当講義で解説するブログのSEO対策は、ブログにアクセスが来た後の段階でのSEO対策になります。
要するに、見込み客が「ブログの記事を読み始める際」に対して施すべきSEO対策です。
もしかすると、「既にブログを読んでいるのであれば、SEOの目的を果たせたのでは?」と思うかもしれません。
ただ、検索エンジンからアクセスを集め続ける為には、検索結果の上位であり続ける必要がありますので、その為に、ブログに見込み客がアクセスした「後」の対策が欠かせなくなってきます。
そして、その検索エンジンが下している「検索順位」は常に「変動」しているからこそ、常に上位をキープし続ける為のSEO対策が必要であり、その対策こそが、
・見込み客に記事を最後まで読んでもらう
・見込み客に他の記事も読んでもらう
という事になります。
なぜなら、「記事を最後まで精読しているか」「別の記事も読むほどに満足感を得ているか」というのが、検索エンジンが下す評価の重要な指標になっているからです。
だからこそ、上記2つが実現する事によって、ブログが検索エンジンから高評価を受け、検索順位の変動があっても上位を維持し続けられる可能性が高まっていきます。
そして、検索結果での上位表示の維持が出来る事によって、継続的なアクセスをブログに呼び込み続けられるという事です。
ですので、
・見込み客に記事を最後まで読んでもらう
・見込み客に他の記事も読んでもらう
という事を実現して、検索結果の上位を維持し続ける為には、見込み客がブログにアクセスして来た「後」も非常に重要になってくるわけです。
本講義では、検索結果の上位を維持し続ける為に欠かせない、上記2つを実現すべく「記事本文」に関してのSEO対策を解説していきます。
ただ、記事本文のSEO対策は膨大になりますので、今回のSEO対策講座では、その中でも最初の一歩である「冒頭文」に焦点を当て「見込み客に記事を最後まで読んでもらう」為に必要な講義をしていきたいと思います。
冒頭文で見込み客に対して「記事を読む動機付け」が出来るかどうかが、「記事を最後まで精読しているか」「別の記事も読むほどに満足感を得ているか」という検索エンジンの評価を大きく左右し、上位表示を実現出来るかどうかの大きな「差」に変わっていくのです。
その為、非常に重要な講義となりますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。
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当講義の内容は、既に「狙うべきキーワード」が決まっている状況を前提に、解説を進めております。
ですので、当講義以前の「SEO対策講座」で開設した内容に目を通しておいて頂けると、より当講義の理解が深まるはずです。
前回以前のSEO対策講座で講義した内容は、下記のリンクから閲覧が可能ですので、併せてご覧になってみて下さい。
SEOにおいて、記事を読むべき動機付けをさせる必要性
見込み客がブログにアクセスした段階では、いくら検索エンジンからブログ記事にアクセスを呼び込めたからと言っても、「飛ばし読み」「流し読み」をされる可能性が決して0ではありません。
むしろ、記事の冒頭文で、「記事を読むべき動機付け」をさせなければ、「飛ばし読み」や「流し読み」をされてしまう事が十分に考えられます。
ブログに訪問した時点における見込み客の心理状態としては、決して記事全文を読もうという心理ではなく、読むかどうかの判断段階と想定出来るからです。
そもそも検索エンジンを使って調べ物をするユーザー(見込み客)の目的は、あくまでも「早く」調べたいからこそ、本から探したり人に聞いたりせず、検索エンジンを利用していると考えられます。
だからこそ、「早く」悩みや知りたい事を解決する為には、最も有益な情報を提供しているブログやサイト「だけ」をしっかりと読み込みたいと思うわけです。
故に、悩みや知りたい事を解決出来そうもない記事を、あえて読む人はほぼ「いない」と考えられます。
つまり、見込み客は最初から記事内容の全てをしっかり読み込もうとは思っていないと考えて間違いありません。
前述の通り、最後までしっかりと読まれる事が、検索エンジンからの高評価に繋がります。
しかしながら、最後まで記事を精読されなかった場合は、検索エンジンから有益な情報を提供していないと判断され、低い評価を下されてしまう事になります。
結果として、せっかく検索エンジンの上位表示をしてブログにアクセスを呼び込めても、しっかり最後まで読まれない事により検索エンジンの評価を下げてしまえば、すぐに検索エンジンの順位が下がってしまうのです。
