出来ます。
よって、記事タイトルを目にし、商品の紹介を意識した「直後」の見込み客に対して「読む動機付け」を講じる必要があるわけです。
そこで有効となるのが、率直にプラスイメージやメリットに繋がる表現で「読む動機付け」を与えていく事になります。
少なくとも一般的には、
・自分にとっての何のプラスにもならない
・自分に対してのメリットが感じられない
という商品に対して、その商品のアピールや売り込みを「聞きたくはない」のではないかと思います。
「商品」である以上は「お金」を支払う必要があると見込み客自身は理解しているはずなので、あえて「プラスにならない」「メリットを感じない」ような商品に対して、商品のアピールや売り込みなど大事なお金を払う方向の話は、聞きたくないと考えられるからです。
もちろん、「プラスにならない」「メリットを感じない」と思いつつも、
「どんな商材が売られているのか?」
という「調査」「リサーチ」が目的で読み進める人がいないわけではありません。
ただ、そのような人は、基本的には同業のアフィリエイターや起業家になります。
そして見込み客の数から比べると、同業のアフィリエイターや起業家は極めて「少数」である事は間違いありません。
故に、仮に彼らが記事を読み進めて購入へ至るとしても、非常に少ない割合である為、しっかりと安定した収入には繋がらないわけです。
よって、大多数の見込み客をターゲットに、
プラスイメージ
メリット
を感じさせる文章を冒頭の段階で展開し、読む動機付けをする必要があるという事です。
では、プラスイメージやメリットに繋がる冒頭文は、どのような要素で構成すれば良いのか・・・?
その答えは、リサーチの段階で明らかになっているはずの、
・何に悩んでいるのか
・何を知りたがっているのか
・どうなりたいのか
というリサーチ内容に沿って、記事タイトルで取り上げた商材が、
・悩み
・願望
を解決する術である事を率直に認識させる文章になります。
それでは、ネットビジネス市場の中でもアフィリエイト関連のテーマに絞り、例を幾つか挙げてみます。
挙げる事例は下記の4つです。
- アフィリエイト教材系(実績が無い場合)
- アフィリエイト教材系(実績がある場合)
- ブログテンプレート
- 集客ツール
それぞれの冒頭文事例と併せて補足の解説をしております。
情報商材アフィリエイトの冒頭文事例:「教材系」(実績が無い場合)
自身に実績が無い場合の冒頭文構成が下記になります。
-
「推奨出来るアフィリエイト教材は何ですか?」
と聞かれた場合、数ある情報商材の中で、私が何よりも真っ先に推奨したいアフィリエイト関連の教材は〇〇(販売者名)さんが公開している「●●(商材名)」です。
私が最も多く読み漁ってきた情報商材(教材)は他でも無い「アフィリエイト」に関する教材でした。
大手ASPの売上ランキングに食い込む教材はもちろんの事、各主要なASPに登録されている教材には一通り目を通してきたつもりです。
教材と一言で言っても、初心者向けなものもあれば、中級者以上向けのものもあります。
ただ、数多くの教材を読み込んできた中で、初心者であっても中級者以上であっても十分な「価値」を感じて頂けるのではないかと思える教材が、今回紹介したい〇〇(販売者名)さんが公開している「●●(商材名)」です。
上記のような切り口であれば、特に実績が無くても自然な形でレビューに繋げていける流れが出来ます。
「各主要なASPに登録されている教材には一通り目を通してきたつもりです。」
という文言が、実績を提示しないパターンにおける、プラスイメージを与えながら自然な流れを構築しています。
その自然な流れの中で、「販売者名」「商材名」のキーワードを含めました。
情報商材アフィリエイトの冒頭文事例:「教材系」(実績がある場合)
続いては、先ほどと同じ教材系の情報商材をアフィリエイトする際の冒頭文ですが、既に実績があるという場合の書き方に関しての例を挙げていきます。
- 今回は、実際にこのブログや他のブログで実際に実践している手法を解説した〇〇(販売者名)さんが公開している教材「●●(商材名)」を紹介したいと思います。
