シュガーです。
今回の講義では、ブログに投稿する「プロフィール記事」の「書き方」「内容」を、限りなく具体的に掘り下げて解説いたします。
プロフィール記事はブログにおける「顔」のようなもので、プロフィール記事を読んだ見込み客は、
・余り良い印象を持てず、その場でブログを去ってしまう
・好印象を抱いてくれて、リピーターやメルマガ読者になってくれる
という、いずれかの「両極端」に至る可能性があります。
つまり、好印象ならばブログを読み続けてくれたりメルマガ登録をしてくれる可能性があるものの、特に興味を抱かれなかった場合は即座にブログを閉じられてしま事も有り得るわけです。
その場でブログを閉じられてしまえば、物理的に収入へと繋がる確率は0%になってしまいます。
故に、プロフィールはブログの収益を大きく左右する重要な「きっかけ」と言っても過言ではありません。
実際、ネットビジネスやアフィリエイト教材において、プロフィール記事の詳しい書き方を徹底して解説している教材はほぼ皆無という事もあり、プロフィール記事が原因となって大きく収入を落としているブログが非常に多くなっています。
そこで今回、アフィリエイトなどをはじめとするブログでの収入を180度近く変えてしまう可能性がある「プロフィール記事」に関しての「書き方」「内容」を解説していく次第です。
どうぞ最後までお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
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メルマガ読者を集める事を前提として講義していますが、特にメルマガを利用しない場合でも、
・お気に入り登録
・ブックマーク登録されてブログのリピーターになってもらう事に対しても、同じように応用が可能です。
講義内で「メルマガ登録」という趣旨で表記している部分は、そのまま上記の「お気に入り登録」「ブックマーク登録」の置き換えて考えて頂いても問題ございません。
プロフィール記事の適切な「内容」、果たすべき役割
プロフィール記事が果たす役割としては、
「このブログ運営者の情報を受け取る価値がある」
と見込み客に思わせ、ブログを読む動機やメルマガに登録する動機付けをする事です。
その為、ブログのテーマに関連する実績などがあれば提示し、見込み客にとって情報を受け取る「メリット」を感じさせていきます。
あくまでも、見込み客に対し、ブログ運営者である自分自身と関わるメリットがあると認識させる事が重要なわけです。
多くのブログでは、
・趣味
・特技
・生い立ち
など、ブログテーマと「無関係」な情報を記載しているプロフィール記事が非常に多くなっています。
ただ、そのようなプロフィール記事は、見込み客にとっての「メリット」を感じさせていない為、本来プロフィール記事が果たすべき役割を果たせていない傾向にあります。
もちろん、「親近感」を見込み客に抱いてもらいたく、趣味特技や生い立ちなどの情報を書こうとする意図は決して否定するつもりはありません。
ですが実際のところ、プロフィール記事に目を通す際に見込み客が求めている情報は
「この運営者の情報を受け取るメリット、価値はあるのか」
「この運営者はと関わる事によってメリット、価値はあるのか」
という、ブログ運営者に対する価値を図る物差しに他なりません。
これは、見込み客がプロフィール記事を読むに至る「導線」「経路」を考えると、分かりやすくなります。
基本的に、プロフィール記事に目を通す見込み客は、以下のような流れでプロフィール記事まで辿り着きます。
↓
何らかの集客記事が検索エンジン上位に掲載
↓
見込み客が検索結果の一覧から、ブログの記事をクリック
↓
その記事を読んだ見込み客が相応の「満足感」を得る
↓
記事を読んだ「満足感」から、
「この記事を書いている運営者とはどんな人物か?」
という興味を抱きプロフィール関連の記事を探す
もしくは、
サイドバーやメニューバー、目次記事のいずれかを経由し、
プロフィール記事に辿り着く
あくまでも、検索エンジンを経由してブログに投稿している何らかの記事を閲覧し、その記事に「満足感」を感じているのです。
