シュガーです。

今回の講義では、Wordpressなどで構築したブログにテンプレートを導入し、SEO対策の効果を高めていく為の作業に関して解説していきます。

SEO対策済みのテンプレートを導入するという一度切りの作業によって、ブログのアクセスアップが「継続的」に得られる傾向にあります。

そういった背景から、多くのネット起業家やアフィリエイター、ブロガーがブログテンプレートを導入している傾向にあるわけです。

ただ、テンプレートを導入するだけでは、実はSEO対策はまだ十分ではありません。

WordPressで構築したブログにテンプレートを導入した後、「カスタマイズ」を行う事によって、テンプレート導入によるSEO対策の「最適化」が可能になります。

そこで当講義では、

・テンプレート導入によってSEO対策効果が発揮される原理
・SEO効果が高いブログテンプレートの選び方
・SEO対策効果を最適化するテンプレートのカスタマイズ方法

を解説していく次第です。

記事を続けて投稿していくという「継続的」な作業とは異なり、テンプレートの「導入」も「カスタマイズ」も、「一度切り」の作業になります。

一回のみの作業で、SEO対策効果は継続的に持続していきますので、ぜひあなたのブログへのアクセスアップへと有効活用して頂ければ幸いです。

それでは早速いってみましょう。

ブログのテンプレート導入によるSEO対策。その原理。

ブログの全体的なデザインから細部までの構造は、「テンプレート」によって左右されます。

WordPressであっても無料ブログサービスであっても、立ち上げ時点では既にデフォルトのテンプレートが導入されています。

ただ、デフォルトのテンプレートでは、十分なSEO対策が施されておりません。

テンプレート自体にSEO対策が成されていないと、投稿する全ての記事に対する検索エンジンからの評価も低下する事になります。

例えば、AとBのブログがあったとします。

AはSEO対策が施されているテンプレートを導入、Bはデフォルトのテンプレートを使用し、AもBも、

・同じような運営歴
・ブログ訪問者1人あたりのPV数(閲覧記事数)も大体同じくらい
・共に記事がしっかりと最後まで読まれている

というように、検索エンジンからの評価がほぼ同じであったとしても、Aの方がBよりも検索結果の順位が「上」になります。

なぜかと言いますと、Aはテンプレートで施されているSEO対策により、

1.ページの読み込み速度が速まっている
2.記事に含まれるキーワードなどの情報を適切に検索エンジンへ伝える構造になっている

というプラスの要素が十分にあるからです。

まず前提として、世界で使われている検索エンジンの9割ほどを占める「ヤフーとグーグル」は、共にグーグルが開発している検索エンジンのシステムを採択しています。

そんなグーグルの検索エンジンシステム側が、下記のように「読み込み速度」に関して、

「読み込みが遅い場合はランキングを下げる事がある」

とハッキリ明言しているんですね。

ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。具体的には:
・ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
・ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加します。
・遅いと判断されたページは、Google 検索のランキングが下がる可能性があります。

引用元:速度レポート Search Console ヘルプ

これが1つ目の「ブログの読み込み速度」が速いAが、SEO的に有利になっている原理なわけです。

また、2つ目の「キーワード等の情報を適切に検索エンジン側に伝える」という項目に関しては、ブログを構成するプログラム言語『HTML』が最適化されて綺麗なコードであるほど、検索エンジンがブログの情報を読み込む際に「負荷」が少ない為、SEO的に優遇される傾向があると言われています。

以上が、SEO対策済みのブログテンプレートを導入する事によって、

1.ページの読み込み速度が速まっている
2.記事に含まれるキーワードなどの情報を適切に検索エンジンへ伝える構造になっている

というプラスの要素が発揮され、SEO的に有利になるという原理です。

その結果、ブログのアクセス数=「集客数」に大きな「差」が生まれる事になります。

アフィリエイトをはじめネットビジネスにおける収入は「集客数×報酬単価×購入率×リピート購入回数」で決まります。

つまり、同じくらいの「報酬単価」「購入率」「リピート購入回数」だった場合、「集客数」が増えれば増えるほど収入が比例して大きく膨らんでいくわけです。

集客数を増やす事によって上記のような恩恵を受ける為には、SEO対策済みのテンプレートを「一度」導入するだけです。

記事を投稿する度に行う事ではなく一度だけテンプレートを導入すれば良いので、ブログ運営側にとっての負荷は特にありません。

故に、テンプレートの導入をやらない事は「損」と考えて頂いても良いくらいです。

私自身、ネット起業家やアフィリエイター、ブロガーであろうと、ブログを運営する全ての人には、ぜひ導入を考えて頂ければと本音で思います。

SEO効果が高いブログテンプレートの選び方

そんなSEO対策に有効なブログテンプレートの導入ですが、先ほども少し触れたSEO効果の原理に沿っているものかどうか、をテンプレートを選ぶ際のポイント・決め手にする事を推奨しています。

