シュガーです。
『情報商材レビュー記事の書き方講座』と題して集中連載している講座ですが、今回は、
レビュー記事に書くべき内容の「材料」
に関しての、洗い出しと使い方を解説していきます。
購入率2桁台を超える情報商材レビュー記事の書き方講座、目次一覧
2.材料の洗い出しと使い方(当記事)
情報商材アフィリエイトにおける情報商材のレビュー記事では、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
という順序の構成で記事を執筆する事が理想的になります。
その理論に関しては、前回の講座で1から細かく解説しておりますので、そちらの参照をお願いいたします。
前回の講義:アフィリエイターとしてのレビューテクニック
何の準備もなくレビュー記事を書き始めても、何をアピールして売り込めば良いか迷い、全く記事が書き終わらなくなってしまう可能性が高くなります。
それを防ぎ、一気に書き上げられるようにする為、この講義ではレビュー記事の書くべき材料の「洗い出し」と「使い方」について解説させて頂く次第です。
アフィリエイトする情報商材の「材料」の洗い出し
レビュー記事の役割は、見込み客の購買意欲を最高潮に高めた上で、セールスレターへと誘導していく事です。
そんな、見込み客の購買意欲を湧き上がらせる為の「材料」は、以下3つに分類出来ます。
- 興味材料
- 信用材料
- 行動材料
それぞれの内容は下記のようにまとめられます。
興味材料 |
■商材への「率直」な興味に繋がるもの ・商材の独自性、強み(即効性、簡便性、継続性) |
信用材料 |
■商材への信用、販売者への信用
・興味材料で触れた内容の裏付け |
行動材料 |
■今すぐにでも購入すべき要因
・サポート |
上記の表を基に商材内容やセールスレターから上記の「興味材料」「信用材料」「行動材料」を集め、レビュー記事の構成である、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
を埋めていくわけです。
「1.売り込み前提の伝達」は、記事タイトルと冒頭文で売り込みがある旨を伝え見込み客の「意識」を高めていく際、「興味材料」を使って見込み客から商材への興味を引き出す「きっかけ作り」に利用していくようになります。
対して「2.商材のアピール」では「興味材料」と「信用材料」は互いに連動させ、興味を引き出す要素に対して信ぴょう性を築いていき、購買意欲を高めていきます。
そして「行動材料」は購買意欲が高まった段階で「リスク」「不安」を抱える傾向にある見込み客に応える為に使える材料なので、必然的に「3.売り込み」に利用するわけです。
アフィリエイトする情報商材の「材料」の使い方
商材の中身、セールスレターから、
・興味材料
・信用材料
・行動材料
を洗い出していくと、様々な材料が出てくると思います。
特に興味材料は多く出てくるはずですが、何を優先的にアピールするかによって、見込み客の購買意欲を高められるかどうかが大きく変わってきます。
興味材料によって見込み客の「商材に対する興味」を引き出せなければ、少なくとも購買意欲を高める事は出来ません。
故に材料の中で興味材料が必然的に重要な要素となるわけです。
まずはそんな「興味材料」の使い方から解説していきたいと思います。
興味材料の使い方
では、複数出てくる興味材料をどう扱っていくのか。
その興味材料の扱い方としては、優先的にアピールする材料として「より多くの見込み客が興味を持つものから」順に取り上げていく事が理想です。
決して、自身が興味を抱くものや、少数の見込み客しか興味を抱かないような材料から優先してアピールしてはならないという事です。
つまり、大多数の見込み客が共通して興味を持つような材料から優先してアピールするようにします。
確率論と考え方は一緒で、少数しか興味を持たないような材料からアピールをすれば、その時点で多くの見込み客が「退屈」に感じて記事から離脱してしまう可能性も否定は出来ません。
故に、まずは優先してアピールすべきは、「大多数」の見込み客が共通して興味を抱くような材料となるわけです。
何が「大多数」の見込み客に興味を抱かれるかは、リサーチの段階で明らかになっていると思いますので、ここでリサーチの成果が大きく問われる事になります。
ただ、「少数」しか興味を示さないような材料でも全く使えないわけではありません。
「大多数」が興味を持つ材料で興味を大いに引き出した後であれば、「少数」しか興味を抱かれないような興味材料であっても、興味を与える「プラス要素」として扱う事が出来ます。
少ない割合の見込み客にしか興味を持たれないような材料でも、多くの見込み客が共通して興味を持つ材料で既に商材への興味を持った後であれば、プラスアルファの魅力として捉えられる可能性が十分にあるからです。
伏せられた部分を扱う戦略について
可能な限り、下記のような伏字は避けた方が賢明です。
「ある●●」
「●●な方法」
などのような、いわゆる伏字は、興味を引き出せる反面、見込み客に対して意図的に「ごまかしている」印象を与えかねません。
伏字に加えて、「ある方法」「とある秘密」なども同様です。
このような「ごまかしている」という印象は、
「これを知りたければ、金を払え」
という「意図」を強く感じられかねません。
そのような意図は、見込み客にしてみれば「反感」と同じような感覚になってしまい、以降の文章に対する信用度を低下させるだけではなく、その時点で記事から離脱してしまう可能性も考えられます。
もちろん、情報商材自体は、買わないと中身が見れない為、中身を全て知りたければ買う以外に方法はありません。
ただ、それは見込み客自身も十分にわかってはいる事です。
ですが、
「ある●●」
「●●な方法」
「ある方法」
「とある秘密」
などのように、「あからさまに」隠すような表現は、見込み客からしてみれば「誠実さ」に欠ける印象を与えてしまい、「反感」を抱きかねません。
反感を抱かれる事はただマイナスにしか作用しない為、上記のような「ごまかしている」印象を与えるような表現は可能な限り避ける方が賢明です。
