シュガーです。

今回は、ブログのカスタマイズによってSEO対策を行っていくテクニックを解説していきます。

解説内容は、ブログの記事内容ではなく、

・サイドバー
・ヘッダーメニュー(メニューバー)
・トップページ
・ヘッド
・記事下スペース
・フッター

など、いわゆる記事周りのカスタマイズです。

そんな記事以外の部分であるブログのカスタマイズによって、見込み客1人あたりの閲覧記事数(PV数)を高めていく事が出来ます。

そして見込み客1人あたりのPV数が増えてブログ滞在時間も比例して延びる事によって、検索エンジンはそのブログに対して高評価をしてくれるようになります。

だからこそ、ブログのカスタマイズによってSEO対策が可能なわけです。

今回の講義では、見込み客1人あたりの閲覧記事数=PV数を増やす事によるSEO対策という観点で、ブログのカスタマイズを解説させて頂きます。

記事を投稿し続けるという継続的なSEO対策とは異なり、カスタマイズは基本的に一度切りなので負担が少ない作業ですので、ぜひ、あなたのブログへのアクセスアップに活かして頂ければと思います。

講義内容の解説順序は以下のようになっています。

・サイドバー
・ヘッダーメニュー(メニューバー)
・トップページ
・ヘッド
・記事下スペース
・フッター

それでは早速いってみましょう。

ブログのカスタマイズによるSEO対策1.サイドバー

まずはサイドバーに掲載するリンクの「内容」と「優先度」について触れておきたいと思います。

要するに、何のリンクを、どのような順序の優先度で貼っていくかという観点です。

リンク先としてサイドバーに貼る事が向いている記事としては、

・初見向け
・リピーター向け

という2つの視点で考える必要があります。

その上で、初見向けとしては、

・プロフィール記事
・ブログの趣旨を説明する記事
・オプトインページ(メルマガ登録記事)
・オプトインページへのリンクを貼っている記事

が有効で、リピーター向けに対しては、

・何度読んでも見込み客が価値を感じられる記事
・最新記事

が有効なリンク先になります。

また、アフィリエイトしている商品、情報商材のバナーを貼り、リンク先をレビュー記事にする事も有効な戦略です。

ただし、バナーを貼ってリンク先をセールスレターにする事はSEO対策上、余り好ましくありません。

見込み客がバナーをクリックしてセールスレターに進んでしまえば、売上にはなるかもしれませんが、見込み客1人あたりのPV数は伸びなくなるからです。

また、サイドバーから直接セールスレターに誘導するよりも、レビュー記事に誘導し、レビュー記事を読ませて購入意欲を高めた上でセールスレターに誘導した方が、圧倒的に購入率は高まります。

以上の理由から、サイドバーに直接セールスレターのリンクを貼る事は避ける事を推奨していた次第です。

以上が推奨のリンク先ですが、優先度としては、初見向けのリンクを優先にサイドバー上部に貼る事を推奨いたします。

リピーターであれば、サイドバーの下部まで読み進めてくれる可能性が高いのですが、初見の人はまだブログに対して興味を持っていません。

その為、視界に入りやすいサイドバーの上部に、

・プロフィール記事
・ブログの趣旨を説明する記事
・オプトインページ(メルマガ登録記事)
・オプトインページへのリンクを貼っている記事

などの記事へのリンクを貼り、ブログに対する興味を引き出して、

・ブログのお気に入り登録
・メルマガ読者登録

をしてもらい、初見の人がリピーターになってもらうような戦略が有効になります。

以上が、サイドバーに貼る推奨のリンク先と、その優先度の解説でした。


ただ、いくら推奨のリンク先をサイドバーに貼っても、見込み客にクリックしてもらえなければ、結局のところ見込み客1人あたりのPV数が伸びません。

そこで、ここからは視点を変え、どうやって見込み客に対してサイドバーに貼ったリンクをクリックしてもらうかという解説をさせて頂きます。

サイドバーは基本的に、

・文章形式
・図形式(画像)

