シュガーです。

今回は被リンクを使ったSEO対策に関しての講義になります。

被リンクとは、SEO対策をしているブログに「別のサイトやブログ」からリンクを貼ってもらう事を意味し、いわゆる「外部SEO対策」と定義されています。

キーワード選定やブログ記事の最適化のような「内部SEO対策」とは「真逆」となるSEO対策が、この被リンクによるSEO対策です。

そんな被リンクですが、内部SEO対策だけでは勝てないライバルにも十分に勝てるようになる可能性があるSEO対策になります。

内部SEO対策に加えて実践する事により、より多くのアクセスをブログに集めて収入増加への「きっかけ」にする事が可能ですので、ぜひ最後までお読み頂きたく思います。

それでは早速、講義に入っていきましょう。

被リンクの本質。なぜSEO対策として効果があるのか?

被リンクに対しては、効果があると言われる反面、

「昔は効果があったものの、今はSEO対策の効果はない」
「自分で行うとペナルティを受けて逆効果になってしまう」

という意見も決して少なくありません。

ただ、被リンクの仕組み・本質を理解すれば、適切な被リンクは今でもSEO対策として十分な効果を発揮する事がお分かり頂けると思います。

被リンクによるSEO対策は、第三者から推薦される事によって有益性の証明に繋がるから効果がある

まず、検索エンジンの目的はユーザー(見込み客)に対して「有益な情報を提供する事」に他なりません。

その為に、有益な情報を提供しているブログやサイトを検索結果の上位に表示させているわけです。

どのようなブログやサイトを上位に表示するかの指標は

・運営歴
・精読率
・PV数(読まれた記事数)

などもありますが、これらは全て有益な情報を提供している目安になります。

有益な情報を提供しているかどうかの判断材料は他にも、第三者から「推薦」「紹介」されているかどうかも関わってきます。

つまり、他者に扱われている(推薦、紹介される)という事は、有益な情報を提供しているブログやサイトと判断する事が出来るわけです。

その「推薦」や「紹介」こそが、被リンクになるわけです。

書いた記事に対して、それを読んだ第三者が「役に立つ情報」「有益な情報」だと思ったからこそ、その第三者が自身のブログやサイトでリンクを貼って紹介してくれるようになります。

いわば、「この記事に●●の事が詳しく書いてありますよ」と「推薦」してくれたわけです。

これこそが、その記事が有益な情報を提供しているという証明になるという事であり、被リンクの「本質」になります。

基本的に自身の媒体以外からリンクを貼られる事によって「推薦」「紹介」というSEO効果があり、検索エンジンから有益な情報を提供していると評価を受けます。

しかし、リンクを貼ってくれている、いわゆる「リンク元」によっては、SEO効果がなく、検索エンジンからの評価アップには繋がらないケースがあるので注意が必要です。

推薦効果によるSEO効果が「無い」リンク元

そのようなSEO効果が無いリンク元の例として、以下は被リンク効果はありません。

・Yahoo知恵袋
・Twitter
・Facebook
・Youtube
・アメブロの記事内以外(※)

(※)アメブロに関してはサイドバーやメニューバー、フッターなど、記事内ではない箇所からのリンクは被リンクとしてカウントされないようです。

別のブログやサイトから貼られているリンクは被リンクとして「推薦」「紹介」されているとみなされ、検索エンジンからの評価を上げる働きがありますが、上記のようなSNSを含む媒体からは「推薦」「紹介」されているとはカウントされないわけです。

また、上記のような媒体ではなく、無料ブログやワードプレスと言った一般的なブログやサイトであっても、そのリンク元のコンテンツ量と質が少ない場合も、検索エンジンからの評価を上げない傾向にあります。

リンク元のコンテンツ量(記事の量や1記事当たりの文章量)とコンテンツの質が乏しいという事は、推薦・紹介している人がそれほどの実力ではないという認識を検索エンジンからされてしまうわけです。

現実社会で例えるなら、権威ある人が推薦する場合と、全く無名の人が推薦する場合とでは、推薦される人の評価が大きく異なるイメージです。

お笑いで言うならば、

・松本人志や明石家さんま、ビートたけしが「コイツ面白い」と推薦、紹介する芸人A
・まだデビューして3ヵ月の若手芸人が、「俺の同期で面白いヤツいるんですよ」と推薦、紹介する芸人B

