シュガーです。

今回は、メルマガ登録時に配布して登録率(オプトイン率)を引き上げる事が可能な「無料コンテンツ=無料レポート」の作り方について解説していきます。

見込み客に「欲しい!」と思わせる無料レポートを作る為に、有料で提供するもの(特典や情報商材)との違い、線引きという根本的な部分から掘り下げていく次第です。

1つの無料レポートだけでも、オプトイン率を大きく高めて、メルマガ読者数を飛躍的に増やしていく事が可能です。

そんな無料レポートを作る為の講義になりますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

無料レポートと有料の特典や情報商材との違い、線引き

まずは、

「そもそも、どこまでを無料で提供すれば良いのか?」

という範囲の話を明確にしておきましょう。

極端な話が、どんな情報を無料コンテンツとして提供しようが、それは情報発信者の「自由」です。

ただ、それでは迷いが生じて、作業が進みにくくなる事も事実ではないかと思います。

そこでまずは、無料で提供する場合と、特典や情報商材として有料で提供する場合の線引きについて触れる事で、無料提供に適した情報を明らかにしていきます。

端的に答えを示すと、

「見込み客の多くが率直に価値を感じる情報」

が無料提供に向いている情報で、

「価値の認識に段階を踏む必要がある情報」
「一部の見込み客のみが価値を感じる情報」

が、特典や独自商材など有料での提供に適した情報です。

この有料での提供に適した情報は、「限られた範囲」の見込み客にしか価値が見いだせない可能性があります。

言い換えれば、多くの見込み客にとっては率直に「満足感」を得られない可能性が高いという事です。

ただ、特典などの「有料」での提供であれば、その情報を求めている人「のみ」に提供する形に出来る為、「無料」ではなく「有料」での提供に向いているわけです。

しかし、この有料提供に向いている、

「価値の認識に段階を踏む必要がある情報」
「一部の見込み客のみが価値を感じる情報」

という情報は、多くの見込み客に提供する事が前提となる無料提供には適していません。

なぜなら、数多くの見込み客が目にする無料コンテンツであるにも関わらず、上記2つの要素を持つ情報は、多くの見込み客が率直に価値を感じられる情報ではないからです。

つまり多くの見込み客にとって「満足感」を得られない可能性が高いからこそ、

「価値の認識に段階を踏む必要がある情報」
「一部の見込み客のみが価値を感じる情報」

は無料提供には不向きであり、

「見込み客の多くが率直に価値を感じる情報」

こそが、情報提供後に「満足感」を感じてもらい、メルマガでアフィリエイトする商材の「購入率」「リピート回数」を高める要因に成り得る為、無料で提供する情報として「適切」になります。

以上が、無料レポートを作る際の、無料と有料で提供する「境界線」の話でした。

無料レポートのネタ

続いては、無料レポートの「ネタ」について解説していきます。

「無料」である以上、有料の情報商材レベルのコンテンツを作らなくても問題はありません。

実際、見込み客の多くも「無料」という事を踏まえて、ある程度は気軽に構えて情報を受け取る心境でいます。

ただそこで、無料であっても、

「有料レベルの情報」
「お金を払っても良い情報」

と、見込み客が感じられるようなコンテンツを提供する事で、見込み客に対して一気に「満足感」を与え、その時点で「信頼」「好意」をそれなりに獲得していく事が可能です。

無料コンテンツは基本的にメルマガの1通目に配布する為、メルマガ開始序盤の段階で、既に「信頼」「好意」を得られるという事になります。

それがアフィリエイトする商材の「購入率」「リピート購入回数」を跳ね上げる要因になる為、早い段階での収入へと繋がってくるわけです。

しかしながら、提供する無料レポートが、

「よくある普通の無料レポート」
「あぁ、この程度の情報ね」

というような、見込み客に「満足感」を与えられない内容であれば、収入面で見ると単なるデメリットでしかありません。

なぜなら、無料コンテンツ提供後のメルマガ自体が、もう読まれなくなる可能性があるからです。

そのような「満足感」を与えられないような無料レポートであれば、以上のように「逆効果」になる為、提供は断念した方が良いです。

その上で、見込み客に

「有料レベルの情報」
「お金を払っても良い情報」

と思わせられるレベルの無料レポートを作る為の「ネタ」をどう考えるかを講義していきます。

ネタの探し方としては『リサーチ』で得た、見込み客が、

・何に悩んでいるのか
・何を知りたがっているのか
・どうなりたいのか

という要素を前提に、前述の

「見込み客の多くが率直に価値を感じる情報」

を基にネタを考えていきます。

(リサーチに関して詳しく解説している講義は下記にございますので、併せてご覧になってみて下さい。)

