シュガーです。

クライアントの方から、

「メルマガ(ステップメール)の配信が終了したのですが、最終回の後はどうすれば良いですか?」
「どの段階でステップメールは最終回を迎えれば良いでしょうか?」

という趣旨の相談を頂く事が定期的にありました。

そこで今回は、メルマガ、及びステップメールに関しての「終わり」「区切り」を解説していきたいと思います。

メルマガ運営を行うネットビジネス事業者にとって、メルマガ運営で得られる収入を大きく左右する、欠かせない視点の講義になりますので、ぜひ最後までお付き合い頂ければ幸いです。

メールマガジン、ステップメールの「最終回(終わり)」「区切り」

冒頭でも挙げた、

「メルマガ(ステップメール)の配信が終了したのですが、最終回の後はどうすれば良いですか?」
「どの段階でステップメールは最終回を迎えれば良いでしょうか?」

のような趣旨の質問や相談を頂いた際には、

「あえて最終回というものを作る必要はない」

と明言しています。

もちろん、「絶対にメルマガ(ステップメール)に最終回を作ってはいけない」というわけではありません。

メルマガの配信自体を終わらせる事は、あくまでもメルマガ運営者、発行者の「自由」だからです。

ただ、メルマガの運営を営利目的で行っている以上、最終回を設ける事によってメルマガ(ステップメール)に「終わり」「区切り」を付ける事は、実際のところメリットが何もありません。

法律的な観点も含め、メルマガは「オプトイン(メルマガ登録)」段階から、読者によって配信解除をされない以上、

・いつでも
・何通でも
・どのくらい間隔を空けても

メルマガを配信し続けても問題ないからです。

特定電子メール法で認められている、メルマガの永久性。

もちろん、今の特定電子メール法という法律が変わらない限りの話ではありますが、メルマガ読者に配信を解除されない限りは、3年先でも18年先でも、永久にメルマガの配信を続けても良いわけです。

そのメルマガは、ステップメール化して自動配信の形にしても構いませんし、あえて自動化せず、リアルタイムに送るメルマガでも問題ありません。

つまり、いずれにしても、読者にメルマガの配信解除をされなければ、永久に「売り込み」を行う事が出来るわけです。

要するにメルマガ発行者は、その売り込みによって、いつでも収入を手にしても良い権利があるという事です。

ですので、これは極端な話でもなく、ステップメールを50通でも100通でも、1800通でも、何通作っておいても良いという事になります。

その長期間のステップメール内に、売り込みのメールが入っている事で、自動で長期間に渡って収入を手にしていけるわけです。

さらに、ステップメールは後から幾らでも「追加」する事が出来ます。

その為、設定済みのメルマガ原稿が全て配信され切ってしまいそうになれば、新たに追加していき、そのステップメールを終わらせないようにする事が可能です。

ステップメールを続ければ続けるほど、その分だけメルマガから得られる収入も続くようになります。

以上の理由から、あえてメルマガ、ステップメールに最終回のようなものを設けて「終わり」「区切り」を作る事は、営利目的上において「不要」と明言していた次第です。

メルマガ、ステップメールに最終回を設けない「前提」

ただ、ここまでの話はDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)における「集客→教育→販売」の「教育」を含めた前提になります。

この教育は、読者からの「信頼」「好意」「尊敬」を勝ち取って固定客化していく事を指しています。

このような教育の過程を通す事無く「売り込み」=販売を行い続けても、メルマガ読者からの「購入率」「リピート購入回数」を高める事は出来ません。

つまり、せっかく何年分ものステップメールを作り込み、そのメルマガの中で幾つも商品を販売、アフィリエイトしたとしても、読者に買ってもらわれない可能性があるという事です。