であれば、権威ある松本人志や明石家さんま、ビートたけしに推薦された芸人Aの方が、客観的に見て評価が高いと考えてしまうのではないかと思います。

ネットにおける権威は、コンテンツ=記事の量と質でしか図りようがありません。

そこで、リンク元のブログのコンテンツ量と質が良くなければ、いくらリンクを貼って推薦しようとも、評価を受けられないというわけです。

以上、被リンクとして有効にSEO効果があるとカウントされるのは、「それなりの運営歴で、コンテンツ量と質が伴っているブログやサイト」になります。

被リンクの本質は、第三者からの「推薦」「紹介」である以上、推薦者・紹介者の質によって、SEO効果が大きく左右されてしまうわけです。

とは言え、自分のブログやサイトを見た第三者が「自分の知らないところでリンクを貼ってくれる」わけですから、リンク元の質に関しては自分でどうにか出来る事ではありません。

絶対的な対策としては、1人でも多くの人から被リンクを受けられるように、自身のブログやサイトのコンテンツ量と質を高める事です。

また、もう1つの対策として、自身で別の媒体を運営して被リンクを送ったり、第三者(クライアントやビジネスパートナーなど)に被リンクを依頼する方法があります。

これに関しては、注意点・コツが幾つかあり、それなりに説明量がある為、後ほど詳細に解説させて頂く次第です。

SEO効果とは別の、検索エンジンの認知によるインデックス促進効果

検索エンジンの検索結果に表示される為には、まず検索エンジンから運営しているブログやサイトがインデックスされる必要があります。

ここで言うインデックスは「登録」を意味し、検索エンジンに「認知」された後、有益な情報を提供していると判断されれば、ひとまず登録=インデックスされるというわけです。

その上で、有益な情報を提供していると考えられる順に、上位から表示されていくようになります。

つまり、検索上位を目指す上では、まずは検索エンジンに自身のブログやサイトを「認知」してもらう必要があるという事です。

そして、その認知される為には検索エンジンから自身のブログやサイトが存在を知ってもらう必要があります。

自身のブログやサイトの存在を知ってもらう「きっかけ」こそが、既にインデックスされている別の媒体から「リンクを貼られる事」になります。

検索エンジンはインデックスされているブログやサイト上で「貼られているリンク」も辿っていく為、リンクを貼られる事によって検索エンジンに存在を認知される「きっかけ」になるわけです。

ここで言う媒体は、先ほど挙げた、SEO効果が無いとして紹介した下記のようなリンク元でも構いません。

被リンクによる有益性の証明ではなく、とにかく検索エンジンに自身のブログやサイトの存在を知ってもらう事が目的であるからです。

・Yahoo知恵袋
・Twitter
・Facebook
・Youtube
・アメブロの記事内以外

上記のリンク元以外にも、インデックスされているブログやサイトであれば、それほど運営歴が無い場合であっても、検索エンジンに自身のブログやサイトの存在を知ってもらう事に繋がっていきます。

もちろん、これは被リンクによる「推薦」「紹介」というようなSEO効果では無い為、検索順位にさほど影響はありません。

ですが、ワードプレスなど独自ドメインでブログやサイトを立ち上げてしばらくは、なかなか検索エンジンからインデックスされません。

それは、検索エンジンが立ち上げたばかりのブログやサイトの存在を認知していないからです。

ですが、運営開始初期の段階であっても、既にインデックスされているブログやサイトをはじめ、あらゆる媒体からリンクが貼られている事によって、そのリンクを辿る検索エンジンがまだインデックスしていなかったブログやサイトを「見つけて」くれるようになるわけです。

そうした流れで、早くインデックスされるようになり、より早く検索エンジンからアクセスを集められるようになる効果があります。

これは検索結果の順位とは無関係である為、SEO対策とは言いにくい部分ですが、より早くアクセスを検索エンジンから集められるようになる為、あえて取り上げて解説させて頂いた次第です。

自身で被リンク対策を行うSEO対策

基本的に被リンクは「ナチュラルリンク」と呼ばれる、第三者が自分の知らないところでリンクを貼ってくれる形が理想になります。

このナチュラルリンクの他にも、自分で運営するブログやサイトから被リンクを送るという方法もあります。

言葉は悪いですが「自作自演」というヤツですね。

ただ、自分自身で行う被リンクには

「逆に検索エンジンからペナルティを受けてしまう」

などという意見もあるようです。

もちろん、コンテンツが充実していないにも関わらず不適切なリンクを自分で大量に貼れば、ペナルティを受けて検索上位に入るどころか、圏外に飛ばされてしまう可能性があります。

