シュガーです。
今回は、メルマガの原稿とブログ記事の文章を「兼用」して良いのか?という読者さんの質問にお答えする流れで記事にした次第です。
兼用する事によって、ブログ全体の「記事数」が増えて検索エンジンからの評価が高まり、それが集客数を増加させる事は間違いありません。
ただ、ブログ記事とメルマガ原稿を実際に兼用させて良いのか?と悩む心理の奥底には、
「ブログでもメルマガでも同じ文章を読む事で、読者(見込み客)の満足感が低下するのではないか?」
という不安があるのではないかと思います。
実際、スカイプでコンサルティングを行う際、会話を続けていると、上記のような不安を抱えるアフィリエイターが多くいた事から、割と多数のアフィリエイターが同様の不安を抱いているのではないかと考えていた次第です。
そこで今回、当記事では、メルマガ原稿とブログ記事を重複させる事についての「明確な答え」を、確固たる理由に加え、使い分けの基準も含めて講義していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合い頂けると幸いです。
理解を深めて頂く意味でも、以下の順序で解説させて頂きます。
2.メルマガとブログでの使い分けの基準
3.実際の兼用方法
メルマガとブログの文章を重複させるメリットとデメリット
メルマガの原稿をブログ記事と重複させても良いのか・・・
その明確な「答え」を示す上では、メルマガとブログ双方の文章を重複させる事によって発生する「メリット」と「デメリット」を認識して判断する事が望ましいと思います。
まずはデメリットから見ていきましょう。
メルマガ原稿とブログ記事の文章を重複させるデメリット
これはまさに、前述の通り、
「ブログでもメルマガでも同じ文章を読む事で、読者(見込み客)の満足感が低下するのではないか?」
という相談事項がそのまま該当します。
目次記事から何らかの記事を読み、その読んだ記事からメルマガ登録・・・
という流れだった場合、数日後に送られてきたメルマガにも、メルマガ登録前に読んだばかりの文章が送られてくる・・・
という事が、デメリットとして考えられると思います。
「あれ、この文章、この前に読んだばかりだな・・・」
と見込み客に思われてしまう、これ自体がデメリットと考えられるという事です。
対してメリットの方を考えてみましょう。
メルマガ原稿とブログ記事の文章を重複させるメリット
デメリットと異なり、メリットは複数存在する為、箇条書きで表していきます。
- メルマガ原稿をブログに使う事で、ブログ記事を投稿するにあたり、労力と時間を大幅に軽減出来る
→より早く「集客数」を増やせるので、早い段階でまとまった収入へと繋げる事が出来る - 元々はメルマガだけで使う予定だった文章をブログ記事として再利用する事により、ブログに投稿される記事数自体が増加する
→ブログ全体の検索エンジン評価が高まりSEO的に有利となり、その結果「集客数」が高まる - メルマガ原稿は非常に質が高く「満足感」を十分に与えられる文章なので、目次記事に優先して掲載し、ブログ訪問者の「満足感」を高める事に貢献出来る
→その結果メルマガ登録への確率(オプトイン率)を上昇させられるだけではなく、メルマガ登録以前の段階で高い「満足感」を得ているので、その時点で「購入率」「リピート回数」を跳ね上げる要因となっている
以上3点が、メルマガとブログ双方の文章を重複させるメリットでしたが、少し補足をさせて頂きます。
仮定の話ですが、50通分のメルマガ原稿をブログ記事に使い回したとします。
1記事あたりが、低く見積もって月にたったの10アクセスという少ない集客力だったとしても、
50記事 × 10アクセス = 500アクセス
が毎月ブログに集まるのです。
オプトイン率が10%だったとしても、月に50名のメルマガ読者が増えていきます。
年間で考えて12倍すると、600名にまで増加します。
もちろんこれは低く見積もっての概算ですので、アクセス数、メルマガ読者数共に、まだ増やせる余地は十分にあると考えて頂いて問題ありません。
少なく見積もっても年間600名として、この読者への売上を考えてみましょう。
以下のように仮定しますと・・・
「報酬単価」が平均15,000円
「購入率」が平均20%
「リピート回数」が5件
600名 × 15,000円 × 20% × 5 = 9,000,000円(9百万円)
という、以上のような年間の売上に至る可能性があるわけです。
確かにこれは概算ではある為、多少の上下は否定出来ません。
ただ、当アフィリエイト戦略を駆使する事で、「報酬単価」が高い商材に対しての「購入率」も「リピート回数」も上記の数値は十分に叩き出す事が可能です。
当ブログ内や、無料企画内で紹介したようなクライアントのアフィリエイター達は、このようなレベルの数値を叩き出せているからこそ、早い段階で大きな収入を得られているわけです。
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以上が、メルマガ原稿をブログ記事に使い回す事に対するメリットでした。
結局、メルマガ原稿とブログ記事は「重複」させて良いのかどうかの結論
ここまで紹介したデメリットとメリットをご覧頂いた上で、いかがでしょうか
メリットの方が大きいと感じて頂けたのではないかと思います。
先ほど示したように、メルマガ原稿をブログ記事に使い回した「だけ」でも、年間1千万近い収入が増える事になるのですから。
あくまでもメルマガもブログも「営利目的」である事が前提だと思いますので、結論として私自身は、
メルマガ原稿とブログ記事の文章は「重複」させて良い
と結論付けていた次第です。
ただ、いくらメリットが大きくても、最初に挙げた
「ブログでもメルマガでも同じ文章を読む事で、読者(見込み客)の満足感が低下するのではないか?」
というデメリットについても、若干の不安が残ると思いますので、このデメリットについてしっかり解決していきましょう。
先ほどの例で50通分のメルマガ原稿をブログに投稿すると仮定したので、ここも同じように50通で考えてみると、メルマガ原稿がブログに50記事投稿されるという事になります。
ただ、見込み客がブログからメルマガに登録する段階で、これら50記事を「全て」読んでからメルマガに登録するという見込み客はどのくらいいると思いますか?