その満足を感じた情報は、他でも無い「ブログのテーマに沿った情報」のはずです。
投資系のブログテーマなら、投資関連の記事を投稿しているでしょうし、恋愛系のブログテーマなら恋愛関連の記事を投稿していると思います。
その為、見込み客がプロフィール記事を読む前に、目を通していた記事は、ブログのテーマに沿っている情報だと考えられるわけです。
故に、いくら見込み客が記事を読み相応の満足を感じたとしても、あくまでもブログテーマに関連する情報に対しての満足感であり、「運営者個人」に向けられた興味ではありません。
つまり、その時点で見込み客が感じる運営者に対する興味は、
「この運営者から、もっと役立つ情報は得られるのか?」
などという、運営者からの情報を受け取る事による見込み客自身が得られる可能性のある「メリット」「価値」を率直に判断するような興味に他なりません。
決して、ブログ運営者の
・趣味
・特技
・生い立ち
を知りたいと感じているわけではないという事です。
もちろん、上記のような情報によって見込み客から「親近感」を引き出す事は不可能ではありません。
出身地や出身校、学生時代の専攻などで見込み客と運営者の間に「共通項」があれば、少なからず見込み客は運営者に対して「親近感」を感じる可能性があるからです。
ただ、あくまでもブログの目的はメルマガ登録へ誘導してメルマガ読者を増やす事でした。(メルマガ運営をしていない場合はブログのリピーター獲得に置き換えて考えて下さい)
そこで、見込み客がいくら運営者に対して「親近感」を覚えたとしても、
「この運営者の情報を受け取るメリット、価値がある」
「この運営者はと関わる事によってメリット、価値がある」
と感じて、メルマガ登録を前向きに検討する可能性は極めて「低い」と考えて良いと思います。
なぜなら、見込み客は自分にメリットが「ない」情報をあえて受け取る必要性は一切なく、いくら親近感があるからと言って、その運営者から見込み客自身が求めている情報を受け取れるとは限らないからです。
プロフィール記事を目にする段階の見込み客が率直に求めている情報は、
「この運営者から、もっと役立つ情報は得られるのか?」
の判断に他なりません。
故に、見込み客に対して「メリット」「価値」を感じさせる情報「以外」は、この段階では不要な情報になるという事です。
よって、親近感を引き出す事を目的とする
・趣味
・特技
・生い立ち
などの情報は、プロフィール記事ではあえて提示する必要はありません。
もちろん、趣味特技や生い立ちが、ブログテーマやテーマに関する実績に関連する場合は、提示していき興味を引き出す事が可能です。
ですが、ブログテーマと無関係な上記の情報はあえて示す必要はないという事です。
それは前述の通り、見込み客としては「求めていない」からに他なりません。
見込み客にとって、「求めていない」情報を提供される事は「退屈」でしかなく、それは「満足感」と「かけ離れた」感情です。
そしてその「退屈」を感じた見込み客は、ブログから離脱をし、メルマガ登録に至らない可能性が十分にあるわけです。
故に、常に見込み客が求めている情報「のみ」を提供し、決して退屈させずに「満足感」を高めていく事が重要になります。
よってプロフィール記事の段階においては、見込み客にとって
・運営者と関わるメリット
・運営者からの情報を受け取るメリット
を感じさせる情報「のみ」に特質し、可能な限りメルマガ登録へと誘導していく事が理想となるのです。
とは言え、親近感を与える事自体が悪い事というわけでは、決してありません。
あくまでもプロフィール記事の段階では上記の理由から「不適切」という意味です。
ですので、親近感を与える目的での「自己PR」は、
・自己PRのみを目的とした別の記事を作る
・メルマガで信頼を築いた後に、追伸などを利用する
などが有効となります。
以上を踏まえ、基本的にこのプロフィール記事には
・運営者と関わるメリット
・運営者からの情報を受け取るメリット
を見込み客に感じさせる事に特質した内容を記載していく為、必然的に、
・運営者自身が持つブログテーマに関わる実績
・運営者自身が持つブログテーマに関わる経歴
などを中心としていきます。
特にアピール出来るような「実績」も「経歴」も無い場合の対処法