現時点で、「●●(商材名)」を実践した結果として、下記のような実績を残す事が出来ました。
※ここに実績画像の一部を掲載
これらの実績は一部ですが、約3ヵ月ほどで達成した実績になり、一般的なアフィリエイターと比較し、早く結果を出せているのではないかと思います。
また、実践している手法は現時点ではもちろんの事、今後も有効性が続く傾向にある為、この実績は今後も継続して伸び続けていくと予想されます。
そんな早い段階でまとまった収入、そして今後も有効性が継続して収入を伸ばせる可能性が十分にある〇〇(販売者名)さんが公開している教材「●●(商材名)」をレビューしていきます。
見込み客の多くは「実績」に対して興味を持つと考えられる為、提示が可能な実績画像を公開して、見込み客の興味を引き出しています。
その興味が、率直にプラスイメージやメリットに繋がると考え、実績を最初に提示した次第です。
そして、今から紹介する教材によって画像で証明した実績が生まれた事を伝え、実績への興味から教材へ興味を持つような布石を作り出しています。
また、自然な流れで、「販売者」「商材名」「レビュー」というキーワードを含めました。
情報商材アフィリエイトの冒頭文事例:「ブログテンプレート」
こちらはアフィリエイト教材系の情報商材とは異なり、「ブログテンプレート」をアフィリエイトする際の冒頭文事例になります。
- アフィリエイターとして収入を上げる為に欠かせない集客。
少なくとも収入と集客数は比例関係にあります。
その集客効果を「倍ほど」に高めていく事が可能な、ブログに導入するテンプレート〇〇(販売者名)さんが開発した「●●(テンプレート名)」を紹介したいと思います。
テンプレートの導入は、継続した作業を「抜き」にして、一度の導入作業のみで集客数を増やしていく事が可能です。
このブログでも実際に使っており、導入してから集客数が一気に増えていき、収入も比例して伸びた「きっかけ」になったブログテンプレート「●●(テンプレート名)」をレビューしていきます。
情報発信のテーマがアフィリエイトである以上、先ほどのような「教材」に関しては、多くの見込み客が率直に興味を示すと考えられます。
既に知識がある見込み客であれば、SEO対策について必要性を理解していると思います。
ただ、アフィリエイトを情報発信のテーマにしている以上、SEO対策について知識がない、必要性を理解していない見込み客も多くブログに訪問してくると想定するべきです。
なぜなら、アフィリエイトを知ったばかりの初心者、まだ思うように成果を出せていないアフィリエイターは、SEO対策について詳しく知らない可能性が十分に想定出来るからです。
むしろ、SEO対策について知らない見込み客の方が割合としては多い可能性もあります。
故に、このレビュー記事においても、SEO対策について詳しくない見込み客への配慮をしながら冒頭文を構成している次第です。
唐突に、
「ブログテンプレートを紹介します」
と言っても、見込み客としては、
「なぜ?」
「何の為に?」
と感じて「反感」を抱き、かつ、読む動機付けにも至りません。
故に、最冒頭の文では下記のように、
-
アフィリエイターとして収入を上げる為に欠かせない集客。
少なくとも収入と集客数は比例関係にあります。
という流れで、
集客がアフィリエイターに必要不可欠
↓
収入と集客数数は少なくとも比例関係
と端的に伝えています。
その上で、
-
その集客効果を「倍ほど」に高めていく事が可能な、ブログに導入するテンプレート〇〇(販売者名)さんが開発した「●●(テンプレート名)」を紹介したいと思います。
という一文で、キーワードを含めながら、ブログテンプレートへのプラスイメージとメリットを感じさせました。
次いで、
-
テンプレートの導入は、継続した作業を「抜き」にして、一度の導入作業のみで集客数を増やしていく事が可能です。
このブログでも実際に使っており、導入してから集客数が一気に増えていき、収入も比例して伸びた「きっかけ」になったブログテンプレート「●●(テンプレート名)」をレビューしていきます。
という文章では、
・一度の導入作業のみ
