シュガーです。

今回はメルマガの件名(タイトル)に関して、推奨の文字数からメルマガの「開封率」を高めるコツやテクニックを解説していく講座になります。

DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)におけるメルマガの開封率を高める事は、メルマガを読んでもらう為の第一歩であり、成果(収入)を上げる為に磨かなればならないコツやテクニックです。

そんな開封率を高める為の重要な要素として挙げられるのが「件名(タイトル)」になります。

そこで今回は、メルマガを使ったDRMで成果を大きく左右するメールの開封率を高めるべく、件名(タイトル)のコツ・テクニックを、最後には22個の例を併せて解説していきたいと思います。

「段階」によって異なるメルマガにおける件名(タイトル)の本当に重要姓

DRMにおいてメルマガの理想としては、件名に関係なく「送信者名」によって開封される事に他なりません。

「信頼」「好意」「尊敬」というDRMにおける教育(ブランディング)がしっかりと構築出来ていれば、自然と件名に関係なく「送信者名」を見た段階で、読者がそのメールを読む動機付けに繋がると考えられるからです。

ただ、

・序盤における全ての読者
・まだブランディングが出来ていない一部の読者
・配信から期間が空いた際の全ての読者

は、「送信者名」だけでは開封に至らない可能性もあります。

それはまさに、上記の読者においては「信頼」「好意」「尊敬」というブランディングがしっかりと構築されていないからに他なりません。

そこで、上記のように「送信者名」によって開封されないような段階の読者に対しては、「件名」によってメールを開封してもらえる確率が大きく変わってきます。

つまり、ブランディングが構築されていない読者に対しては、各メルマガの「件名」によってメールを開封してもらえる確率、すわわち「開封率」を高める余地が十分にあるという事です。

ブランディングが構築されていないような読者に1通1通のメールを読ませ、本文で改めて「信頼」「好意」「尊敬」=ブランディングを構築していく事が出来れば、数多くの読者が、

「件名の内容に関係なく、送信者名を見ただけでメルマガを読み進めてくれるようになる可能性が残されている」

と言い換える事が出来ます。

そのレベルになれば、非常に多くの読者からの「信頼」「好意」「尊敬」を獲得し、確固たるブランディングが構築出来ている事に他ならない為、「購入率」「リピート購入回数」が自然と高まっていき、それが自身の収入の増大へと繋がってくわけです。

以上の観点から、件名は非常に重要な項目となります。

それでは早速、ここからは件名によってメールの開封率を高める為の講義を進めていきたいと思います。

開封率を高めるメルマガの件名(タイトル)を作成するコツ、テクニック

ここからはメルマガの件名(タイトル)における、非常に具体例なコツ、テクニックを掘り下げていきます。

解説の全体像、流れは下記のようになります。

件名(タイトル)に存在する文字数の「制約」
インパクトと興味
インパクトと興味を高める件名テクニック
件名の具体例22個

それでは早速進めていきしょう。

件名(タイトル)に存在する文字数の「制約」

いざ件名を考える上で避けて通れない事が、文字数の制約になります。

読者がメールを閲覧する際には、パソコンまたはスマートフォンのいずれを利用するにしても、何らかのメールソフトを利用しています。

そして、大抵のメールソフトは1行ずつ件名が羅列されている形です。

時系列に未開封のメールが、ズラッと並んでいるわけです。

そこで読者の視点で考えてみると、わざわざ未開封となっている全ての件名を全文字読もうとは「しない」のではないかと思います。

と言いますのも、件名に表示されている全文字を読もうとすれば、パソコン画面のほぼ端から端までの件名を読む事になり、読者としては非常に負荷がかかるからです。

未開封のメールに対して、1件ずつ目の負担がかかる作業を行うかというと、決して「したくはない」作業だと考えられます。

故に、多くの読者は、パソコンで表示される場合には件名の半分くらいまでを感覚的に眺めていき、その中で気になった件名を開封していく傾向にあるのです。

パソコンで閲覧する場合において、件名の半分くらいであれば、それほど負荷がかかりにくい為、未開封のメールが多数あったとしても、気になる件名を「前半部分」のみでチェックする事は多くの読者が無意識に日常的に行っている作業ではないかと考えられるからです。

スマートフォンでメールを閲覧する場合においては、そもそも画面自体が小さく、表示される件名の文字数自体が限りがある為、必然的に読者は件名の「前半部分」にしか視界に入らないという物理的な制約があります。

以上、メルマガをパソコンで閲覧するにしてもスマートフォンで閲覧するにしても、件名は「前半部分」で読者の開封する動機を引き出さなければならないという事が言えるわけです。