ただ、ここで、場合によってはテーマに関連する「実績」も「経歴」も持っていないというケースがあるかもしれません。
そのような場合、このプロフィール記事はあえて作成せず、「ブログ説明記事」を作成し、プロフィール記事の代用とする事が可能です。
そんなブログ説明記事の書き方に関しての講義は別に用意しておりましたので、下記のリンクから併せてご覧になってみて下さい。
プロフィール記事の視点は「運営者自身」でしたが、ブログ説明記事は「ブログ自体」に視点を向け、
・どんな情報を発信しているブログか
・どんなメリットがあるブログか
を見込み客に対して率直に感じさせる内容を記載する記事となっています。
故に、運営者自身に深く触れる事無く構成出来る為、特に「実績」「経歴」でアピールが出来ないという場合であっても、次項のブログ説明記事であれば問題無く
・ブログを読む動機付け
・その動機付けからのメルマガ登録
へと誘導する事が可能です。
よって、ブログテーマに関連する「実績」もしくは「経歴」が特にお持ちでない場合は、このプロフィール記事はあえて作成せず、ブログ説明記事で代用していく事を推奨いたします。
どこか、
「プロフィールを書く事は当たり前」
のような風潮があるようで、多くのブログ運営者が特にテーマに関連する実績が無い場合にも関わらず、無理やりプロフィール記事を書いているようなブログを多く見受けられます。
多くのブログがやっている事は、模倣しがちになってしまいますが、あくまでもブログのテーマに沿った興味を引き出せなければ、プロフィール記事は意味がありません。
むしろ、興味を引き出せなければ、逆効果です。
その場でブログを閉じられてしまい、結果として収益に繋がる確率を大きく下げてしまいます。
興味を引き出す要素が無ければ、あえて触れなければ良いわけです。
決して実績を言わない事は騙している事ではありません。
あえて実績を出さずに成功する方法は、下記の講義で解説していますので、併せて参照頂ければと思います。
- 現段階では実績が無くても、運営開始後に実績が作れれば、その実績を基にしてこのプロフィール記事を後から作る事は何ら問題ではありません。
むしろ、ブログ説明記事とプロフィール記事の両方があれば、より見込み客に対して、
・ブログを読む動機付け
・その動機付けからのメルマガ登録を高められ、メルマガ登録率(オプトイン率)を上昇させられる可能性が十分にあります。
ですので、今は実績が無いとしても、運営開始後に実績が出来れば、その段階でプロフィール記事の作成をしていく方針が宜しいかと思います。
収入を高めるべくプロフィール記事の書き方
ここまでは、プロフィール記事に書く「内容」に関して講義してきました。
対してここからは、読み手である見込み客に対し、ブログ運営者である自身への興味を最大限に膨らませるようなプロフィール記事を書いていく「書き方」に焦点を当てていく次第です。
それでは早速進めていきましょう。
プロフィール記事における実績アピールの注意点
実際のところ、実績画像を載せる事で確実に見込み客から興味を引き出せるとは限りません。
実績の示し方によっては、
・自慢
・嫌味
のように見込み客に捉えられてしまい、嫉妬心や反感を買ってしまうケースが多々あるからです。
反感は共感、信頼や好意、満足感とは対極にあるような感情であり、反感を買われてしまえば、
・ブログを読み続けてくれる可能性
・メルマガ登録に至る可能性
は下がってしまうでしょう。
仮にメルマガ登録へ至ったとしても、反感を買いながらメルマガに目を通すという事は、
「この運営者からの情報を何としても受け取りたい」
という「前向き」な意識でのメルマガ購読ではなく、
「とりあえずの情報収集になればいいか」
という「後ろ向き」な低い意識レベルで1通1通のメルマガに目を通す傾向になると想定出来ます。
そのような「後ろ向き」な姿勢の読者は、前提として「前向き」にメールを読む気が余り無い傾向にある為、その時点では「購入率」「リピート購入回数」を高められる可能性が非常に低くなるのです。
つまり、反感を買った状態でのメルマガ登録は、その時点で収入に繋がりにくいメルマガ読者になってしまうという事です。