・集客数が一気に増えていき、収入も比例して伸びた「きっかけ」
などの表現でプラスイメージに繋げつつ、キーワードを含めています。
情報商材アフィリエイトの冒頭文事例:「集客ツール」
最後の事例としては、集客ツールをアフィリエイトする際の冒頭文事例です。
-
アフィリエイターとして収入を上げる為には集客は欠かせません。
今回はその集客を自動化し、作業負荷を大きく軽減出来る方法について解説していきます。
最も主要な集客経路となっている検索エンジンからの集客は、記事を投稿する事が基本です。
その為、必然的に「記事を書く」という「作業」は避けて通れません。
ただ、SNSなど、検索エンジン「以外」からの集客であれば、ツールを使う事で「自動化」が可能になります。
もちろん、SNSよりも検索エンジンから集められる見込み客の方が、「悩み」「知りたい事」が明確にある為「メルマガ登録」「商材の購入」に繋がりやすいので、「質」が高い事は確かです。
ですが、検索エンジンより「質」が下がるSNSからの集客であっても、完全に「自動化」出来るとなれば、取り入れる「価値」は十分にあると思います。
なぜなら、「自動化」出来る分、自身の作業負荷が一切無いからです。
作業に時間が取られなければ、ツールを稼働させてSNSからの集客を自動化しつつ、検索エンジンからの集客作業である記事投稿を行える為、
・検索エンジンからの集客
・SNSからの集客の双方を増やす事が可能になり、ブログのアクセス数を一気に高める事が出来るわけです。
「自動化」が可能な事により、取り入れても特に「マイナス」にはならない、むしろ十分に「プラス」となる判断が出来るので、私自身もツールを利用した集客の自動化を行っておりました。
日々、作業を行う事なくSNSからブログに集客していく、今回はそのようなツール〇〇(販売者名)さんが開発した「●●(ツール名)」を紹介したいと思います。
集客ツールに関しては、アフィリエイト関連の教材はもちろんの事、ブログテンプレートと比べても、見込み客が認知している可能性が「より低く」なります。
その為、唐突に集客ツールを紹介する旨を伝えても、見込み客としては、その必要性が理解出来ず、以降の文章を読む動機付けになりません。
よって、自動化ツールの優位性をまずは伝える必要があるわけです。
故に、ここまで挙げた事例(教材の冒頭文、ブログテンプレートの冒頭文)に比べて、比較的長くなっています。
まず冒頭の、
-
アフィリエイターとして収入を上げる為には集客は欠かせません。
今回はその集客を自動化し、作業負荷を大きく軽減出来る方法について解説していきます。
の部分では、
アフィリエイトでは集客が欠かせない
↓
集客を自動化すれば、作業負荷を大きく軽減出来る
という流れでプラスイメージ、メリットを感じさせる構成にしていました。
その後は、キーワードを含めながら、自動化ツールを導入するにあたりマイナスは無く、プラスに作用するという文章を展開し、よりプラスイメージとメリットを強く感じさせるようにしている事がお分かり頂けると思います。
情報商材をアフィリエイトする際の「冒頭文」における「注意点」
ここまでは、冒頭文に書くべき要素と、それを踏まえた上での事例を4パターンに渡って解説させて頂きました。
続いては、アフィリエイトする情報商材の「アピール」段階に入っていくのですが、その前に冒頭文における「注意点」があります。
この注意すべきポイントを疎かにしてしまうと、アフィリエイト活動する上で後々になって不利になる可能性がある為、このまま読み進めて頂ければ幸いです。
そんな冒頭文における注意点は、販売者のパーソナルな情報を羅列する文は不要だという点です。
セールスレターは「特商法」で
・販売者名
・電話番号
・メールアドレス
・住所
などの個人情報を掲載する事が法律で義務付けられています。
アフィリエイターによっては、この特商法に記載されている販売者の「個人情報」を羅列している人がおられます。
前述の通り、レビュー記事に目を通す見込み客には、まずレビューを読ませる為の「動機付け」を行う必要がありました。
ただ、レビューを読む動機付けと、