おおよその目安としては、件名の全文字が20文字以内に収まらずとも、なるべく20文字以内には、読者がメールを開封する動機付けをさせるような、魅力的な表現を含める事が理想となります。

読者が開封したくなるような魅力的な件名(タイトル)の付け方は、次項から解説していく次第です。

ここからは、件名の前半20文字以内に魅力が伝わるように件名を作成していくという前提で講義を進めて参ります。

開封率を高めるメルマガの件名~でインパクトと興味~

メルマガの件名を作成していく上で、目的は読者にメールを開封してもらう事に他なりません。

その為には、多数の未開封状態にある件名の中から、まずは目に留まらせる必要があります。

要するに、大多数の件名に埋もれてしまって「素通り」されないように、注意を引くという事です。

まずは注意を引けるような「インパクト」を多少なりとも与える必要があるわけです。

このインパクトを与える事が第一の段階。

ただ、インパクトを与えただけでは、まだ読者の目に留まったに過ぎません。

そこから実際に件名をクリックしてもらいメールを読んでもらう為には、メールを開封する「興味」を引き出す必要があるのです。

「件名の詳細はどういう事か知りたい」
「その件名の続きを知りたい」

と思わせる事が「興味」を引き出すというものです。

以上、「インパクト」で目を留まらせ、「興味」を与える事が揃ってこそ、メールの開封率を高められる件名の条件になります。

続いては、メルマガの件名に「インパクト」「興味」を与え、開封率を高めるべく、具体的なコツ、テクニックを4種類に分けて解説させて頂きます。

メルマガの件名に「インパクトと興味」を与えて「開封率」を高める件名のコツ、テクニック

ここでは、インパクトと興味を高められるテクニックとして、下記のような、件名を作成する上でのテクニックを幾つか紹介していきたいと思います。

インパクトと興味を駆使し、件名の開封率を高めるコツ、テクニックとして下記の要素を解説していきます。

・GDTの法則
・機会損失の法則
・問い掛け
・デコレーション

まずは上記のコツ、テクニックを解説した後に、件名の事例22個を紹介していくので、具体例はそちらを参照下さい。

GDTの法則

GDTはそれぞれ3つの頭文字を取ったもので、

Goal 三大目標、Desire 三大願望、Teaser 三大本性

と呼ばれており、各3つずつで全9個に分類したのが下表です。

以下が、GDTの法則における簡単な事例となります。

GDTの法則

このGDTの法則は、いわば「隠し味」や「スパイス」のようなもので、これを前面に押し出してしまうと、「胡散臭い」という印象を与えかねません。

その為、GDTの法則を前面に出してしまうと、「スパムメール」「迷惑メール」のようなマイナス印象を抱かせてしまうのです。

「胡散臭い」「スパムメール」「迷惑メール」・・・という印象のメールは、

「あぁ、またその手のメールか・・・」

と思われ、インパクトを与え目を留まらせたとしても、開封に至らない可能性が非常に高くなってしまいます。

また、仮に開封に至ったとしても「胡散臭い」という印象が強い為、「前向きな意識」でメールを読まれる可能性が低く、そのメールから「信頼」「好意」「尊敬」を得られるのは非常に難しくなると言わざるを得ません。

「信頼」「好意」「尊敬」を得られなくなれば、そのメルマガ全体を通しての「購入率」「リピート購入回数」を伸ばす事は難しくなり、結果としてDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)で大きな収入を得る事が出来なくなってしまいます。

だからこそ、読者がメルマガの件名(タイトル)に目を通した時点で、「前向きな意識」でメルマガを読ませる「きっかけ」を与える事が重要なわけです。

その「きっかけ」こそが、インパクトと興味を与える為の、適度に使うGDTの法則になるという事です。

「胡散臭い」印象を打ち消すには、上表で例として示したようなものをそのまま使うというよりも、読み手に感じさせるというのがポイントになります。

GDTの「要素」を読み手が感じるように、節度を持って使うようにして、マイナス印象を回避する事が無難です。

また、9つの要素は決して1つに絞る必要はありません。

組み合わせられるだけ組み合わせて問題無く、ただ、前述の通り「胡散臭い」印象を避ける為、読み手に感じさせる、「暗にほのめかす」ようなイメージで使うようにして下さい。