ネタ元としては、

・無料レポートスタンド
・参入市場のライバルが運営しているブログやメルマガ

が推奨出来る探し場所です。

ライバルが運営しているブログやメルマガは、検索エンジンで参入市場内で売れている情報商材を「商材名+レビュー」などのキーワードで検索していき、上位1ページ目に表示されている媒体から探していく事が有効です。

実際に検索エンジンの上位に表示されているという事は、有益な情報を提供していると検索エンジンが「認めている」からこそ、そのブログを介して提供している無料レポートも、相応のレベルである可能性が高いからです。

同様に、「商材名+レビュー」のキーワード以外にも、参入市場に関するキーワードで上位表示を果たしているブログは、十分に参考する価値があります。

無料レポートスタンドは、アフィリエイターが他者の無料レポートを紹介してメールアドレスを獲得出来る機能がある為、レポート発行者以外もレポートを紹介しています。

故に、ブログやメルマガの中で、自分のレポートだけではなく、他者のレポートも多く紹介している為、多くの見込み客がそれらのレポートを目にした事がある可能性が考えられるのです。

つまり、無料レポートスタンドに登録されているレポートのレベルは「最低限」超えなければ、

「よくある普通の無料レポート」
「あぁ、この程度の情報ね」

と見込み客に思われてしまう可能性があるという事です。

言い換えれば、無料レポートスタンドのレベルを超える事が、見込み客に対して

「有料レベルの情報」
「お金を払っても良い情報」

と感じてもらえる「最低限」の基準と考えて頂いて問題ありません。

その上で一歩上にいく為には、同市場のライバルのブログなどで配布されている無料コンテンツの内容さえも超える事が出来れば、さらに良い無料コンテンツが作成出来ます。

少なくとも、ライバルのブログやメルマガを探す場合には、検索エンジンで上位表示をされているブログから探せば、必然的に見込み客がそれらの媒体を目にする可能性が高くなります。

つまり、参考媒体が提供している無料コンテンツを超えるレベルのものを提供出来れば、自然と見込み客からは、

「よくある普通の無料レポート」
「あぁ、この程度の情報ね」

とは思われず、逆に

「有料レベルの情報」
「お金を払っても良い情報」

と感じてもらえる可能性が非常に高くなるわけです。

故に、

・無料レポートスタンド
・参入市場のライバルが運営しているブログやメルマガ

にある無料レポートを超えられるようなものを意識するようにして下さい。

多くの無料レポートを組み合わせたりして、今までに無いと感じられるものを作るようにすれば、既存の無料コンテンツを超えるものが自然と出来上がっていくようになります。

ネタの材料としては、無料レポートスタンドや参考媒体に加え、有料の情報商材やネット上のブログ記事、情報発信テーマと関連する書籍など、あらゆるものを加えていって構いません。

もちろん、そのままコピペする行為は著作権法に違反する為NGですが、自身の言葉でコンテンツにする事は何ら問題ではないからです。

少なくとも、既存の有料情報商材であろうが、無料コンテンツであろうが、書籍であろうが、0から生まれているものは1つとして存在しません。

意識的か無意識的のいずれにしても、必ず何らかの影響を受けているからこそ、様々な発想が生まれているからです。

故に、参考にして自身の言葉でまとめ上げる分には何の問題もない上に、誰しもが自然と行っている行為になります。

以上、参考にしていただければ幸いです。

無料レポートの形式

無料レポートのネタが決まれば、次はどのような「形式」で作るかを判断してきましょう。

内容の形式としては、

・教材形式
・ストーリー形式

が挙げられます。

教材形式は、有料情報商材のような形で、特に実績が無くても作れるようなものです。

例えば、ネットビジネス、アフィリエイト関係の情報発信をするのであれば、当ブログの内容を参考にして無料レポートを作る事も出来ます。

当ブログの一部分を切り取り、自身の言葉で書いていくだけでも、下記のようなものを作る事が可能です。

「成約率20%を出す商品レビュー記事の書き方」
「実績0から情報商材アフィリエイトで成功するテクニック」

など、上記のように「目指す」という形で表現すれば、実績が無くても、大いに満足感を与えられる無料レポートを幾らでも生み出せます。

実績があれば、実績の提示と共に、

「成約率20%を達成している商品レビュー記事の書き方」

と、実績を出している形で表現すれば、より見込みの興味を引き出せるようになっていきます。

対してストーリー形式は、無料レポートスタンドやネット上のブログやメルマガなどで配られている

・経験面での実績
・成果面での実績

を基に語られるコンテンツです。

「月間100万アクセスを集めた方法」
「ツイッターで5万フォロワーを獲得した方法」
「成約率10%を維持している情報商材レビュー記事の作成方法」

などのように、無料レポートスタンドを見ると幾つも事例があるので、参考にしてみて下さい。

ただ、ストーリー形式と言っても物語とは異なり、あくまでも、上記の実績に至った経緯などを特質してまとめたものです。

対して実績が無い場合は、必然的に教材形式の方が作りやすいと思います。

無料レポートを作る際の「媒体」

無料レポートの媒体としては、

・テキスト
・音声
・動画

の3パターンがあり、音声と動画は話すだけの構成であれば作りやすいですが、見込み客に、

「まとまりがない」
「復習しにくい」

という印象を与えがちになるというデメリットがあります。

余程トークに自信があれば、音声と動画はプラスになる事もありますが、そうでない場合は、PDFに落とし込むテキスト形式でコピーライティングを駆使して「満足感」を与える方が賢明です。