・電話番号
・メールアドレス
・住所
など販売者の個人情報は全くの無関係です。
住所やメールアドレス、電話番号など、これら販売者の個人情報が、興味を引き出す可能性は極めて「低い」と思います。
少なくとも記事タイトルの段階で「商材名」「レビュー」などのキーワードが含まれている以上、
「何らかの商材を売り込んでいる記事」
であると見込み客は直観する傾向にあると想定が可能です。
この時点で見込み客が気になる事は、
・商材を購入する事で自身にどんなメリットがあるか
・その商材はどのような価値があるのか
など、商材が自身にプラスになるかという事です。
よって、何らかの売り込みだと感じている見込み客が、住所やメールアドレス、電話番号などの情報に対して興味を示す可能性は「限りなく低い」と考えられます。
よって、見込み客がレビューを読む進める動機付けと、販売者の個人情報は全くの無関係だと認識して問題ありません。
また、個人情報を掲載する特商法の表記は、
「個人を特定する情報を、不特定多数に発信するもの」
という目的で公開しているわけではなく、販売責任を負う為に法律で公開を義務付けられています。
その為、ブログ上で、目的無く「住所」「電話番号」「メールアドレス」などを公開する事は、法律で特商法を義務付けている目的とは全く異なるものです。
少なくともブログはネット上で不特定多数に発信するものであり、その上で、基本的に個人情報をブログに公開されて「気分の良い」販売者は余りおられないと思います。
メールアドレスならまだしも、「住所」「電話番号」が全世界に「バレて」しまうわけですから、公開されたくないと思う販売者が大多数だと考えられるからです。
故に、意味なく個人情報を羅列する行為は、販売者にとって「気分の良い」ものではなく、自身の個人情報を羅列されている記事を発見した場合、個人情報の部分を削除するように求められる事もあります。
もちろん、消すだけの作業なので、大した手間ではありません。
ただ、個人情報を無意味に掲載しているアフィリエイターとして販売者から「良くない印象」を持たれてしまう可能性があります。
販売者とアフィリエイターは、売上を互いに「折半」している以上、本来は「協力関係」にあるべきものです。
販売者の個人情報が見込み客の「購買意欲」を高める事に「繋がらない」以上、個人情報を公開する事は何のメリットにもなりません。
それどころか、本来「協力関係」にあるべき販売者には「マイナス」になる為、販売者の個人情報を公開する事は避けるようにした方が賢明です。
加えて、見込み客から興味を惹くべき冒頭文で、関係ない販売者のパーソナル情報を羅列したところで、購入率が高まる事は期待出来ません。
むしろ、余計な情報を与える事によって、記事からの離脱も考えられる為、アフィリエイトの売上という面でも「マイナス」に成りかねません。
よって、販売者のパーソナルな情報は不必要に掲載する行為は推奨出来ない、という事でした。
まとめ:情報商材レビューにおける、売り込み前提の伝達
当講義は、情報商材アフィリエイトにおけるレビュー記事の、
・記事タイトル
・冒頭文
に関して解説を行いました。
記事タイトルは、「商材名 + レビュー」というメインの複合キーワードに加え、よりクリック率を高めて集客数を増やす為に、以下のようなキーワードも組み合わせる事が有効です。
・販売者名
・販売会社名
・ネガティブキーワード
(詐欺? 購入は待った! もう古い? など)
・評判
・比較
続いて冒頭文に関しては、
・SEO対策の観点も含めて可能な限りキーワードを入れる
・見込み客が真剣に読み進めるような「動機付け」をさせる
という事がポイントになります。
それでは今回は、量も多くなってきましたので、この辺りで一旦区切りましょう。
次回の講義では、今回の「売り込み前提の伝達」に続く、アフィリエイトする情報商材の「アピール」という重要項目を解説いたします。
また次回の講義でお待ちしております。
シュガー。
購入率2桁台を超える情報商材レビュー記事の書き方講座、目次一覧
3-1.情報商材レビューの書き方(1).売り込み前提の伝達(当記事)