つまり、一時的に上位表示が出来ても、すぐに上位表示が取り消されてしまうという事です。
これが検索結果の順位が変動する仕組みの一部になります。
このような仕組みがあるからこそ、既にライバルが居る複合キーワードでも、当ブログで解説しているSEO対策をしっかり行えば、最初は低かった順位を「逆転」し、徐々に上位表示を狙えるようになるわけです。
そして、より多くのアクセスをブログに集める事が出来るようになるのです。
その為にも特に重要となるのが、記事の冒頭文で見込み客に「読むべき動機付け」をするという事になります。
前述の通り、ブログに訪問した時点における見込み客は、記事全文を読もうとしているのではなく、まずは読むかどうかの判断をしていると想定出来るからです。
だからこそ冒頭文の段階で、見込み客に対して「記事を読む理由=動機」を認識させる事が、記事を最後まで読ませる為の第一歩になるわけです。
読む動機付けをさせるポイント
ここまでは、記事を最後まで精読させる事の重要性についてと、その為には「記事を読む動機付け」を冒頭段階でさせる必要性について解説いたしました。
ここからは本題として、見込み客に「この記事は読む価値がある」と認識させるべくポイントを掘り下げて解説していきたいと思います。
そのポイントが下記3点です。
- 1.記事タイトルと関連させて、記事内には何が書かれているかを率直に提示する
- 2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
- 3.可能な限りキーワードを含める
それでは早速、1つずつ解説させて頂きます。
1.記事タイトルと関連させて、記事内には何が書かれているかを率直に提示する
1つの確実な事実として、見込み客が検索エンジンを経由してブログ記事に訪れる際には、必ず記事タイトルを見てから訪問しているという事があります。
そもそも検索エンジンにおける検索結果一覧では、各ブログやサイトの記事タイトルが列挙されているおり、見込み客はその記事タイトルをクリックしなければ、記事があるブログやサイトを訪れる事が出来ないからです。
故に、記事を開いた段階の見込み客は、記事前文を読むほど興味は抱いていない可能性があるものの、少なくとも記事タイトルには興味を抱いていると考えられます。
そこで、記事における冒頭文の段階で「読むべき動機付け」を見込み客にさせる為に効率的な手段としては、記事タイトルを掘り下げて、どんな記事内容かを率直に伝えるという事が挙げられます。
見込み客は「すぐに」情報を得たいからこそ検索エンジンを使って調べているわけですから、求めている情報が「あるのか」「無いのか」を、まずは率直に知りたがっているからです。
現段階で興味を持っている可能性が高いものは記事タイトルである為、記事タイトルを「無視」した形で冒頭文を構成する事は、見込み客としては記事への興味を損なう可能性がああります。
よって、記事タイトルに興味を持っている以上、記事タイトルを掘り下げ、記事内容がどんなものかを率直に提示する事が、見込み客に「記事を読む動機付け」をさせる近道と言えるのです。
解説の事例は、全てのポイントを含めた上で後程示していきますので、まずは2つ目のポイントを先に解説させて頂きます。
2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
見込み客は少なからず、検索エンジンを使った調べ物の先に、何らかの「目的」「目標」があると考えられます。
言わば、「どうなりたいのか」という理想であり、見込み客にとってのメリットです。
アフィリエイト関連のキーワードを検索する見込み客は、大抵の場合はアフィリエイトで稼ぎたいという願望があると思われます。
決してその中で「ダイエットをして痩せたい」「異性にモテたい」と考える見込み客が0というわけではありません。
ですが、率直に求めている情報は、「アフィリエイト」というキーワードを使っている限り、アフィリエイトで稼ぐ事であると考えられます。
故に、冒頭文の段階において「読むべき動機付け」を見込み客にさせる為には、前述の『1.記事タイトルと関連させて、記事内には何がかかれているかを率直に提示する』という事を踏まえつつ、可能な限りで構いませんので、見込み客の願望達成に繋がるようなイメージを与える事が理想になります。
3.可能な限りキーワードを含める
見込み客自身が自らの手でキーワードを入力して検索している以上、その入力したキーワード自体には、率直に興味を示す可能性が非常に高くなります。
興味に繋がる事で、記事を読んでいく動機付けに繋がっていくようになるわけです。