率直に申し上げると、1,2%程度、ではないかと思います。
と言いますのも、私だけではなく、クライアントのアフィリエイター達からアクセス解析を見せてもらっても、見込み客1人あたりのPV数は3~5記事平均レベルですので、全ての記事を読んでからメルマガに登録する見込み客はほぼいないのではないかと考えた次第です。
実際、クライアントのアフィリエイター達が運営するブログのアクセス解析をしてみると、数記事程度を読んだ段階で、オプトイン記事に移動してメルマガに登録するケースが大半となっていました。
私が運営していたブログだけの話でしたら、データが少ない為に信ぴょう性に欠ける事は否めません。
ですが、数十名単位であるクライアントのアフィリエイター達から頂いたデータも含めての見解である為、全ての記事を読んでからメルマガに登録する見込み客は「ほぼいない」という洞察に至っているわけです。
故に、メルマガ原稿をブログ記事に使い回したとしても、見込み客がブログとメルマガで同じ文章に遭遇する確率は割と低いと、私達(私とクライアント、ビジネスパートナー)は結論付けているいう事です。
ただ、上記以外のケースも少数ながらある為、
・偶然読んだ数記事の文章がメルマガでも流れてきた見込み客
・決して0%ではない全ての記事を読む少数派の見込み客
という2パターンの見込み客について、しっかり「満足感」を与えられるのかも考えなければなりません。
いずれの2パターンにしても、
「既にブログで読んだ事がある文章を、メルマガでも読んでしまう」
という共通部分がデメリットとしてあるので、ここを解決していきましょう。
まずメルマガの文章は、読者から「信頼・好意・尊敬」を獲得して「固定客」になってもらう事が目的なので、
何度読んでも価値を感じられる質の高い文章
を提供するべきです。
その為、基本的にメルマガの文章は、読み手に対し大きな「満足感」を与える事が期待出来ます。
ポイントは「何度読んでも価値を感じられる」文章である事であり、つまり、メルマガからブログに使い回した記事は、仮にブログで読んでメルマガでも重複して読んでしまったとしても、十分に価値を感じ「満足感」を得られる可能性が高いという事です。
また、何度読んでも価値を感じられるメルマガ原稿を使い回したブログ記事を、見込み客に多く読んでもらえるほど、その見込み客は非常に高い「満足感」を得られているはずです。
それが大きな「信頼」「好意」を勝ち取る事に繋がり、「購入率」「リピート回数」を跳ね上げる要因になって収入の増加が達成出来ます。
つまり、仮に50通のメルマガ原稿を使い回したブログ記事を50記事全て読まれていたとしても、「満足感」が低下するどころか、逆に「満足感」が高まり、自身の収入増化へと繋がっていくという「メリット」が残るという事です。
以上、あらゆる観点でメリットに成り得る為、メルマガ原稿をブログ記事に使い回す戦略は非常に有効である、と結論付けさせて頂きました。
メルマガとブログでの使い分けの基準
ここまでは、メルマガ原稿をブログ記事に使い回すメリットとデメリットから、文章の重複は総合的にメリットに成り得るという解説をしてきました。
ただ、全てのメルマガ原稿をブログ記事に使い回すというわけではありません。
メルマガとブログ、双方の特性に応じて、使い回さない方が良いメルマガ原稿が存在するからです。
よって、ここではメルマガ原稿とブログ記事との「使い分けの基準」について解説していきたいと思います。
率直に答えを提示すると、
・序盤のメール
・緊急性のあるメール
は、ブログ上で読まれても、見込み客に対し「満足感」を与えられない傾向にある為、ブログ記事に使い回さないよう方が良い原稿です。
序盤のメールである1通目、もしくは2通目は、オプトイン記事を読んだばかりの見込み客に対して、今後もメルマガを読んでもらう動機付けをするような内容であり、ブログ記事には不適切だからです。
-
「序盤のメール」「緊急性のあるメール」などに、どのような内容を書くかの詳細は、解説が長くなってしまう為、また別の機会に講義したいと思います。
私が無料で提供しているアフィリエイト教材『MillionAffiliate』では、この辺りも含め、ブログとメルマガを使って約60日で7桁の月収に到達した10数名のアフィリエイトチームが駆使した戦略を全てまとめてPDF形式で提供しておりました。
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また、用意した原稿を自動で配信してくれるステップメール機能を使わず、販売期間が限定される商材をアフィリエイトする場合などの「緊急性のあるメール」もブログ上で読まれる事は不適切になります。