もちろん、「後ろ向き」な意識のメルマガ読者であっても、1通1通におけるメールのクオリティ次第では「購入率」「リピート回数」を高める事が決して不可能というわけではありません。
メールの文章次第によっては、反感を共感に変えていく事は決して出来ないわけではなく、見込み客に共感を与えられれば「信頼」「好意」を勝ち取るに繋がり、それが「購入率」「リピート回数」を跳ね上げる要因と成り得るからです。
しかし、オプトインの時点(メルマガ登録の時点)で反感を抱いている読者は、そもそもメールを真剣に読まない事が想定させる為、上記のように反感から共感まで「持ち直す」事はなかなか確率的に難しいと言わざるを得ません。
それよりも、オプトインの時点で見込み客から反感を買っていなければ、メールの1通目から「前向き」な姿勢でメールに目を通してくれる確率が非常に高まりますので、共感を得られる可能性自体が比例して高まると想定出来ます。
共感を得られる可能性が高い読者であれば、「信頼」「好意」を勝ち取れれる可能性も高まる為、「購入率」「リピート回数」を上昇させられる傾向が非常に強くなるわけです。
オプトインの時点で反感を回避しただけで、その後の「購入率」「リピート回数」が高まる事により、収入も比例して大きくなっていきます。
以上のように、オプトインの時点で反感を買われるか、買われないか・・・この要素1つだけでも、その後の収入が大きく変わっていくのです。
運営歴が長くなればなるほど、その「差」は大きくなり、倍の差どころではなく「桁」すらも変わっていきます。
故に、オプトインの時点で反感を買われないようにする事が、生涯にかけて得られる収入の桁さえも大きく変えてしまうと言っても過言ではありません。
つまり、実績のアピールは、
・見込み客から大きな興味を引き出してメルマガ登録へ繋げられるメリット
・反感を買ってしまいメルマガ登録にすら至らないデメリット
・反感から、メルマガ登録しても真剣に読む気が無く収入に繋がりにくいデメリット
という具合に、大きなメリットがある反面、場合によっては大きなデメリットにも成りうる「諸刃の剣」と捉えて下さい。
そこで、どうすれば反感を抱かれないように出来るか・・・という部分を具体的に解説していきたいと思います。
この反感を回避する実績アピールの表現を使えれば、
・反感を買ってしまいメルマガ登録にすら至らないデメリット
・反感から、メルマガ登録しても真剣に読む気が無く収入に繋がりにくいデメリット
を避ける事が出来、可能な限り
・見込み客から大きな興味を引き出してメルマガ登録へ繋げられるメリット
のみを残せるようになっていきます。
それがメルマガで「信頼」「好意」を掴み「購入率」「リピート回数」を跳ね上げる要因になり、大きな収入へと直結していくのです。
それほど重要な講義内容となる為、ぜひ今まで以上に身を入れてお読み頂ければと思います。
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今から解説する実績アピールの講義内容は、何もプロフィール記事「だけ」に限定されるものではありません。
ブログにおけるあらゆる記事、メルマガ原稿を書く際に、自身の「実績」に触れる場合などにはそのまま使える講義内容となっていますので、適時、応用頂ければと思います。
プロフィールで「反感を買わない」有効な実績のアピール方法
自慢や嫌味に感じられてしまい、見込み客から反感を買ってしまう根本的な要因は、
1.実績を不必要に強調する事
2.自分自身の実績を過大評価している印象がある事
の2点になります。
これは悪例から学ぶと分かりやすいと思いますので、以下の例を見ながら改善案を考察していきましょう。
悪例:「たった3年で、なんと100万の月収を達成してしまいました。」
まず、
「たった」「なんと」「しまいました」
という表現が、先ほど挙げた『1.実績を不必要に強調する事』に該当しており、自慢や嫌味に感じられてしまう部分です。
また、『2.自分自身の実績を過大評価している印象がある事』に関しては、3年で100万の月収という部分が該当します。
なぜなら、アフィリエイトにおいて3年で100万という数字は、市場で販売されている情報商材で掲げられている実績と比較すると、大きく誇張して自慢出来るような実績ではないからです。