また、記事タイトルに含めた複合キーワードが記事中の文章に含まれている方が検索エンジンの評価が高まる傾向にある為、可能な限り、タイトルと同じ複合キーワードを含めていく事を推奨いたします。
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キーワード選定に関しては、下記の講義にて掘り下げて解説しておりますので、併せてご覧頂ければ幸いです。
以上、
1.記事タイトルと関連させて、記事内には何がかかれているかを率直に提示する
2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
3.可能な限りキーワードを含める
という3つを解説しましたが、ここで上記3点を踏まえた上で例を挙げてみたいと思います。
SEO対策:「読む動機付け」の解説事例
例として「アフィリエイト 初心者 月10万」という複合キーワードで記事を書く場合について考えてみましょう。
仮に記事タイトルを「私がアフィリエイトで初心者の頃に月10万稼いだ3つの方法」とします。
少なくとも、この記事タイトルに興味を持ったと想定される見込み客の人物像は、
・アフィリエイトに興味があり、これから始める
・既にアフィリエイトを始めているが、稼げておらず、自身を初心者層と自覚している
・アフィリエイトを始めたばかりの初心者
というパターンが想定出来ます。
その他にも、記事ネタを探している同業のアフィリエイターや起業家という可能性もありますが、その場合はそもそも記事を参考にする目的と想定出来るので、最後まで「飛ばし読み」「流し読み」をせずに読まれる可能性が高いです。
故に、同業者に対しての配慮はせずに、上記3パターンのみを想定して、「読む動機付け」を与える適切な冒頭文を考えてきます。
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「私がアフィリエイトで初心者の頃に月10万稼いだ3つの方法」
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●●(ハンドルネーム)です。
この記事では、私自身がアフィリエイト始めたばかりの初心者だった時代に、約3カ月ほどで月10万の収入を得るまでに行った方法を、3つ紹介したいと思います。
当時の私は、アフィリエイトの事を知ったばかりの初心者だった事もあり、特に月10万を稼ぐ為の知識もスキルも持っていないような状況でした。
そのような状況から約3カ月ほどの期間で月収10万を達成した方法を、当記事で3つ紹介しておりますので、最後までお付き合い頂ければと思います。
それでは早速参りましょう。
・・・以下、本題に入ってきます。
以上が、
複合キーワード:「アフィリエイト 初心者 月10万」
記事タイトル :「私がアフィリエイトで初心者の頃に月10万稼いだ3つの方法」
という設定に対する冒頭文の例になります。
上記の冒頭文例では、
1.記事タイトルと関連させて、記事内には何が書かれているかを率直に提示する
2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
3.可能な限りキーワードを含める
を満たしながら、冒頭文に目を通した見込み客に、記事を読ませる動機付けをさせています。
ポイントとなる部分を細かく見ていきましょう。
※上記1~3の何が該当しているか分かるように、(1)や(2)などのように()で数字を記載しております。
まず最初の一文で、
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この記事では、私自身がアフィリエイト始めたばかりの初心者だった時代に、約3カ月ほどで月10万の収入を得るまでに行った方法を、3つ紹介したいと思います。
と記し、記事タイトルを掘り下げつつ、「アフィリエイト 初心者 月10万」という複合キーワードを自然な形で含めています。(1と3)
続いて、
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当時の私は、アフィリエイトの事を知ったばかりの初心者だった事もあり、特に月10万を稼ぐ為の知識もスキルも持っていないような状況でした。
そのような状況から約3カ月ほどの期間で月収10万を達成した方法を、当記事で3つ紹介しておりますので、最後までお付き合い頂ければと思います。
という文章では、ここでも「アフィリエイト 初心者 月10万」という複合キーワードを含めつつ、記事内容で見込み客がどうなるのかというメリットに繋がるイメージを与えておりました。(2と3)