先ほど触れたテンプレートによるSEO効果の原理とは、

1.ページの読み込み速度が速まっている
2.記事に含まれるキーワードなどの情報を適切に検索エンジンへ伝える構造になっている

という事でした。

つまり、

・読み込み速度が速い事
・キーワードなどの情報を適切に検索エンジンへ伝えられる事

こそが、よりSEO効果が高いテンプレートになります。

要するに、「綺麗なコードで書かれて読み込み速度が速い」、そのようなテンプレートこそがSEO効果が高い為、選ぶ際に推奨出来るテンプレートだという事です。

もちろん、テンプレートには各々「デザイン性」も異なる為、見た目が良いものをテンプレート選びの基準にしたくなる事もあるかもしれません。

テンプレートのデザインによっては、ブログの個性を一気に高められますし、それがライバルが運営しているブログとの大きな差別化にもなる為、決して間違った選択ではないと思います。

ただ、いくらデザインで差を付けても、営利目的でブログを運営しているのであれば、アクセスが伸びなければ意味がありません。

ですので、まずは「綺麗なコードで書かれて読み込み速度が速い」というテンプレートを探し、その上で気に入ったデザインを選ぶ方針が良いと思います。

参考までに、私、及び多くのクライアントが使用しているテンプレートを下記の記事で紹介していますので、宜しければ一度目を通して頂ければと思います。

SEO対策効果を最適化するテンプレートのカスタマイズ方法

ここまでは、

・テンプレート導入によってSEO対策効果が発揮される原理
・SEO効果が高いブログテンプレートの選び方

に関して解説してきました。

続いては、テンプレートを導入した「先」の、SEO効果を最適化するべくテンプレートの「カスタマイズ」について説明させて頂きます。

実際にテンプレートを導入しただけでは、まだまだSEO対策的に「伸びしろ」がありますので、ここで解説するカスタマイズ方法をぜひ参考にして頂ければと思います。

SEO対策済みテンプレートのカスタマイズ1.カラム

まず、ブログのテンプレートで使用されるカラムの種類は、一般的には下記の4種類があります。

1.右サイドバーの二段カラム
2.左サイドバーの二段カラム
3.三段カラム
4.一段カラム

まずそれらを図解し、どれが適切かを解説していきたいと思います。

1.右サイドバーの二段カラム右サイドバー2カラム

2.左サイドバーの二段カラム左サイドバー2カラム

3.三段カラム3カラム

4.一段カラム一段カラム

以上が、各カラムの図解です。

まず「4.一段カラム」は、サイドバーが存在しない事で記事に集中出来る反面、サイドバーから様々な記事に誘導する事が出来なくなるデメリットがあります。

別の記事への誘導率が下がってしまう事により、見込み客1人あたりの記事閲覧数が下がり、それが検索エンジンの評価を低下させるので余りSEO的に宜しくありません。

よって、特段の理由が無ければ「4.一段カラム」は避けた方が良いです。

続いては、

1.右サイドバーの二段カラム
2.左サイドバーの二段カラム
3.三段カラム

から、どれがベストなのかを解説していきたいと思います。

最初の選択として、二段カラムか三段カラムかで分かれます。

余程多くの誘導先をサイドバーに掲載したい場合には、三段カラムの方が、より見込み客の視界に入りやすいので有効です。

その上で、最も理想となるのが「1.右サイドバーの二段カラム」です。

私達は普段、横書きの文章は必ず左方向から右方向へ読むように幼少期に教育されています。

故に、左側にサイドバーがあると、記事を集中して読む見込み客にとって、左サイドバーに掲載されているものが常に視界に入ってしまいます。

常に視界に入るものが、記事を読む妨げとなってしまうわけです。

記事を読む邪魔をしてしまえば、

・最後までしっかり読まれない
・記事で満足感を与えられず、別の記事を読み進めてくれる可能性が低くなる

という事態になり、検索エンジンの評価を大きく下げてしまいSEO的に不利な状況になってしまのです。

よって、理想は左側にサイドバーが無い「1.右サイドバーの二段カラム」となります。

もし、「3.三段カラム」にしたい場合は、左サイドバーには目立たないものだけを少数掲載する事を推奨します。

SEO対策済みテンプレートのカスタマイズ2.配色

・背景色
・ベースの文字色

などを自由に配色設定する事が可能です。

自由ではあるものの、特段の理由が無い限りは「白背景」+「黒文字」にする事を推奨します。

基本的に大抵のテンプレートが「白背景」+「黒文字」に設定されているので、特に設定は不要だと思います。

テンプレートがデフォルトで設定している事もあり、多くのブログやサイトが「白背景」+「黒文字」になっているようです。

つまり、これ以外の配色にしてしまうと、見込み客にとっては、普段目にする配色と異なる為、違和感と共に読みにくいという印象を与えてしまう可能性があります。

確かに、背景色とベースの文字色を変えて、ライバルとの差別化を図るという考えも全く否定は出来ません。

しかし、読みにくさは「満足感」の低下に直結してしまう為、背景色と文字色で差を付けた事によって、逆に読まれなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。