もちろん100万の月収は素晴らしい実績であり、なかなか達成できるものではありません。
多くのアフィリエイターが数万も稼げていない中で、数十万を超える大きな実績は素晴らしいものです。
ただ、前述の通り、情報商材のセールスレターなどで掲げられている実績と比べてしまうと、3年で100万の月収は、やや時間がかかり過ぎている印象を受けます。
様々な情報商材を見てきたという見込み客にしてみれば、
「たった3年で、なんと100万の月収を達成してしまいました。」
という中で「たった」「なんと」と誇張するほどの実績ではないと判断されてしまうのです。
実際、見込み客の中には、多くの情報を目にし、その中でセールスレターも多く見てきたという見込み客は多数存在しております。
故に、上記の表現では、割と多くの見込み客から、
「特に誇張するほどの実績ではないにも関わらず、過大評価をしている」
と捉えられても仕方ありません。
場合によっては、見込み客からすれば、
「誇張するレベルではないのに、もしかすると市場の動向を知らないのでは?」
という不信感や知識不足への疑いにも繋がりかねません。
よって、リサーチの段階で 自慢出来るような実績表現かどうかを確認しておく事が望ましいです。
以上の事を踏まえて、
「たった3年で、なんと100万の月収を達成してしまいました。」
という悪例の実績アピールに対し、
1.実績を不必要に強調する事
2.自分自身の実績を過大評価している印象がある事
に該当する部分を改善していくと、
「アフィリエイトを実践して月100万の月収を達成しています」
という表現が、自慢や嫌味を感じさせず、反感を買いにくい表現になるかと思います。
まずは「たった」「なんと」「しまいました」という強調表現をすべて削除しました。
仮に月2,000万のアフィリエイト月収だとしても、「なんと」「しまいまいした」のような強調表現を付けると、やはり自慢や嫌味に捉えられてしまう可能性は否定出来ません。
ですので、実績の大きさがどれくらいであろうとも、「たった」「なんと」「しまいました」のような、自分の実績を誇張する表現は避ける事が無難です。
続いて、「3年で」という表現をあえて封印して、「アフィリエイトを実践して」という嘘偽りのない表現に変えて、過大評価と捉えられるマイナス面を改善しました。
結果、
「アフィリエイトを実践して月100万の月収を達成しています」
というスッキリとした、反感を可能な限り抑えられるような表現にする事が出来ました。
また、以上のような文章に「実績画像」を挿入していく事によって、信ぴょう性を高められるようになります。
「ネット上では言うだけタダ」なわけですから、いくら文章でアピールしたところで、信ぴょう性が低くなってしまうからです。
故に、実績をアピールする場合は、それを証明出来る画像を「社会的証明」として利用する事を推奨いたします。
参考:「社会的証明」の利用方法
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続いては、ここまでの内容を踏まえた上で、実績をアピールする具体的な2つのテクニックを解説させて頂きます。
実績提示テクニック ~略歴~
自慢や嫌味に思わせない実績提示の手段として、「略歴形式」で表現していくという方法があります。
これは、時系列と実績を端的に箇条書き形式で表現していくものです。
以下が略歴形式の実績提示例になります。
このような形では、先に示したような「たった」「なんと」「しまいました」のような誇張する強調表現が入りにくくなるので、客観的な視点で表現出来ている為、反感を買われにくい表現となっていると思います。
「運営者自身」の言葉というよりも「ナレーター」が語っているかのように感じられ、自分自身の口で語っているように感じさせないからこそ、誇張を感じさせないようになっているのです。
自然に反感を回避出来るテクニックとしてお勧めの方法となっています。
実績提示テクニック ~第三者のアピール~
続いてのテクニックは、先ほどの
「アフィリエイトを実践して月100万の月収を達成しています」
のように、運営者自らが自分の実績を語るのではなく、