なぜなら、その販売期間が終わってしまえば、単純にその文章は「満足感」を与えられなくなるからです。
今は期間限定の商材を例にしましたが、他にも、緊急性のある原稿はブログに使い回さないように注意して下さい。
以上の
・序盤のメール
・緊急性のあるメール
という使い回さない方が良い原稿に対し、
いつどのタイミングで読まれても問題無く「満足感」を与えられる原稿
は、ブログ記事にも投稿して良い原稿となります。
メルマガ原稿をブログ記事に使い回す際のポイントと注意点
ここまでは使い回す原稿の基準について説明してきました。
後はメルマガ原稿をブログ記事として投稿すれば良いのですが、最後に原稿を使い回すポイントと注意点を解説し、この講義を締めたいと思います。
メルマガ原稿をブログ記事に利用する際に有効となるポイントは、SEOを意識する事です。
SEO対策を可能な限り意識して原稿を修正して下さい。
具体的には、原稿内にあるキーワードに成り得る言葉は、キーワードとして捉えた上で、
- 記事タイトル
- 見出しタグと強調
- 文章中のキーワード挿入
などを「可能な範囲」で意識し、原稿を修正してから記事としてブログに投稿する事を推奨します。
投稿する1つ1つの原稿が検索エンジンから集客出来る為、さらに記事内のSEO対策を充実させる事により、より多くのアクセスを集められるようになるからです。
ただ、メルマガ原稿をブログ記事に使い回す際の記事内SEO対策は、強調したように「可能な範囲」で構いません。
そもそもメルマガ原稿は検索エンジンを意識して作っていない為、余りに無理やりSEO対策をしようとしてしまうと、文章元々のクオリティが下がってしまいます。
原稿のクオリティが下がる事により、ブログ記事に使い回して投稿した際、見込み客に対し与えられる「満足感」も低下してしまう恐れがあります。
故に、クオリティを下げないレベルの「可能な範囲」で原稿にSEO対策を施すように意識してみて下さい。
-
また、メルマガは読者登録の際に、読者の「メールアドレス」だけではなく「名前」も頂く事が可能です。
メルマガスタンドによって記載方法は異なるものの、
「###name###」
などの記載によって、見込み客がメルマガ登録時に入力した自身の名前(苗字)を、メルマガ内で表示していく事が出来るのです。
「佐藤」という名前を入力して登録したならば、
「###name###さん いつも購読ありがとうございます。」
という記載をメルマガに挿入すると、
「佐藤さん いつも購読ありがとうございます。」
というように、名前がメールに表示されます。
この機能を使っている場合、そのメルマガをブログに併用する際には、ブログ記事として一般向きに公開する文章として適切な形にする為、「###name###さん」という部分やその周辺を削除していくようにして下さい。
付け加える形になりますが、前項で「緊急性のあるメール」はブログ記事へと使い回すべきではないとお伝えしていたかと思います。
緊急性のある情報以外にも、「最近」「この季節」「この時期」などのリアルタイム性のある情報であったり、「今現在」ではないと成立しない部分も、同様に削除した方が無難です。
それと同様で、ブログに使い回す予定の原稿内にある「緊急性のある部分」「リアルタイム性のある部分」は、ブログには不向きとなります。
故に、部分的に緊急性やリアルタイム性のある文は削除しておくようにして下さい。
ブログとメルマガの文章は重複に関する講義のまとめ
以上、今回は、
1.メルマガとブログの文章を重複させるメリットとデメリット
2.メルマガとブログでの使い分けの基準
3.実際の兼用方法
という流れで講義してきました。
結論としては、「営利目的」でブログとメルマガを運営している以上は、メルマガ原稿とブログ記事の文章を「重複」「兼用」させる事は問題なく、むしろ「推奨」出来る行為だという事でした。
そして、メルマガ原稿をブログ記事に流用させていく場合には、可能な限りSEO対策を意識していくなどの注意点なども解説させて頂きました。
ブログとメルマガの文章を上手く兼用させていく事で、集客数が伸び、メルマガ読者の数も増えていく為、必然的に収益増加に繋がっていくはずですので、参考にして頂ければと思います。
ぜひ当記事と併せて、他の記事にも目を通してみて下さい。
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