以上から、余程の理由が無い限りは「白背景」+「黒文字」という設定を特に変更しないようにして下さい。

SEO対策済みテンプレートのカスタマイズ3.記事の日付

多くのテンプレートはデフォルトで記事の冒頭部分や、一覧記事に「記事投稿の日付」が出力されるようになっています。

見込み客の視点で考えると、この「記事投稿の日付」は、より新しいほど最新の情報と判断出来るメリットではあります。

情報は新しいほど正確性が高い考える人も一般的には多くいると思われる為、日付が新しければ新しいほど、多くの見込み客にとって「記事を読む動機付け」に繋がる可能性が十分にあるからです。

ただ、記事投稿から時間が経過すればするほど、必然的に「記事投稿の日付」は古くなる事はどうしても避けられません。

そして「記事投稿の日付」が古い場合は、見込み客は記事への興味が無くなる可能性があります。

また、読み進めてくれたとしても「古い情報」という先入観が拭えない為、「飛ばし読み」「流し読み」されてしまう可能性も少なくありません。

つまり、日付が新しい場合は「記事を読む動機付け」に繋がるメリットに成り得ますが、逆に「記事投稿の日付」が古ければ古いほど、

・記事を読む興味が無くなる
・読み始めたとしても「飛ばし読み」「流し読み」されてしまう

という可能性があり、

・記事が最後まで読まれない
・記事に対しての「満足感」が低下して、別の記事を読んでもらえる可能性が低くなる

という、SEO的な観点で見ての大きなデメリットになってしまうという事です。

ブログの運営歴が長くなればなるほど、必然的に「記事投稿の日付」が古い記事がどんどん増えていきます。

そのような古い日付の記事は上記のデメリットに繋がる可能性が少なからずあるわけです。

対して、日付が新しい事で読む動機付けになるような記事は、古い記事に対して明らかに極めて少ない割合になります。

前述の通り、新しい日付の記事はメリットに、古い日付の記事はデメリットに成り得ます。

つまり、メリットの割合が極めて少なく、デメリットになる割合が明らかに多くなってしまうのです。

故に、日付を出力する部分は「消去」した方が有効になると判断出来るわけです。

以上の事から、特段の理由が無い限りは記事に出力される「記事投稿の日付」は削除する事を推奨しておりました。

テンプレート名と日付削除などの文言を複合キーワードにして検索すると、テンプレートの種類によって数は異なりますが、テンプレートの日付削除をする編集方法をまとめているブログやサイトがあります。

削除する際には直接テンプレートを編集する為、多少のスキルが必要と思われがちですが、簡単に調べられるので、ぜひ削除を検討してみて下さい。

まとめ:ブログテンプレート導入とカスタマイズでアクセスアップを図る方法

SEO対策済みのブログテンプレートを導入する事により、
当講義では、

SEO対策済みのブログテンプレートを導入する事により、
・テンプレート導入によってSEO対策効果が発揮される原理
・SEO効果が高いブログテンプレートの選び方
・SEO対策効果を最適化するテンプレートのカスタマイズ方法

を解説してきました。

SEO対策済みのブログテンプレートを導入する事により、

SEO対策済みのブログテンプレートを導入する事により、
1.ページの読み込み速度が速まる
2.記事に含まれるキーワードなどの情報を適切に検索エンジンへ伝える構造になる

という事に繋がり、これが検索エンジンの評価を高める要因になるからこそ、SEO対策の観点で見て大きなメリットになるわけだという解説をしました。

そんなテンプレートの選び方としてはデザイン性を重視するよりも、HTMLコードが綺麗である事によって、上記2点をより高いレベルで実現出来るテンプレートがベストという話もしたかと思います。

ただ、テンプレートを導入しただけではSEO対策を最適化出来たわけではありません。

そこで最後に解説した内容としては、導入したテンプレートのSEO効果をより活かす為の「カスタマイズ」方法でした。

その最低限の有効なカスタマイズとしては、

・カラムの設定は「右サイドバーの2カラム」が理想
・配色は白地に黒の文字
・記事の投稿日付は可能な限り削除

と言ったものでした。

以上が当講義のまとめになります。

記事を投稿し続ける作業とは異なり、当講義で解説してきた内容は「一度限り」のSEO対策作業ですので、ぜひ導入の検討をして頂ければと思います。

当ブログでは、不変的に通用し続ける本質的なSEO対策に関する講座を公開しています。

ぜひ一度、下記の目次から気になる講義をご覧になってみて下さい。
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それではまた、別の講義でお待ちしております。

シュガー。

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