「クライアントの●●さんの実績ですが、アフィリエイトを実践して月10万の月収を達成しています」
という具合に、「第三者」の実績を提示するという方法です。
自らが自身の実績を語ると、自慢や嫌味を感じられてしまいがちですが、クライアントなど第三者の実績であれば、その自慢や嫌味を割と抑えられる傾向にあります。
とは言え、先ほどの「自らが自身の実績を語る」というパターンにおける、
1.実績を不必要に強調する事
2.自分自身の実績を過大評価している印象がある事
というポイントは、この第三者の実績を提示する上でも、同様に押さえるようにして下さい。
「クライアントの●●さんの実績ですが、アフィリエイトを実践して月100万の月収を達成しています」
という、第三者の実績を提示するパターンにおいて、上記1と2のポイントを押さえて「いない悪例」を見てみましょう。
「クライアントの●●さんの実績ですが、たった3年でなんと月100万の月収を達成してしまいました」
赤太字で記した部分が、上記1と2に該当する部分で、先ほどの自らが自身の実績を語る悪例パターンの
「たった3年で、なんと100万の月収を達成してしまいました。」
と同じように、見込み客に自慢や嫌味のように捉えられ「不快感」「反感」を感じられる可能性が非常に高くなってしまいます。
ですので、自身の実績を語るのではなく、第三者の実績を提示する場合であっても、
「クライアントの●●さんの実績ですが、たった3年でなんと月100万の月収を達成してしまいました」
というように
1.実績を不必要に強調する事
2.自分自身の実績を過大評価している印象がある事
が該当してしまえば、見込み客に反感を買われてしまいかねません。
故に、上記2つのポイントをしっかり押さえ、
「クライアントの●●さんの実績ですが、アフィリエイトを実践して月100万の月収を達成しています」
という表現に変更するだけで、反感を可能な限り押さえる事が出来るので、自身の実績を語る場合だけではなく、第三者の実績を提示する際にも同様に注意するようにして下さい。
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<補足>今すぐに使える別の第三者実績
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この第三者の実績を提示するという方法は、例として「クライアント」を挙げていましたが、
・ビジネスパートナー
・自分にコンサルティングやサポートをしてくれている人の実績を提示する形でも、同様に有効となります。
特に2つ目の、自分にコンサルティングやサポートをしてくれる人であれば、アフィリエイトを始めたばかりの状況であっても「すぐに」実績として提示する事が可能です。
この方針を採用する場合であれば、自身の実績が無くてもプロフィール記事を書いて興味を引き出せる事が十分に可能です。
例えば、情報商材ではサポート、もしくはコンサルティングを受けられる事が多くなっています。
もし購入した情報商材にサポートやコンサルティングが付いていたならば、
「実績がある方にサポート、コンサルティングをしてもらっている」
「実績がある方からアドバイスを受けている」という表現をしても、それは決して嘘偽りではありません。
仮に、サポートやコンサルティングをしてくれている方の実績が、月1,000万の起業家であれば、
「月1,000万を稼ぐ起業家にサポート、コンサルティングをしてもらっている」
「月1,000万を稼いでいる起業家の方からアドバイスを受けている」とブログで公表しても事実に変わりは無い為、問題にはならないはずです。
そのような、第三者の実績を提示する形によっても、自身への興味を引き出せる要素には十分成り得る為、
・運営者と関わるメリット
・運営者からの情報を受け取るメリットを見込み客に感じてもらえる可能性は高くなります。
自身の実績がまだ無い場合には非常に有効となる戦略ですので、ご検討頂ければと思います。
プロフィールの最後に行うべきアクション誘導
記事の最後には別の記事に誘導して、見込み客1人あたりの記事閲覧数(PV数)を増やす事でSEO対策になり、検索エンジンからの評価を高めていきます。
