シュガーです。

今回の講義では、DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)を実践する上で、メルマガの「文章量(文字数)」の長さについて、どのくらいが適切なのかを解説していきます。

短くても読者からの「満足感」を得られないかもしれないし、長すぎれば「読まれない」という可能性もある、、、と多くのネット起業家やアフィリエイターなどDRMを実践する方は悩んでいるようでしたので、今回取り扱っていこうと考えたしだいです。

DRMは「購入率」「リピート購入回数」を高める為に最善な戦略である事は間違いありません。

ただ、その戦略の効果を発揮出来るかどうかは、メルマガの文章が大きく左右してしまいます。

今回は、成果を大きく左右するメルマガにおける「メルマガの文章量」について解説させて頂きます。

それでは早速いってみましょう。

「読まれる」為にも最適なメルマガの文章量

まず、メルマガとブログに投稿する記事との違いを考えると、メルマガの文章には「SEO対策」の必要はないという事が挙げられます。

故に、キーワードを意識する必要は特にありません。

そして、それに伴って、キーワードを含めて文章量を増やすという考えも不要になります。

ただ、ブログ記事もメルマガにも共通するのは「読者の悩みや願望を解決するような質の高い情報を提供するという事」です。

そのような「悩みや願望を解決出来る情報」を提供する事により「信頼」「好意」「尊敬」を強く勝ち取り、最終的に「購入率」「リピート購入回数」を大きく高める事が出来るからです。

よって、読者の「悩み」「願望」を解決する事を前提にして、メルマガの文章量(文字数)はどのくらいの長さが最適かを考慮する必要があります。

その上で、読者が抱えている悩みや願望を解決に導くような情報は、決して短い文章量(文字数)にはならないと言えます。

なぜなら、解決に導く主張に対して、

・理由付け
・事例
・反論意見とそれを論破する意見
・デメリット

などの要素を重ねる事は、読者の「理解」「共感」「納得」を得る上で必要不可欠であり、これらの要素を重ねる事で自然と文章が長くなるからです。

よって、決して短めの文章で済まないというのが実際のところなわけです。

では、長ければ長い方が良いのか―?と言うと、そうでもありません。

メルマガの文章量と情報量

メルマガの文章量は長ければ長いほど良いのかという答えに関しては、メルマガにおける「文章の長さ」ではなく、「情報の量」に大きく関係します。

まず読者の「悩みや願望を解決する」という前提でメルマガを書く上で、1回のメールにおける読者の「集中力」を考える必要があります。

読者がそのメルマガを読んでいて、せっかく満足感を得ていたとしても、余りにも情報量が多い場合、「集中力」が途切れてしまう可能性があるのです。

そして、途切れてしまった集中力によって、以降の文章に対する「理解」「共感」「納得」を得られにくくなると考えられます。

もちろん、読者がメールの途中で休憩して「後から読もう」と考える事も決して可能性がないわけではありません。

ただ、一旦閉じてしまったメールを、また後で開封して読むというのは、大きな手間になる事を考慮すると、そのような読者は多くないと考えられます。

その時点でメールを最後まで読んでくれる読者数が減ってしまう事は、単純に得策ではありません。

よって、メールを閉じられない為に、読者の集中力が保たれる前提の「情報量」を意識する必要があるわけです。

その最適な情報量は、「絞り込んだ1つのテーマ」に抑える事が有効になります。

要するに、1通のメルマガに、1つのテーマのみを取り扱っていくという事です。

1つのテーマのみであれば、

・理由付け
・事例
・反論意見とそれを論破する意見
・デメリット

を重ねて文章量が自然と長くなったとしても、話のテーマが1つだけで「情報量」自体は少ない為、読者は混乱する事なく「集中力」を保ったままメールを読み切れると考えられるからです。

テーマの「大きさ」「範囲」について

ここまでは、1通のメルマガに「1つのテーマ」が適切であるという解説をさせて頂きました。

ただ、その上で、テーマの「大きさ」「範囲」が余りにも壮大であれば、結局「情報量」が膨大になり、読者の集中力が途中で途切れてしまいかねません。

故に、ここでは、1通のメルマガに掲げるテーマの大きさ、範囲を解説したいと思います。

まず、前述の通り、テーマを1つに絞ったのは、「情報量」を抑える事によって読み手の集中力を途切れさせないようにする事が目的でした。

その為、いかに情報の量を少なく出来るテーマにするかがポイントになってきます。

その上で、メルマガの大前提であった、読者の「悩みや願望を解決に導く情報」を提供する事を考えていきます。

読者が抱える悩みや願望を解決させる事がメルマガの大前提である為、それなりの「満足感」を与えられるテーマでなければなりません。

よって、満足感を読者に感じてもらえるだけの情報量になる上で、1つのテーマに絞る事が理想だという事です。

これは「不適切なテーマの例」を示すと分かりやすいと思いますので、以下に、1通のメルマガに「適さない」テーマを挙げてみます。

・アフィリエイトで稼ぐ方法
・投資で稼ぐ方法

今挙げたテーマ例のように、抽象的で壮大になってしまうと、1通のメルマガに含める情報量としては多過ぎるからこそ、「不適切」になるわけです。

これらのような壮大な範囲のテーマは、1通のメルマガではなく、「メルマガ全体のテーマ」「ブログ全体のテーマ」で扱う方が向いています。

そんな上記の壮大過ぎて不適切なテーマ例を改善し、1通に収まる適切な情報量になるテーマにした例が下記になります。

「初心者の頃、アフィリエイト開始から30日で5万円を売り上げた方法」
「FXで月曜の朝15分を使って稼ぐ方法」

このような絞ったテーマであれば、1通のメルマガに収まるレベルの情報量になり、読者の集中力を途切れさせる事無く読ませ切れると考えられます。

もし、1つに絞り込んだテーマでも、実際にメルマガ原稿を書いている途中で「情報量が肥大してきた」と感じた場合は、原稿を分けて、2回のメルマガにすれば読者の集中力を切らす事の無いメルマガになるはずです。

場合によっては3回以上に分かれるかもしれません。

ただ、分ける際には、読者が「満足感」を得られるであろう段階で区切るように意識して下さい。

あくまでもメルマガは読者の「悩みや願望を解決に導く情報」である事が大前提であり、その為には読者に「満足感」を得てもらう事が欠かせないからです。

もし、区切る回数が多くなってしまうようであれば、そもそもテーマが大き過ぎると考えられますので、テーマをさらに絞り込む方が良いでしょう。

以上、1通のメルマガに設定するテーマの「大きさ」「範囲」に関する解説になります。

まとめ:メルマガが読まれる最適な文章量の長さ、文字数に関して

本講義のまとめに入ります。

今回の講義における結論及びポイントは至ってシンプルで、

1つに絞り込んだテーマである事を前提として、内容を充実させる中で自然と長くなる事が理想

という内容でした。

本来、メルマガに書くべき内容は、読者の「悩み」「願望」を解決に導く情報であり、そのような情報を提供していく中で、

・理由付け
・事例
・反論意見とそれを論破する意見
・デメリット

を記載して、読者を「納得」「満足」させようとすると、自然と文章量(文字数)自体は長くなります。

その上で、可能な限りテーマを絞り込む事によって、「情報量」は少なくなり、読者の集中力を途切れさせず最後まで読ませる事が実現出来ます。

よって、「1通のメルマガに1つのテーマを掲げた上で、読者の悩みや願望を解決していく事によって、自然と長い文章になる」というのが本講義の結論でした。

関連する講義が他にもございますので、ぜひ下記のリンクから併せてお読みになってみて下さい。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

また別の講義でお会いしましょう。

シュガー。

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