そもそも検索エンジンの目的は「有益な情報の提供」であり、その為に有益性のあるブログやサイトを検索上位に表示しています。

にも関わらず、コンテンツの量と質が充実していないブログなどに自分で大量にリンクを貼ったりする行為は、検索エンジンから見れば「迷惑」な行為でしかありません。

だからこそ、圏外に飛ばされる「ペナルティ」を受けてしまうわけです。

ただ、先ほどもお伝えした被リンクの「本質」に沿ってリンクを貼る事には、全く問題ありません。

被リンク先のコンテンツ量と質が充実しており、リンク元と被リンク先と関連性があるブログやサイトであれば、リンクを貼る正当な理由があるからです。

現にこの方法で、私自身はもちろん、クライアントにも実践して頂き、効果を実証している次第です。

このように、コンテンツの量と質がしっかりと備わっているブログなどを「推薦」「紹介」してリンクを貼る行為は、検索エンジンの求めている「有益な情報の提供」という目的を後押しする行為に他なりません。

だからこそ、自分で被リンクを行う事でも、検索エンジンからの評価を高めるSEO効果が十分に発揮されるわけです。

多くのネット起業家やアフィリエイターが心配する「被リンクを自作自演するとペナルティを受ける」というのは、

・被リンク先におけるコンテンツの量と質が充実していないか
・正当な関係性が無いリンクか
・やたらと大量にリンクを貼っているか

のいずれかに該当するような、「有益な情報の提供」を目的とする検索エンジンに対しての「迷惑行為」を行った場合になります。

逆に

・被リンク先のコンテンツが充実していて、有益性のある情報を提供している
・リンク元から被リンク先を「推薦」「紹介」する関連性がある

という被リンクの方法ならば、「有益な情報の提供」するという検索エンジンの「味方」をしているだけですので、何ら問題ははく、正当な評価を受けるに値するわけです。

被リンクのSEO対策を自分で行う場合の注意点、SEO効果を高めるポイント

ここまでは、自分で被リンクを行う場合であっても、被リンク先が有益性のある情報を提供しているなど、正当な被リンクであれば、SEO効果があるという解説をさせて頂きました。

自身で被リンクを行う際に存在する注意点とSEO効果を上げるポイントが幾つかありますので、ここで掘り下げて説明したいと思います。

もし自身で被リンクを行う際には、ここで解説する内容をしっかりと盛り込む事で、ペナルティを受けずにSEO効果を高められますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。

第三者(クライアントやビジネスパートナー)が運営するブログやサイトからリンクを貼るような、依頼する場合にも同様の注意点とポイントになります。

以下が、自身で被リンクを行う際に注意点及びポイントになります。

  • 双方のコンテンツが充実している事
  • 必然性のあるリンクである事
  • アンカーテキストを最適化する事
  • 可能な限りIPアドレスを分散する事

それでは1つずつ掘り下げて解説させて頂きます。

双方のコンテンツが充実している事

先ほども何度か触れてきましたが、双方=リンク元と被リンク先が、共にコンテンツ量と質が充実している事が大前提となります。

まず被リンク先の記事数、各記事の文章量や質が伴っていない事には、被リンクを貼っても意味がありません。

「推薦」「紹介」に値しないコンテンツと判断されるだからです。

その為、そのようなブログやサイトに被リンクを貼っても、SEO効果を得られないどころか、逆に不適切な被リンクとみなされてペナルティを受ける危険性すらあります。

ペナルティを受けた結果、検索エンジンの上位に表示されるどころか、検索結果の圏外に飛ばされるしまうかもしれません。

そのような事態を防ぐ為には、被リンクを送るブログやサイトにはしっかりとした記事の量と質が伴っている事が大前提となるわけです。

ただ、具体的に何記事以上という基準はありません。

なぜなら、それはブログのテーマに大きく左右されるからです。

例えば、「古本せどりで稼ぐ」という1つに特化したテーマのブログに対して、「全ての投資手法を網羅する」という多くのテーマを扱うブログでは、明らかに後者の方が必要なコンテンツ量が膨大です。

このようにブログのテーマが異なれば、「推薦」「紹介」される価値あるブログとみなされるまでに必要な「情報量=コンテンツ量」が全く異なります。

だからこそ、被リンクを送っても問題ないという判断には「具体的な記事数」を判断基準に出来ないわけです。

そこで、被リンクを送っても問題ないという判断としては、

「そのブログやサイトの運営テーマを実現出来るだけのコンテンツ量と質が出来ているか」

を基準にする事を推奨いたします。

被リンク先にするブログやサイトに訪れた全くの素人が、テーマを実現出来るほどの記事の量と質があるかという事です。

先ほどの例で出した「古本せどりで稼ぐ」というテーマのブログであれば、せどりに関して全く知らない人であっても、せどりについて1から学んで最終的に自身の力で稼げるようになるというレベルの、記事量と質があれば良いというわけです。