今から解説する、

・機会損失の法則
・問い掛け
・デコレーション

他のインパクトと興味を与えるテクニックと併せて件名を作成していく為、このGDTの法則のみでは件名は完成いたしません。

故に、事例の方は、上記のテクニックと併せてまとめて挙げていく次第です。

後程まとめて件名の具体例を示していくので、ご了承下さい。

機会損失の法則

この機会損失の法則は、チャンス(機会)を逃す(損失)という事態を回避したい人間心理を利用するテクニックになります。

・危機感
・限定性

などをアピールするようにして、本来は得られたメリットが得られなくなるという印象を与えるような使い方です。

「このルールを守らないと・・・」
「30名限定の・・・」

のように危機感や限定性を印象付ける事により、読者の目に留まりやすくなりつつ、興味を引き出せる要素も兼ねています。

ただ、余りに多用してしまうと、読者に「しつこい」印象を与えかねません。

故に、数通に1回や、特に開封率を上げたいメールに使っていく事を推奨いたします。

問い掛け

問い掛けの文に対して、反射的に答えを探し出すような性質を利用するテクニックです。

「・・・・は処罰対象だと知っていましたか?」
「・・・・でお困りではありませんか?」

など、「?」を伴わせて問い掛け形式にしていく事で、割と活用しやすいのではないかと思います。

ただ、問い掛け形式にする事で、必然的に件名が長くなってしまう傾向があるので、前述の『件名の制約』でお伝えした20文字以内に魅力が伝わるように意識する事を念頭においた上で活用頂ければと幸いです。

デコレーション

件名という一文において、可能な限り強調して目立たせていくテクニックがデコレーションになります。

件名における強調テクニックは下記のようなものです。(※空白スペースの部分に強調したい言葉を含めます。)

【  】
「  」
『  』
(  )
<  >
“  ”
~  ~
―  ―

本質的には、他の部分との「差別化」によって強調される事になります。

ですので、

3カ月で500万のコンサル報酬
〇〇 VS ●●

など、日本語の中に数字や英字を交えていく事も有効な手段と言えます。

あくまでも読者の目に留まらせる役割として使用し、内容で興味を与えるように意識していって下さい。

開封率を高めるメルマガの件名(タイトル)22個の事例

ここまで紹介したテクニックを使った具体的な件名の事例を挙げていき、件名に関する講義を締めていく次第です。

こちらもシナリオ事例と同様、ネットビジネス系、特にアフィリエイト関連のメルマガと想定して事例を挙げていきます。

件名の事例を赤字で示し、ここまで解説した下記のテクニックから何を使ったかを、その下に記しています

  • GDTの法則
  • 機会損失の法則
  • 問い掛け
  • デコレーション

そのアフィリ手法、<著作権法>に違反していませんか?
→GDTの法則(著作権法に違反=反社会性)
→機会損失の法則(危機感)
→問い掛け
→デコレーション=<  >

【流用元から了承済】動画をそのまま流用して集客する手法
→GDTの法則(流用=反社会性)
→GDTの法則(そのまま流用して集客という部分が、作業負荷と作業時間の軽減をイメージさせている=時間、努力)
→GDTの法則(動画は自ら作成して集客するという一般認識に反する表現=興味性における意外性)
→デコレーション=【  】

このような例では、「合法的に」「法律スレスレ」などの文言でインパクトを与えている起業家やアフィリエイターが多い傾向にあります。

ただ、「合法的に」「法律スレスレ」などのような文言は、「スパムメール」「迷惑メール」で非常に多用されている為、読者の大多数が「また、この手のメールか」というようなマイナス印象を抱きかねません。

故に、「スパムメール」「迷惑メール」で多用されているような表現を避けつつ、可能な限りインパクトを与えて作成した次第です。

「松本人志のマーケティング戦略」とアフィリエイトへの応用
→GDTの法則(松本人志とマーケティング、アフィリエイトという組み合わせ=興味性における意外性)
→デコレーション=「  」

松本人志のような有名人を含めてインパクトを与えたい場合は、読者のほぼ全員が認識出来るようなレベルの有名人にして下さい。

認識出来ないような人であれば、そもそもインパクトを与えられないからです。

故に、誰もが知っているような有名人である場合のみ、この戦略を活かしていく事を推奨いたします。

年間2億のアフィリ収入を得た際に扱った「商品」について
→GDTの法則(年間2億=お金、富・名声・貪欲さ)
→GDTの法則(年間2億という実績は、アフィリエイトを知る読者からすれば大いに意外性を感じさせ、興味を引き出す要素に成り得る)
→デコレーション=「  」(年間2億の部分を強調してしまうと、実績の自慢に見えて「反感」を与えかねない為、あえて強調はしなかった)