ここまで示した文例は、先ほど挙げた「読む動機付け」をさせるべく1~3のポイントを押さえた事例でした。
SEO対策が不適切な、「読む動機付け」を出来ていない文例
逆に比較対象として、「読む動機付け」を出来ていない文例を1つ挙げる事で、どれほど記事を読む動機付けが重要かを「客観的」に理解して頂きたいと思います。
仮に、あなたが「アフィリエイト 初心者 月10万」という複合キーワードで検索し、検索結果から「私がアフィリエイトで初心者の頃に月10万稼いだ3つの方法」という記事タイトルのブログ記事をクリックして読もうとしたとします。
その際に、いざ読もうとした記事が、下記のような冒頭文だったらいかがでしょうか。
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昨日は小学校6年になったばかりの息子がサッカーの試合だった為、応援にいきました。
雨と強風の中、コンディションは決して良くなかったのですが、頑張っていて感動しました。
さて、この記事ではアフィリエイトについて書いていきます。
少なからず、記事タイトルと冒頭文の「乖離」に「違和感」を覚えませんでしょうか。
全く記事タイトルやキーワードと無関係な話が飛び出しており、興味を持っている「アフィリエイト 初心者 月10万」というキーワードが出てこない事から、この冒頭文を読んで見込み客は、このまま記事を読み進めようとは思われないと考えられます。
そもそも見込み客は、「早く」「すぐに」検索したキーワードに対する「答え」を知りたがっている為、その「答え」が「無さそう」と判断した時点で、その記事を閉じて別のブログやサイトを探し始めると考えられるからです。
故に、冒頭文では決して気を抜かず、先ほど示した例文のように、
1.記事タイトルと関連させて、記事内には何が書かれているかを率直に提示する
2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
3.可能な限りキーワードを含める
を満たす冒頭文を意識するようにして下さい。
総括:ブログ記事内SEO対策3.読むべき動機付け
今回の講義では、検索エンジンの評価を上げて上位表示を「維持」する為に、
1.記事タイトルと関連させて、記事内には何が書かれているかを率直に提示する
2.その記事から得られる情報で見込み客がどうなるのかをイメージさせる
3.可能な限りキーワードを含める
を満たす冒頭文を構成し、見込み客に「読む動機付け」をさせる内容を解説してきました。
この辺りの冒頭文におけるSEO対策は、ほとんどのアフィリエイターや起業家が出来ていない傾向にあります。
結果、一時的にはアクセスを呼び込めるものの、「飛ばし読み」や「流し読み」をされた挙句、検索エンジンからの評価が下がり、それに伴いどんどん順位が下がる事は避けられません。
そしてアクセスが激減し、比例して収入も低下するようになっている傾向が多いのです。
多くのアフィリエイターや起業家が参考にしてきた多くのネットの情報や情報商材では、ここで取り上げるような冒頭文における重要なSEO対策を扱っていない為、上記のような結果に至っている人が多くいると推測されます。
当ブログで公開しているSEO対策では、決して一時的な上位表位ではなく、一度上位表示をしたら決してその地位は譲らないようなSEO対策を講じていきますので、安定したアクセスを呼び込む事が可能です。
また、運営歴が短い内はどうしてもライバル達に勝てない場合もありますが、
・最後まで飛ばされずにしっかり読まれる
・PV数を高める
というSEO対策を徹底していく事で、ライバル達のブログやサイトを「逆転」して、検索結果の上位に食い込む事が十分に出来るようになります。
ですので、しっかりと当ブログで提唱しているSEO対策を実践すれば、長期的に安定した「集客数」を出せるようになり、それがそのまま収入の安定にも直結していくわけです。
本講義は記事における「冒頭文」のSEO対策でしたが、次回以降のSEO対策講座では、冒頭文以降の本文(本題)にSEO対策を行っていく講義を展開しております。
本文(本題)でも適切なSEO対策を行う事で、検索エンジンの重要な評価指標である、
・最後まで飛ばされずにしっかり読まれる
・PV数を高める
という事を実現出来る可能性が格段に高まり、より多くの記事を検索結果の上位に表示させる事が可能となってきます。
その結果、多くのアクセスをブログに集められるようになってくるわけです。
ぜひ併せて、下記のリンクから他のSEO対策講座もご覧になってみて下さい。
シュガー。