まとめ:無料レポートの作り方

以上、無料コンテンツの大まかな作り方を紹介してきましたが、何度か触れている通り、見込み客に、

「よくある普通の無料レポート」
「あぁ、この程度の情報ね」

と思われるような無料コンテンツであれば、あえて配布しない形を推奨します。

無料コンテンツを配る際は、

「有料レベルの情報」
「お金を払っても良い情報」

と見込み客に思われなければ、「満足感」を与えられず、無料レポート配布後のメルマガが読まれなくなる可能性があるからです。

逆に大きな「満足感」を与えられれば、その段階から「信頼」「好意」を得られ、アフィリエイトする商材の「購入率」「リピート購入回数」を高められるので、早い段階でのまとまった収入に繋がる為、無料レポートの配布は大きなメリットもあります。

故に、ハイリスク・ハイリターンな戦略ですので、無料レポートの配布は慎重に考えた方が良いでしょう。

決して、無料レポートを配布しなければメルマガ読者を集められないわけではありません。

ブログに投稿する1つ1つの記事で見込み客の「満足感」を大いに高めていれば、

「この人の情報をもっと欲しい」

と感じて頂き、見込み客が自らメールアドレスを差し出してメルマガ登録をしてくれる可能性が十分にあるからです。

そのような読者さんは、最初から「積極的」にメルマガを読んでくれるような読者さんですので、アフィリエイトする商材の「購入率」「リピート購入回数」が高まる可能性も引き上げられるわけです。

ですので、価値ある無料レポートを作成出来ない場合は、無理に無料レポートを提供する必要はありません。

満足感を与えられるレポートを作成するにあたり、経験値が少ない内はそれなりの時間がかかってしまう事が想定されますので、最初の内は無料レポートの配布は無しでメルマガを運営し、後々、経験値の高まりに応じて無料レポートの配布を行う形に切り替える戦略でも良いかと思います。

補足:無料レポートの記事化

無料レポートの内容ですが、その文章をブログ記事に併用する事も推奨しておりました。

全てとは言わないまでも、一部分を切り取り、1つ1つの記事にするわけです。

当講義でお伝えした通り、無料レポートの内容は見込み客に大きな「満足感」を与えられるもの「のみ」を作っていくべきものになります。

故に、無料コンテンツの文章自体が「満足感」を見込み客に与えられるものになっている為、無料コンテンツの一部を記事化したものを目次記事に掲載し、それを見込み客が読めば大きな「満足感」を与えられるメリットがあるのです。

その「満足感」が、初見の見込み客に対してのオプトイン率向上、メルマガ登録を済ませている見込み客に対しては「信頼」「好意」を与えて後のアフィリエイトする商材の「購入率」「リピート購入回数」を高める要因になっていくわけです。

また、無料レポートの一部を複数の記事にする事により、必然的にブログに投稿される記事数が増加します。

ブログの記事数が増える事により、検索エンジンからの評価が高まり、SEO的にも有利に働くというメリットも生じる事になるのです。

以上、無料レポートの一部を記事化するメリットは下記のようにまとめる事が出来ます。

・目次記事に掲載し、見込み客の「満足感」を高める事が出来る
→オプトイン率の上昇
→「信頼」「好意」を高めアフィリエイトする商材の「購入率」「リピート購入回数」を跳ね上げる

・ブログの記事数が増加してSEO的に有利になり「集客数」を高める要因になる

これらのメリットに対し、特にデメリットは見受けられません。

故に、無料コンテンツを作成するにあたり、無料コンテンツの一部を記事化する事を推奨いた次第です。

※記事にする際のSEO対策などは下記に用意しているSEO対策講座の方を参照下さい。

>SEO対策講座の目次はこちらから

以上が本講義「無料レポートの作り方」に関してのまとめと補足解説でした。

当ブログでは、

・SEO対策講座
・DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)講座
・情報商材レビュー記事の書き方講座

をはじめ、ネットビジネス、アフィリエイトで生計を立てるべく講座を幾つも用意しております。

ぜひ下記の目次から、あなたが気になる記事も併せてご覧になってみて下さい。

>ブログの目次はこちらから

それでは別の講義の方でお待ちしております。

シュガー。