それにより、ブログに投稿する各記事が、検索結果の上位に表示されやすくなり、ブログのアクセス数を倍々に増やしていけるわけです。
また、メルマガ登録を目的とする場合には、オプトインページ(メルマガ登録ページ)への誘導も同時に行い、その場でメルマガ読者を増やすせるような導線を作っておく事が有効になります。
よってプロフィール記事の最後(もしくは途中)には、
1.ブログの目次的な記事
2.オプトインページ
3.オプトインページに誘導している特定の記事
のいずれかに、記事最後で誘導をするようにして下さい。(当ブログにおける上記1~3の事例は下記を参考になさって下さい)
大きく興味を引き出せるプロフィール記事であれば、『2.オプトインページ』に誘導して、そのままメルマガ登録してくれる可能性(オプトイン率)が高いです。
(また、オプトインページをしっかりと作り込んでいる場合も、オプトイン率が高くなります。)
そのような場合は直接『2.オプトインページ』に誘導しても問題ありません。
ただ、
・プロフィール記事の段階でそこまで大きな興味を引き出せないような場合
・オプトインページをしっかりと作り込んでいない場合
のいずれかに該当するのであれば、このプロフィール記事からオプトインページへ直接誘導したところで、見込み客がメルマガ登録をする可能性は低くなってしまいます。
故に、プロフィール記事で大きな興味を引き出せないような場合は、
1.目次記事
3.オプトイン記事に誘導している特定の記事
に誘導する事が有効です。
上記のいずれかであれば、見込み客が誘導先の記事を読んでいく事で、ブログに対する「満足感」が足し算的にプラスされ、メルマガ登録への興味を高める可能性が高くなり、それに伴ってオプトイン率が上昇するからです。
ただ、無理やり誘導先を1つに絞り込む必要はありません。
あえて誘導先を、
1.目次記事
2.オプトインページ
の2つにしても良いという事です。
この分岐パターンであれば、以下のような効果が期待出来ます。
- まだメルマガ登録まで興味が高まっていない場合
→目次記事で別の記事を読ませる - ある程度メルマガ登録に至るレベルまで興味が高まっている場合
→オプトイン記事に誘導してメルマガ登録させる
見込み客がメルマガ登録に至らない場合や、まだメルマガ登録する気がない場合も、目次記事への誘導を図る事が可能です。
目次記事にさえ誘導出来れば、
- 別の記事を幾つか読ませる事で見込み客1人あたりのPV数を高め、検索エンジンからの評価を上げる
- 目次記事から読まれる事になる幾つかの記事からメルマガ登録へ誘導し、オプトイン率を高める
という可能性を引き上げる事が出来るわけです。
故に、あえて誘導先を1つに絞らずに分岐型にすれば、メルマガ登録が失敗に終わった際の予防線にもなる為、非常に有効な手段になります。
また、既にメルマガ登録を終えている見込み客が、このプロフィール記事に目を通す事も無いわけではありません。
メルマガ登録はしているが、
・別の記事からメルマガ登録していた為、プロフィール記事には初めて目を通す
・プロフィール記事は既に読んだが、改めて読む
というケースが考えられるからです。
そのような既にメルマガ登録済みの見込み客にとって、このプロフィール記事の最後にある誘導先がオプトイン記事だけであれば、これ以上は見込み客1人あたりのPV数が伸びる事はありません。
そこで目次記事のリンクがあれば、オプトイン記事ではなく目次記事へと移動し、そこから複数の記事を読んでくれる可能性が残るのです。
以上の理由も含め、分岐型のアクション誘導を推奨しております。
プロフィール記事における、その他のポイント
ここまでは、
・実績アピールの注意点
・反感を買わない有効な実績アピール
を通じて、見込み客から運営者自身に興味を引き出して
・運営者と関わるメリット
・運営者からの情報を受け取るメリット
を与えるテクニックを解説していきました。
その上でここでは、追加する形で、より見込み客に対して興味を引き出せるようにするその他のポイントを講義していきたいと思います。
実績の提示は証拠と共に
ただ証拠画像の公表もなく、
「月50万稼いでいます」
「月収100万を稼いでいます」
