シュガーです。

今回の講義では、匿名で運営するブログで稼ぐ為の「ハンドルネーム(H.N)」の決め方に関して解説していきます。

このハンドルネーム(H.N)は、ブログ運営の第一歩であり、ブログ訪問者(見込み客)がこちらに対しての「第一印象」を抱く重要なものです。

たかがハンドルネームですが、この「第一印象」でマイナス印象を持たれてしまい、ブログ記事を精読されず、その後の収入に悪影響が生じてしまう可能性も決して0ではありません。

記事を精読されなければ、たとえ広告収入を得る目的だったとしても、広告をクリックやタップされる前にブログから離脱されてしまうかもしれないからです。

このように、営利目的で運営するブログにおいて、意外にも重要性が高いのが、このハンドルネームです。

このハンドルネームは、意外にもブログの収益を左右しかねない要素に成り得ますので、ぜひ当講義の内容を反映してブログ運営に役立てて頂ければと思います。

それでは早速、講義に入ってきましょう。

ハンドルネームの決め方に入る前に、まずはハンドルネームの重要性と役割について理解して頂きたく思います。

重要性を認識した上で、ハンドルネームが果たすべき「役割」をしっかりと理解する事が、魅力的なハンドルネームを決める為に欠かせない要素だからです。

ですので、具体的なハンドルネームの決め方、ネーミングに関しては、ハンドルネームの「重要性と役割」について触れた後に講義させて頂きますのでご了承下さい。

ハンドルネーム(H.N)の重要性と「役割」

ハンドルネームは、インターネット上で活動する際の名前という意味を指します。

普段の社会生活であれば、第一印象は顔になると思いますが、ネット上では顔写真を公開しない限りは基本的に顔が見えません。

故に、ネット上における第一印象はハンドルネームになります。

もちろん、ハンドルネームでブログの印象が決まるわけではありません。

ブログに訪れる見込み客の目的は、何かしらの「悩み」「知りたい事」を解決する為であり、見込み客が目にした「最初の記事」における、

・興味を持てる
・読みやすい
・分かりやすい
・共感出来る

などの感情を抱いた末に得られる「満足感」で、ブログの印象が決まっていくからです。

普段の社会生活においても、見た目は第一印象になるものの、その人の全体的な印象は、やはり「言葉」を交わして初めて構築されるものだと思います。

言葉を使った会話が無い事には社会生活が成り立たない為、誰もがコミュニケーションを図る事は避けられないからこそ、「どんな人」かという印象判断の基準には、第一印象の見た目だけではなくコミュニケーションを日常的に用いているからです。

インターネット上における見た目はハンドルネームですが、コミュニケーションは記事内容に他なりません。

故に、「第一印象」はハンドルネーム、見込み客が下す最終的な評価である「全体的な印象」は記事の内容になるわけです。

ただ、記事の内容(読んだ結果に得られる満足感の度合い)によって見込み客がブログ「全体の印象」を決めるわけですが、その前の「第一印象」のハンドルネームが余りにも違和感があり反感を買うようなものであった場合、記事を読み進める事自体を止めてしまう可能性が決して0ではありません。

日常生活において第一印象である見た目が余りにも「世間と乖離」していたり「奇抜」であれば、余計な先入観を抱かれてしまい、重要なコミュニケーションがマイナスからスタートしてしまう可能性が否めません。

それと同様に、ネット上の第一印象であるハンドルネームが「世間と乖離」「奇抜」なものであれば、見込み客は「違和感」を覚え、記事内容がスムーズに入ってこない可能性があります。

もちろん、少し変わったハンドルネームに設定して、見込み客の印象に残るようにするという考えも否定は出来ません。

インパクトがあり印象に残るようであれば、ブログのリピーターになってくれる可能性が高まり、リピーターが増える程、ブログ収益もアップすると考えられるからです。

ただ、奇抜なハンドルネームにした事で、リピーターになる前にブログの「精読率」が下がってしまう危険性も否めません。

奇抜なハンドルネームによって見込み客は「違和感」を感じ、記事を読み進めていく手を止めてしまったり、集中して読んでもらえなくなる可能性があるからです。

以上がハンドルネームの重要性で、ここまでの説明を総括した上で見えるハンドルネームの役割としては、

・余計な違和感を与えない
・反感を買わない

という事が挙げられます。

ハンドルネームの決め方

今挙げたハンドルネームの役割である、

・余計な違和感を与えない
・反感を買わない

という事が、そのままハンドルネームの決め方における欠かせない「重要点」とになります。

それでは、ここからは上記の2点を満たすハンドルネームの付け方を講義していきたいと思います。

以下が上記2点の重要点を踏まえた上での、ネーミングにおける満たすべきポイントです。

  • 一般常識から乖離しない
  • 有名人やキャラクターを連想させない
  • チープな印象を避ける

それでは上記3つのポイントを1つずつ解説していきます。

ネーミングのポイント1.一般常識から乖離しない

見込み客が想定し得る「一般常識」から余りにも「かけ離れた」(乖離した)ハンドルネームでは、そのハンドルネームを初めて目にした際に、見込み客は少なからず「違和感」を覚える可能性があります。