それどころか、容易に読者から「配信解除」されてしまう事も考えられます。

その結果、労力と時間をかけてステップメールを作っても、最悪の場合は収入0にもなりかねません。

逆に「信頼」「好意」「尊敬」を伴う固定客を数多く獲得出来れば「購入率」「リピート購入回数」を高められ、大きな収入を手にする事が出来ます。

それだけ「教育」はメルマガを駆使したDRMにおいて重要な部分になるわけです。

収入を0にも憶にも変えてしまうと言っても過言ではありません。

よって、メルマガ、ステップメールに最終回を設けず続けていく為には、この「教育」を徹底した上で「売り込み」を行う前提を意識するようにして下さい。

メルマガ読者を集めるオプトインページやLP(ランディングページ)において、ステップメールを紹介する際に、

「全●●回」

というように、メルマガ講座の回数を打ち出す行為は特に問題はありません。

まずは5回なら5回、15回なら15回と決めて、その決めた回数分だけステップメールを作って配信しておけばよく、後から幾らでも追加していく事が出来るからです。

そもそも、最初に定めた回数が終わったからと言って、「それ以上のメルマガを送ってはいけない」という「決まり」「法律」はありません。

また、読者からすれば、送られてきたメルマガが「満足感」を感じられるものであれば、さらに追加でメルマガが配信されるとなれば喜ばしい事になるはずです。

ですので、ステップメールを仮に全15回と打ち出してメルマガ読者を集めている場合であっても、

「当メルマガ講座は、一旦区切りになりますが、以降も最新情報を踏まえてメルマガ配信を続けさせて頂きます」
「宜しければ今後もどうぞお付き合い頂ければ幸いです。」

のような趣旨のメッセージを15回目に送れば、自然とそれ以降にメルマガを配信し続ける事が出来ます。

ぜひ参考までに。

メルマガに「終わり」「区切り」を設けずに運営・配信を続ける方法

前述の通り、私の考えでは、メルマガ・ステップメールには最終回のようなものを設けない方が良いという方針でした。

その上で、先ほど触れた「教育」をメルマガ内で徹底した上で、いかにしてメルマガの運営、配信を続けるかというコツ、ポイントを解説したいと思います。

要するに、「教育」を徹底する事によって読者の「購入率」「リピート購入回数」を高め、より収入を大きくする為の、メルマガ配信の続け方になります。

商品の売り込みは、自身の販売する商品でも、アフィリエイトでも構いません。

また、売り込むものは「商品」でもコンサルティングなどの「サービス」でもOKです。

ここでは、メルマガ運営を続けるというテーマに沿った講義になる為、メルマガ発行者としての「信頼」「好意」「尊敬」を勝ち取っていった後のポイントを解説していく次第です。

この「信頼×好意×尊敬」を勝つ取り固定客を数多く獲得していく方法に関しては、下記の講義で解説していますので、そちらを併せてご参照下さい。

>DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)で稼ぐ方法~メルマガマーケティングの本質~

それでは、既に1つ目の商品を売り込んだ後からのポイントを解説していきます。

そのポイントは下記3点に集約されます。

  • 売り込む際のスタイル
  • 売り込みの頻度
  • 読者の満足度を高められる商品の質

それでは早速1つずつ見ていきましょう。

売り込む際のスタイル

まずは、唐突に新たな商品を売り込む事は絶対に避けて下さい。

いくら読者との間に「信頼」「好意」「尊敬」を築けたとしても、読者が商品を欲しがらなければ意味が無い=購入率が上がらないからです。

ですので、購入率を上げる為にも、その売り込む商品に対して、

・魅力的に感じる情報
・必要性を感じる情報

を読者に提供していくわけです。

ただ、上記のような情報は決して1通に詰め込む必要はありません。

「魅力的に感じる情報」「必要性を感じる情報」におけるそれぞれの「アピール要素」が多くなればなるほど、1通に詰め込むと「情報過多」になってしまい、読者の満足感を損ねてしまうからです。

その結果、最後まで読まれない可能性もありますし、満足感を抱けないメルマガに嫌気がさして配信解除をされる危険性すらあります。

そうならないように、メルマガ1通あたりの情報量・ボリュームは、読者の「満足感」を維持出来る量にするべきです。

この辺りのメルマガ1通における文章量の長さなどに関しては、下記のリンク先で詳しく掘り下げて解説していますので、併せてご覧になってみて下さい。

また、今挙げた、

・魅力的に感じる情報
・必要性を感じる情報

を読者に提供したからと言って、「売り込み」を強く行わないように注意して下さい。

既に読者から「信頼×好意×尊敬」を勝ち取り、上記2点の情報をしっかりと伝え「教育」していれば、それなりの「購入率」は叩き出せるはずです。

しかし、今後、幾つも商品の販売・売り込みを行っていくにあたり、「売り込みのアピールが強い」と感じられてしまえば、基本的に読者の立場としては余り良い気分ではありません。