大丈夫ですか? 『ペナルティ対象』になるSEO対策
→機会損失の法則(危機感=ペナルティ対象)
→問い掛け
→デコレーション=『  』

特典を付けずに「10人中1人」の購入率を継続している戦略
→GDTの法則(特典を付けずに=時間、努力)
→GDTの法則(特典を付けずに10人中1人の購入率=興味性における意外性)
→GDTの法則(10人中1人の購入率を継続=快適性)
→デコレーション=「  」

【文章は苦手ですか?】 検索エンジンを一切使わない集客戦略を紹介します。
→GDTの法則(文章は苦手ですか→検索エンジンを使わないという表現=時間、努力)
→問い掛け
→デコレーション=【  】

フォロワー「0人」状態でブログにアクセスを呼び込む方法
→GDTの法則(フォロワー数が多くないと集客に使えないという一般認識に対して、フォロワー「0人」状態でアクセスを呼び込む=興味性における意外性)
→GDTの法則(フォロワー「0人」・・・アクセスを呼び込む=時間、努力)
→デコレーション=「  」

動画を作らずにYouTubeを利用する集客ノウハウ
→GDTの法則(動画は自分で作るものという一般認識に反した表現=興味性における意外性)

『共同』でビジネス、しませんか? (40名まで×今月末までの限定)
→GDTの法則(共同という文言から、ネットビジネスは一人で行うという一般認識に反したイメージ=興味性における意外性、希少性)
→機会損失の法則(40名まで×今月末までの限定=限定性)
→問い掛け
→デコレーション=『  』

情報商材を「無料」で入手する方法
→GDTの法則(情報商材を「無料」で入手=反社会性、希少性)
→デコレーション=「  」

「治外法権」のアフィリエイト戦略で成果を出した事例
→GDTの法則(治外法権=反社会性、希少性)
→デコレーション=「  」

4記事だけ投稿しておいたブログから、日々メルマガ読者を集めている事例
→GDTの法則(4記事だけ=時間、努力)
→GDTの法則(日々メルマガ読者を集めている=快適性)

「報酬単価」を3倍にして収入を伸ばした方法
→GDTの法則(「報酬単価」を3倍=お金、時間、努力)
→デコレーション=「  」

「やりがい」 VS 「金」 2つの方針における成功事例
→GDTの法則(金=お金)
→GDTの法則(やりがい=快適性、興味性における意外性)
→デコレーション=VS、「  」

【クライアント事例】アフィリエイター VS インフォプレナー 稼いだ利益は・・・?
→GDTの法則(アフィリエイターVSインフォプレナー 稼いだ利益=お金)
→デコレーション=VS、「  」

「実績」無しで情報商材を月に50本前後売っているアフィリエイト手法
→GDTの法則(「実績無しで=時間、努力)
→GDTの法則(情報商材を月に50本前後売っている=お金、快適性)
→デコレーション=「  」

アドレス入力フォームの場所を変えた事でオプトイン率を5%高めた方法
→GDTの法則(アドレスフォームの場所を変えた=努力)
→GDTの法則(オプトイン率を5%高めた=快適性、お金)

抵抗できない「性欲」を逆手にとったアフィリエイト戦略
→GDTの法則(性欲=性や美への追及、反社会性)
→デコレーション=「  」

1つの情報商材のみを月に30本前後売り続けている手法
→GDTの法則(1つの情報商材のみを=努力、時間、快適性)
→GDTの法則(月に30本=お金)

【関連記事】

運営開始4ヵ月後に「ブログのアクセスが0」になってしまった人の事例
→機会損失の法則(危機感)
→デコレーション=「  」

あくまでも、自分ではなく他者の事例としています。

もちろん失敗談を公開して親近感を得られる可能性が無い事はありません。

ただ、読者から「尊敬」を得る方が重要である為、あえて自身の失敗談には触れないようにした次第です。

いくら売っても報酬が入らない。販売者に搾取される扱わない方が良い商品とは
→GDTの法則(搾取される=反社会性)
→機会損失の法則(危機感)

総括:メルマガの件名(タイトル)における文字数や開封率を高めるコツ、テクニック

以上、メルマガの件名(タイトル)で開封率を高める為に、

・GDTの法則
・機会損失の法則
・問い掛け
・デコレーション

というコツ、テクニックを含めた上で、22個の事例を解説させて頂きました。

前述の通り、件名は20文字前後でアピールする、極めて短文の創作です。

ですので、作成にそこまで負荷はかからないと思いますので、何度も繰り返し作成し、納得のいく件名を目指して頂ければと幸いです。

メルマガを使うDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)関連の講義を他にも用意していますので、下記のリンクから併せて別の講義もお読みになってみて下さい。

シュガー。

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