そして、その「違和感」が「反感」に感じられる可能性が否ません。

「反感」は「共感」とは真逆になる感情であり、「共感」は「好意」に直結する感情です。

故に、見込み客が「違和感」から「反感」を感じてしまった場合、その時点で「好意」を取り逃している事になります。

その「好意」を取り逃し「反感」を抱かれてしまえば、見込み客がブログのリピーターになってくれる可能性はどうしても低くなると考えらえれます。

故に、

「いかに第一印象であるハンドルネームで違和感を与えないか」

という事が重要になるわけです。

その為に、見込み客が想定し得る「一般常識」から乖離しないハンドルネームにするという事です。

そんな一般常識から乖離しない為のポイントとしては、

・性的な表現
・差別的な表現

を避ける事がになります。

多くの人が認知しているハンドルネームでは上記の要素が含まれない傾向にある為、上記のような要素が入っているハンドルネームを目にする見込み客としては、違和感を感じざるを得ないと考えられるからです。

確かに、奇抜なハンドルネームで印象に残すという考えは否定できません。

ですが、印象を残すと言っても「マイナス印象」では、逆効果になってしまいます。

ただ、ハンドルネームだけで「プラス印象」を残せるかと考えると、そこまで期待は出来ないと思います。

と言いますのでも、前述の通りハンドルネームは長いものは避け簡略なものにすべきであり、そのような短い文言だけでは「プラス印象」を与える事は難しいと考えられるからです。

日常生活に置き換えて考えても、たった一度の短い短文の会話「のみ」で「プラス印象」を抱く事は有り得ないのではないかと思います。

「何度も」コミュニケーションを交わす事で、相手に対し「プラス印象」を抱くのではないでしょうか。

日常生活と同じく、ネット上の活動でも相手は機械ではなく「人」です。

故にハンドルネームという短文「のみ」で「プラス印象」を与える事は難しいと考えられるわけです。

対して、先ほど触れたような「性的な表現」「差別的な表現」を含めば、いくら短い文言で構成されるハンドルネームであっても「マイナス印象」を感じさせてしまう事は0ではありません。

だからこそ、ハンドルネームでプラスの印象を与える事は望まず、マイナスの印象を避ける事を考えるべきだという事です。

ネーミングのポイント2.有名人やキャラクターを連想させない

これは、ハンドルネームの文言から、一般的な有名人やキャラクターを連想させないという事です。

分かりやすい例として、若干の極論になってしまいますが、

・ネットビジネス系のブログにおいて、「和田アキ子」というハンドルネーム
・投資系のブログにおいて、「アンパンマン」というハンドルネーム
・恋愛系のブログにおいて、「松本人志」というハンドルネーム

など、有名人やキャラクターが連想すされてしまうようなハンドルネームは避けた方が無難です。

上記は有名人やキャラクターの名称を「そのまま」使ってしまった例ですが、場合によっては「名誉棄損」「商標権の侵害」に該当し、裁判に発展する可能性が決して0ではありません。

そうなってしまえば、ビジネスを行うどころの問題ではなく、「お金を稼ぐ」どころか「お金を支払う必要」が生じる危険性があります。

また、仮に有名人やキャラクターの名称を「和田〇キ子」「松本〇志」「アンパ〇マン」などのように「そのまま」使わなくとも、明らかにその有名人やキャラクターを「連想」させてしまいます。

見込み客がハンドルネームから有名人やキャラクターを無意識にでも連想してしまうと、イメージが脳内に浮かんでしまい、記事を読む集中力を欠いてしまう事になりかねません。

集中力を欠いた状態で記事が読まれれば、そこから

・興味を持てる
・読みやすい
・分かりやすい
・共感出来る

などの感情を引き出す事は難しくなり、その先にある、記事を読み終えた際の「満足度」は決して高まらないと考えられます。

そのような「満足感」を与えられない事が、ブログのリピーターになってもらえる可能性を大きく下げてしまうわけです。

故に、記事を読む集中を邪魔するようなハンドルネームは避けた方が良いという事です。

ただ、ハンドルネームを決める際に、以上の事を気を付けても、自分が知らなかっただけで有名人やキャラクターと似ている、もしくは重複しているというケースが発生する可能性は決して0ではないと思います。