日本人の習慣として、「強い売り込み」は好まれない風潮にある事も要因になっていると思います。

売り込み感が強いと読者に感じられた時点で、

・以降のメルマガを精読してくれない
・そもそも配信自体を解除する

という行動に至ってしまう可能性も決して0ではありません。

よって、上記のような事態を回避し、売り込み感を印象付けない為にも、

「絶対に買え」
「買わなきゃ損」

という売り込みの強さを感じさせるようなスタイルではなく、

「宜しければどうぞ」
「もし気になられたようでしたら、確認してみて下さい」

という勧めるようなスタイルで商品を販売したりアフィリエイトするようにして下さい。

このような「柔らかい印象」のスタイルであれば、売り込み感が強くならず、特に読者の気分を悪くさせる事はないからです。

このような売り込みのスタイルならば、幾ら数多く商品を勧めようと、読者の気分を損ねる事ない為、何度も売り込みを行えるようになるわけです。

売り込みの頻度

先ほどは、読者の気分を悪くさせて購入率を下げないよう、読者に強くアピールするのではなく、あくまでも勧めるような形の売り込みを推奨しました。

ただ、売り込む際のスタイルだけではなく、売り込みの「頻度」も関連して読者の購入率を大きく左右します。

余りにも連続して、日数を空けずに売り込みを行ってしまえば、いくら欲しいと思える商品であろうとも、読者は嫌気がさしてしまう傾向にあります。

そもそも商品を買うという行為自体が、読者にとって大切なお金を払う「負担のある行為」だからです。

また、情報商材のように購入代金が高ければ高いものほど、読者にとっては負担になる事は間違いありません。

そのような負担が続いてしまえば、いくら欲しいと感じれるような商品だとしても、読者としては気分の良いメルマガではなくなってしまいます。

そのような気分を損ねるような要素がある時点で、後のメルマガが読まれ無くなったり、配信解除に至ってしまう可能性もあります。

故に、1つの商品を売り込んでから別の商品を売り込むまでには、最低でも1週間近くは空ける事を推奨していた次第です。

間隔を空ける分には、基本的に購入率への大きな影響は特に問題はありませんので、1ヵ月ほど空ける形でも構いません。

ただこれは、「信頼×好意×尊敬」という教育がしっかりと出来ている上での話になります。

この辺りのメルマガ(ステップメール)における適切な配信の頻度や間隔に関しては、以下の講義で掘り下げて解説していますので、併せて以下の記事もお読み頂ければ幸いです。

読者の満足度を高められる商品の質

メルマガで提供する情報は、読者の「悩みや願望を解決する情報」であり続ける必要があります。

そもそも読者側の立場に立ってみれば、読者は自分のメリットに繋がらないような話には一切耳を傾ける「理由」も「時間」もないからです。

その前提で、全てのメルマガ原稿を作っていく必要があるわけですが、売り込む「商品の質」に関しても、普段のメルマガと同じく、読者の「悩みや願望を解決に導くもの」でなければなりません。

特に、無料で読めるメルマガとは異なり、商品は購入する金銭的負担が生じるわけですから、読者は「より質の高いもの」という期待を持ってお金を払っています。

にも関わらず、全く悩みや願望を解決する「きっかけ」にもならない「質の低い」商品であれば、落胆の度合いは非常に大きくなってしまいます。

その落胆が大きいほど、その商品を売り込んだメルマガ発行者へ「裏切られた感覚」を抱いてしまうわけです。

その裏切られた感覚によって、今まで築き上げてきた「信頼」「好意」「尊敬」というブランディングが一気に崩れ落ちて強います。

結果、以降のメルマガを読まれない、配信解除という事に至ってしまう可能性があるのです。

逆に、勧める商品が読者にとって悩みや願望を解決に導くような「きっかけ」になるものであれば、その商品を勧めたメルマガ発行者に対しての信用度がさらに高まります。

信用度の高まりは、今まで築き上げてきた「信頼」「好意」「尊敬」をさらにプラスにしてくれるようになる為、次回以降に売り込む商品の「購入率」がより高まっていく傾向にあるわけです。

このように、決して、売り込みを行って買われる事がゴールではありません。

メルマガは永遠に配信を続けて良いシステムですので、売り込んだ商品を利用して、さらに自身への「信頼」「好意」「尊敬」を高めて後々の「購入率」を引き上げるようになれば、いつまでも高い「購入率」を維持していけるわけです。

それが、DRMにおける成功の要因になっていきます。

まとめ:メルマガ、ステップメールの「終わり」「区切り」

今回のまとめです。

営利目的で運営している以上、あえてメルマガ、ステップメールには「最終回」を設けるメリットは特になり為、「終わり」「区切り」を作る必要はありません。

その上で、「購入率」「リピート購入回数」を高めながら収入を大きくするという目的で、メルマガの運営・配信を続ける方法としては、下記の3点がポイントになるという解説をいたしました。

  • 売り込む際のスタイル
  • 売り込みの頻度
  • 読者の満足度を高められる商品の質

上記3点を守っていく事によって、読者の「購入率」「リピート購入回数」を高く保ち、同時にメルマガ運営で得られる収入を大きくしていけるようになるわけです。

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

シュガー。

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