「せどりとは」というような初心者向けの記事から始まり、具体的なノウハウまでを網羅出来るほどの質を伴った記事数があれば、十分に「推薦」「紹介」する正当な理由に値するからです。

また、被リンクを送るリンク元のブログやサイトもコンテンツ量と質が充実している事が必要です。

被リンク効果を得たい為だけに、無理矢理に被リンクを送っていると検索エンジンから認識される可能性があり、ペナルティを受ける対象になりかねないからです。

加えて、コンテンツ量と質が低いブログやサイトから被リンクを送っても、そのブログやサイトの検索エンジンからの評価が低ければ、「推薦」「紹介」の力が弱くなってしまいます。

評価されていないブログやサイトから、いくら推薦されようとも、推薦される側の評価は高まらないというわけです。

例えば、

・元メジャーリーガーのイチローが「コイツは本当に上手い」と推薦するプロ野球選手A
・中学野球部の補欠が「俺、この人は上手いと思いますよ」と推薦するプロ野球選手B

では、客観的に見て、どうしてもイチローのような権威ある人から推薦を受けている選手Aの方を、評価してしまうと思います。

ネット上における権威は、コンテンツ量と質でしかアピールが出来ません。

故に、被リンクを送るブログやサイト自体も、被リンク先と同様にコンテンツ量と質が伴ってから被リンクを送るように意識して下さい。(判断基準は先ほど説明した被リンク先と同様です)

以上のように、被リンクを送る際にはリンクを貼る方も貼られる側も、

「そのブログやサイトの運営テーマを実現出来るだけのコンテンツ量と質が出来ているか」

を判断基準として、これが満たしている場合に、初めて被リンクを送るようにして下さい。

必然性のあるリンクである事

続いては、リンクを送る側、リンクを貼られる側の双方に関連性があり、リンクを貼られる必然性がある事です。

例えば、投資関連のテーマで運営しているブログのサイドバーに、ただ何の脈略もなく恋愛系のテーマで運営しているブログに被リンクを送っても、何の必然性もありません。

このようなリンクでは、不適切なリンクとして、検索エンジンからペナルティを受けてしまう可能性があります。

そもそも、関連の無いブログやサイトから被リンクを送られていても、被リンクの本質である「推薦」「紹介」するという形にはなりにくいからです。

関連性があるブログやサイトから被リンクを受けるからこそ、その被リンクを受ける側が「有益な情報の提供」を行っているという証明になります。

一般社会で言えば、全く専門家ではない人がいくら推薦したところで、有益性のある情報を提供しているという証明にはなりにくいというわけです。

その証明こそが、信ぴょう性に繋がります。

例えば、マツコ・デラックスが「これ、瘦せる!」とダイエットのノウハウを推薦したり、松山千春が「スゲー髪の毛が生えるぜ!」と育毛剤を紹介しても、何の信ぴょう性もないようなイメージです。(苦笑)

ですので、基本的にはリンクを貼る必然性がある「運営テーマが近いブログやサイト」から被リンクを送る事が理想です。

そのリンクの貼り方も、ただサイドバーなどに貼るのではなく、記事の中から紹介する理由を含めてリンクを貼るようにした方が、より必然性があります。

それが次に説明するリンクの貼り方である「アンカーテキスト」です。

関連性のあるブログやサイトから被リンクを貼る事が理想としましたが、自身が運営している全く別のブログを紹介するという形であれば、それほど問題ではありません。

ネットビジネス系のブログから、「投資系のブログも運営しているので、もし興味があれば覗いてみて下さい」という形のリンクであれば、自身の別の媒体を紹介するという多少の必然性があるからです。

ただそれでも、単にサイドバーなどに、ただリンクを貼るのではなく、記事の中でしっかりと紹介した方が、被リンクの本質である「推薦」「紹介」するという形になります。

よって、全く無関係のテーマの媒体を紹介するという形であっても、記事の中で紹介文と共にリンクを貼る事を推奨しておりました。

その紹介方法は、次のアンカーテキストをご参照下さい。

アンカーテキストを最適化する事

アンカーテキストは、リンクを貼る際の文言を指します。

そのアンカーテキストの場所は下記のようにリンクのhtmlコード内に書きます。

<a href=”被リンクを送る媒体のURL” target=”_blank”>アンカーテキスト</a>

まずはアンカーテキストの本質・仕組みから解説いたします。

何度かお伝えしましたように、自身が被リンク先で上位表示を狙いたいキーワードをアンカーテキストに含める事で、被リンク先で提供している情報の内容を検索エンジンにアピール出来るわけです。