ですので最低限、ハンドルネームの候補をGoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索し、

「誰もが知るような著名な有名人やキャラクターを連想させるものではないか」

を、一度チェックする事を推奨いたします。

ネーミングのポイント3.チープな印象を避ける

ネーミングにおける満たすべき最後のポイントは、チープな印象、いわゆる「安っぽい印象」を避けるという事です。
そもそも営利目的でブログを運営するにあたり、「信頼性」は欠かせないポイントになります。

信頼性を見込み客に感じてもらえるほど、ブログ記事をより精読してくれるようになり、その結果、広告等のクリック率も高まる事でブログ収益がアップしていくからです。

ですので、ハンドルネームの付け方において、信頼性を下げてしまうようなネーミングは避けるように意識した方が良いわけです。

以下は極端な例ですが、

・たーちゃん
・チビ助

など、愛称のようなハンドルネームはチープな印象になり、信頼性を集める事に不向きな傾向と言えます。

上記のような信頼性とは遠い印象を与えてしまう理由は、「可愛らしさ」を感じられるからです。

上記は極端な例でしたが、「可愛らしさ」の印象を与えるようなハンドルネームは「信頼性」を下げてしまう要素がある為、可能な限り避けた方が無難になります。

匿名ブログで稼ぐ為の、ハンドルネームの決定

ここまでは、ハンドルネームを付ける際のポイントを下記のように説明いたしました。

  • 一般常識から乖離しない
  • 有名人やキャラクターを連想させない
  • チープな印象を避ける

以上のポイントを反映させた上でハンドルネームを決めていくわけですが、

・明らかなハンドルネームか
・本名に見えるハンドルネームか

の二種類に分かれます。

「シュガー」や「Sugar」と言ったハンドルネームは「明らかなハンドルネーム」です。

対して、「鈴木一朗」と言ったハンドルネームは「本名に見えるハンドルネーム」になります。

後者の、本名に見える方は、漢字を使ったネーミングで、メリットとしては

・多少賢そうな印象を与えられる
・本名に見える事で若干の信用要素に成り得る

という2点です。

ただ、どちらも「わずかに」メリットと成り得る程度でしかありません。

いくら賢そうで本名に見えて信用要素を与えらえるハンドルネームだとしても、わずか数文字程度のハンドルネームでは大きなプラス印象を与える事は難しいと考えられます。

故に、「本名に見えるハンドルネーム」に大きな優位性があるわけでは無い為、カタカナや英字表記の「明らかなハンドルネーム」でも特に問題はありません。

特にどちらがブログの収益的に「有利」というわけではない為、

・明らかなハンドルネーム
・本名に見えるハンドルネーム

のいずれでも大きな差は無いという事です。

ただ、「本名に見えるハンドルネーム」の方針でハンドルネームを決める場合は、有名人と重複しないように気を付ける必要があります。

ここで言う有名人は、運営しているブログテーマに関連する著名な人や、自身が知らなかった一般的な有名人も含みます。

前述の『有名人やキャラクターを連想させない』という項目で説明した通り、万一に有名人と重複した場合、裁判に発展にする可能性が0ではありません。

また、「明らかなハンドルネーム」の方針でハンドルネームを決める場合であっても、ネット上では、そのハンドルネームが既に使われている可能性も決して0とは言い切れません。

既に活動しているネット起業家やアフィリエイター、ブロガーの方が使用している可能性が0とは言えないからです。

ですので、

「本名に見えるハンドルネーム」
「明らかなハンドルネーム」

という、いずれの方針で決めるにしても、候補となるハンドルネームを決定する前に一度はGoogleまたはYahoo!などの検索エンジンで検索し、重複していないかどうかを確認してみる事を推奨いたします。

あくまでも、短い言葉で構成されるハンドルネーム「のみ」で大きなプラス印象には成り得ないので、時間をかけて迷っても得策ではありません。

故に、ここまで説明したマイナス要素を避ける事を意識し、余り迷わずに決めてしまう方が良いでしょう。

以上で今回の講義『匿名ブログで稼ぐ為のハンドルネーム(H.N)の決め方』を締めたいと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

ぜひ下記のリンクから目次をご覧になり、気になる講義にも目を通してみて下さい。

シュガー。

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