などと言っても、見込み客に立場に立って考えれば、それらの実績を語る発言には何の信ぴょう性もありません。
多くの人はネット上の情報に対して、最初から「疑っている」傾向が強いからです。
そもそもネット上では、発言の審議を正確に確かめる事は出来ません。
その為、
「言ったもん勝ち」
という風潮があり、多くのアフィリエイターが実績画像を公表せず、「いくら稼いでいる」などの発言を至る所でしている傾向になります。
ただ、実際に見込み客が運営者に対して価値を感じるのは、他でも無い記事の質です。
記事の質は、見込み客が感じる「満足感」の事。
その記事の質が余りにも低くて「満足感」を得られないにも関わらず、その記事を書いた運営者が実績がある発言をしている為、見込み客としては
「この人、本当に稼いでいるのか?」
と、疑うようになる傾向があるわけです。
かつて販売されていた情報商材では、
「ネット上の情報は言ったもん勝ちだから、ウソの実績を提示してもバレない」
「バレないのだから、実績画像無しでも、ウソの実績を掲げて稼いでいるように見せれば良い」
という趣旨の戦略が語られていたこともあったようでした。
記事の質が低く「満足感」を得られない記事にも関わらず、それを忠実に実践したブログが残り、そんなブログを見た駆け出しのアフィリエイターがそのようなブログを模倣し・・・
という流れで、実績画像を無しで言いたい放題に実績を語るブログ運営者が増えた風潮がありました。
記事の質が低いのに、やたら語る実績が高い・・・言わば、記事の質と語られる実績が全「逆行」していた為、多くの見込み客はそのようなブログを目にし
「この人、ウソを言っているんだろうな」
というような心境になり、常に疑いの目でネット情報を見るような傾向になったわけです。
「何か嘘くさいな・・・」
と感じる事は出来ると思います。
ただ、ネット上では顔は見えない為、全て「記事の質」で判断するしかありません。
その記事の質が低劣で「満足感」を一切感じないような内容であれば、いくら稼いでいると発言されていても、胡散臭く、疑わしく感じられてしまうだけなのです。
・・・そんな背景もあり、基本的に見込み客は常にネット上の発言を疑っている、と考えて文章を書く必要があります。
その上で、実績があるという発言をしたにも関わらず、それを裏付ける証拠画像を出さない事は、余計に疑いを強めてしまう可能性が非常に高くなってしまいます。
その結果、見込み客はその時点で運営者に対する興味を持つに至らず、
・運営者と関わるメリット
・運営者からの情報を受け取るメリット
を感じず、目的であるメルマガ登録が達成出来なくなる可能性があるのです。
最悪の場合、二度とブログに戻ってくる事なく、完全に収入に繋がらない可能性も十分に考えられます。
故に、実績に関する発言をした場合には、
・自らの実績を語る場合
・第三者の実績を語る場合
いずれの場合にしても、基本的にそれを裏付ける証拠となる実績画像を併せて提示するようにして下さい。
まとめ:ブログ収入を180度変えるプロフィール記事の「書き方」と「内容」
ここまでの講義、お疲れさまでした。
少々長くなってしまいましたが、たかがプロフィールですが、冒頭でもお伝えしました通り、プロフィール記事はブログからの収益を180度変えてしまう可能性がある為、1つ1つ細かく解説させて頂いた次第です。
重要なポイントとしては、
プロフィール記事に目を通す際に見込み客が求めている情報は
「この運営者の情報を受け取るメリット、価値はあるのか」
「この運営者はと関わる事によってメリット、価値はあるのか」
という、ブログ運営者に対する価値を図る物差しに他ならないという事でした。
プロフィール記事では、決して「趣味」「特技」「生い立ち」を語る場面ではなありません。
その上で、ブログ訪問者(見込み客)に
「この運営者の情報を受け取るメリット、価値がある」
「この運営者はと関わる事によってメリット、価値がある」
と思って頂く事がプロフィール記事の果たすべく役割になるわけです。
その為のテクニックとして、
・反感を買わない実績のアピール方法
・実績が無い場合の対処方法
などを解説させて頂いた次第です。
ぜひ併せて、下記のリンクから他の講義もご覧になってみて下さい。
それでは。
シュガー。