ただし、被リンク先の記事タイトル、記事本文が、アンカーテキストに含めたキーワードに沿っているものである事が絶対条件です。

被リンク先がアンカーテキストと無関係であれば、意図的な被リンク操作とみなされ、検索エンジンにマイナス評価を与えかねません。

それがペナルティを受ける事に繋がる可能性がある為、被リンク先の記事は、必ずアンカーテキストに含めるキーワードに沿った内容にする必要があるわけです。

また、ただ唐突に記事内からリンクを貼るのではなく、「推薦」する理由を含めた紹介文を書いた上でリンクを貼るようにして下さい。

何の脈略もなく、ただリンクを貼るだけでは、作為的な被リンク行為とみなされてペナルティを受ける可能性があるからです。

故に、ペナルティを受ける事無く「正当な被リンク効果」を受ける為の被リンクを貼る流れとしては、

被リンク先を紹介する理由を「読み手の立場から見たメリット」を含めながら説明し、最後に被リンク先のキーワードを含めたアンカーテキストでリンクを貼る

というような流れが適切になります。

可能な限りIPアドレスを分散する事

自身で被リンクを行う際のポイントとして最後に挙げられるのが、IPアドレスを出来る限り分散する事です。

ここで言うIPアドレスは「ネット上の住所」のようなもので認識して頂いて問題ありません。

被リンクを複数の媒体(ブログやサイト)から送る際には、このIPアドレスは可能な限り「別なIPアドレス」に分散する方がSEO効果が高くなる傾向にあります。

逆にIPアドレスが同じ場所からの被リンクであれば、同一グループからの被リンクとしてカウントされてしまいます。

同じグループ(同じIPアドレス)から「推薦」「紹介」を受けるよりも、別のグループ(別のIPアドレス)から複数の「推薦」「紹介」を受けた方が、より「有益性のある情報を提供している」という評価を検索エンジンから受けやすくなるわけです。

IPアドレスの分散方法

では、IPアドレスの分散方法について解説したいと思います。

IPアドレスは各サーバーに割り当てられていますので、基本的には別のサーバーを使えば、IPアドレスは自然と分散される事になります。

ただ、レンタルサーバーによっては1つのサーバー内であっても、IPアドレスを分散出来るプランなどもありますので、あえて別のレンタルサーバーを借りずに1つのレンタルサーバーのみでIPアドレスを分散する事は可能です。

そのようなプランであれば、わざわざ別のレンタルサーバーを借りずに、IPアドレスの分散が出来るようになります。

また、IPアドレスに関しては無料ブログでも同じ考えになります。

Seaseeブログは1つのアカウントで複数のブログを開設出来ますが、Seaseeブログ側のサーバーは同一ですので、開設した複数のブログが「同一のIPアドレス」になってしまうわけです。

その為、無料ブログを使って複数の媒体から被リンクを送る場合であれば、それぞれのリンク元で別の無料ブログサービス(FC2やライブドアブログなど)を利用する事を推奨しておりました。

以上がIPアドレスの分散方法になります。

総括:被リンクを増やす事によるSEO対策の効果

今回のまとめです。

被リンクはペナルティを受けるという意見もありますが、最初に説明しましたように、「第三者から推薦される事によって有益性の証明に繋がるから効果がある」と言えます。

また、自分自身で被リンクによるSEO対策を行う場合、

・双方のコンテンツが充実している事
・必然性のあるリンクである事
・アンカーテキストを最適化する事
・可能な限りIPアドレスを分散する事

を注意点及びポイントとして解説させて頂いた次第です。

ただ、上記の注意点をクリアする為には、まず被リンクを受ける側であるブログやサイトを充実させる必要があります。

その為、この被リンクによるSEO対策は、優先度は低いと言える対策です。

この被リンクを自分で行うという作業は、コンテンツの充実が図れた上で、行えるSEO対策だからです。

まずは、コンテンツの充実を徹底して追及するようにして下さい。

それこそが、有益性のある情報を提供しているという評価を検索エンジンから受ける事に繋がるわけですから。

その上で、コンテンツの充実を徹底していく中で、第三者が自分の知らないところで自身の媒体を見て、

「これは紹介したい」

と率直に感じてくれた結果として被リンクを送ってくれる、いわゆるナチュラルリンクこそが理想の被リンクになります。

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それでは、また別の講座でお会いしましょう。

シュガー。