逆に、セールスレターで伏せられているような部分を、アフィリエイターとして伏字で表現せずに「明かして」いく事により、見込み客に、
「このアフィリエイターは包み隠さず伝えてくれる」
「これからは、このアフィリエイターの記事を読んでみよう」
という好印象を与え、「信頼」「好意」へと繋がる可能性が高まります。
もちろん、その商材が「ある●●」などの伏せられた一点を明かしてしまう事で、興味材料が無くなって売れなくなる、という商材である場合は無理に明かす必要はありません。
ただ、
・伏せられた部分を明かしても十分に購入率を維持出来る余地がある
・購入させる目的ではなく「集客目的のレビュー記事(※)」としての記事で執筆する
という場合は、伏せられた部分を明かしていく方向で、見込み客に「好印象」を与えて「信頼」「好意」の獲得へ繋げる戦略を執る事が望ましいです。
そのような行為は、あくまでも自身の言葉で表現していく事で、著作権侵害に該当しない為、特に問題にならないからです。
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今触れました「集客目的のレビュー記事(※)」ですが、情報商材を推奨して売り込むという事をせず、「商材名 + レビュー」の検索キーワード記事を書き、で見込み客を検索エンジンからアクセスを集める目的の為に書く記事になります。
そして、記事の中で、
・メルマガ登録を促すオプトインページ
・売り込みを行っている別の情報商材レビュー記事
・ブログ内を巡回させる目的の記事のいずれかに誘導し、最終的にメルマガ読者にして固定客へと誘導していくわけです。
「商材名 + レビュー」のキーワードで検索しているので、その見込み客は既に商材名を知っており、さらに「レビュー」という言葉に反応している為、購入意欲をある程度持っていると考えられます。
そのような見込み客は、既に情報商材を購入した経験がある可能性も非常に高く、メルマガ登録や別の商材への購入までの「ハードル」が非常に低い見込み客と想定出来るのです。
故に、情報商材アフィリエイトをメルマガを駆使したDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)で実践するにあたり、今挙げた「集客目的のレビュー記事」という戦略は非常に収益性が高い効率の良い作業になるわけです。
今回の講座では売り込みを行って収入を得る目的での情報商材レビュー記事になりますので、この「集客目的のレビュー記事」に関しては省略させて頂きます。
そちらに関しては別に講義を用意いたしましたので、下記のリンクから併せてご覧頂ければと思います。
信用材料の使い方
信用材料は興味材料を全て出し終えた後に、提示していくものでは決してありません。
全ての興味材料を出し終えて信用材料を出すではなく、あくまでも興味材料を軸にしながら、
・今の段階で求めている情報、不安に感じる情報
→興味材料の裏付けになるような「信用材料」
・今の段階で、より興味を高められる情報
→追加の「興味材料」
を次の一手として構成していく事で、見込み客の興味を決して切らす事無く、購買意欲を膨らませる可能性を高められます。
要するに、見込み客の「心の声」を聞き応え続ける中で、興味材料を追加で提供する、または提示した興味材料の裏付けになるような信用材料を提供していくわけです。
このように、「興味材料」と「信用材料」は密接に関わっています。
ただ、興味材料をアピールしても、そのアピール内容を見込み客が「信用」しなければ意味がありません。
例えば、
「月1,000万稼いでいる」
という発言は興味材料に成り得ますが、証拠画像などの信用材料が無ければ、この興味材料は信用されません。
このような信用されない材料は、見込み客にとっては「ただの不信感」になる可能性があり、不信感を抱かれた段階で、それ以降の文章に対しても信用されない可能性が考えれます。
一度「不信感」を抱かれてしまえば、その時点で以降の文章が「水の泡」になってしまうのです。
故に、信用材料を用いて裏付けが出来ないような興味材料であれば、その興味材料は提示しない方が得策です。
以上が信用材料の主な使い方になります。
行動材料の使い方
ここまで説明しました「興味材料」と「信用材料」は密接に関連しており、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
におけるアピール段階で複数の材料を使っていく事になります。
対して行動材料に関しては、アピールが完了して見込み客に購買意欲が湧き上がった段階で「のみ」使う為、必然的に「売り込み」の段階で活用していく形です。
購入意欲が見込み客の中に出てきていない段階では、いくら強い行動材料を出しても、見込み客にとっては「ただの押し売り」にしか聞こえず、大きな反感を抱かれてしまう可能性があります。
そんな反感が、記事からの離脱や、購入率の低下に直結してしまうわけです。
だからこそ行動材料は、決して、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
の段階では安易に使ってはならないという事です。
まとめ:アフィリエイトする情報商材の「材料」の使い方
一旦この辺りで本講義をまとめていきましょう。
当講義では、情報商材をアフィリエイトする為のレビュー記事を書くにあたり、その内容である「材料」に関して講義をいたしました。
そんな材料とは、
・興味材料
・信用材料
・行動材料
の3つであると解説させて頂いた次第です。
いよいよ次回の『情報商材レビュー記事の書き方講座』では、本講義で洗い出した「材料」を基に、レビュー記事の執筆・ライティングに入っていきます。
2桁台の購入率を叩き出すべくレビュー記事の仕上げに入っていきましょう。
それでは次の講義でお待ちしております。
シュガー。
購入率2桁台を超える情報商材レビュー記事の書き方講座、目次一覧
2.材料の洗い出しと使い方(当記事)