などで割と自由にリンク先を設定する事が可能です。

文章形式にしても、ヘッド下のヘッダーメニュー(メニューバー)とは異なり、数行になっても問題ありません。

対してヘッダーメニュー(メニューバー)の場合は、各項目を「数文字程度」で表現しますし、何より画像を貼れないという特徴があります。

故に、文章または図を使えるという点が、サイドバーの大きな強みであると言えるわけです。

その上で、見込み客1人あたりのPV数を高めるべく、理想的なサイドバーの使い方としては、

・ジャンル別に文章形式で記事のリンクを貼る
・画像形式で記事のリンクを貼る

という2点が有効になります。

いずれにしても、見込み客の目に留まる事によって、見込み客は各リンクをクリックしていくわけです。

結果として見込み客1人あたりの閲覧記事数=PV数がどんどん増えていくという事です。

ですが、ただリンクを大量に貼り付けても、PV数が延びるとは限りません。

あくまでも見込み客の目に留まらない事には、リンクをクリックしてもらえないからです。

故に、まずは見込み客の目に留まる=興味を引き出すという事が不可欠になるわけです。

そのような観点の上で、先ほど挙げた2点のポイントを解説していきたいと思います。

ジャンル別に文章形式で記事のリンクを貼る

リンク先の記事タイトルをそのままリンクの文にしても問題はありません。

ただ、記事タイトル以上に見込み客の興味を引き出せる文(キャッチコピー)に変更出来る場合は、積極的に行う事を推奨いたします。

記事タイトルはSEO対策の観点から、キーワードを盛り込み、文字数を気にする必要がありました。

ですが、サイドバーに書く文においては、「キーワード」「文字数」は特に気にする必要はありません。

その為、自由にリンクの文言を変更し、見込み客が最大限に興味を持てるような文にしてリンクを貼る事が可能なわけです。

何より、見込み客が興味を持つような文言であればあるほど、リンクのクリック率は必然的に高まります。

その結果、自然と見込み客1人あたりのPV数がどんどん増えていくというわけです。

だからこそ、特にリンク先の記事タイトルをそのまま使う必要はなく、見込み客の興味を引き出せる文言へと積極的に変更していく事を推奨していた次第です。

ただ、注意点としては、リンク先をジャンル毎に分けて整理するようにして下さい。

当ブログがその例ですが、ただリンクが大量に羅列されるよりも、

・管理人関連
・アフィリエイト関連
・SEO対策関連
・コピーライティング関連
・DRM関連

などのように、ジャンル別に見出しを付けて、リンクを分けていく事を推奨いたします。

これは単純に、見出し毎に整理される事によって、より見込み客の目に留まりやすくなるという理由があるからです。

以上が、文章形式でリンクを貼る際のポイントでした。

画像形式で記事のリンクを貼る

続きましては、文章形式ではなく画像形式にして記事のリンクを貼る場合です。

画像形式のリンクによって、文章に比べて、より見込み客の目に留まりやすいというメリットがあります。

リンクがクリックされて、見込み客1人あたりのPV数を高める為には、まず目に留まらせる必要があるので、画像形式のリンクは有効な戦略と言えるわけです。

その上で、画像形式のリンクを貼る際には、

・チープな印象を与えない事
・リンク先をイメージさせる事
・画像がリンクになっている事を認識させる事

という3点に注意するようにして下さい。

確かに画像であれば、目立つ事は間違いありません。

しかし、余りに安っぽい=チープな印象を与える画像の場合、見込み客が「その先のリンクを見たい」と興味を持たない可能性が高くなってしまいます。

要するに、ただ画像が目立つだけで、リンクがクリックされない可能性が高いという事です。

本来の目的は、見込み客1人あたりのPV数を増やす事であった為、リンクをクリックされなければ何の意味もありません。

だからこそ、見込み客の興味を落とすような画像であれば使用せず、文章でリンクを貼った方が無難です。

次に、リンク先をイメージさせる事も不可欠なポイントになります。

リンク先に何があるのか、どんな記事なのかをイメージ出来なければ、そもそも見込み客が興味を持つに至らず、クリックされない傾向にあるからです。

イメージさせる有効な戦略としては、画像の中にリンク先のキャッチコピーや説明を文で挿入する事が有効です。

推奨する情報商材のバナー画像をサイドバーに貼り、そのリンクをその情報商材レビュー記事にする事も有効になります。

最後のポイントとしては、画像がリンクである事を見込み客にハッキリ認識させるという事です。

画像の作り手側としては、リンクと分かって作成しているはずですが、見込み客の中には、画像がリンクかどうか分からないという人が一定数おられます。

特に普段からパソコンやスマートフォンでインターネットを利用する機会が少ない人であれば、画像がリンクかどうか判断が付かない人が割とおられるようです。

そのような人達にとっては、そもそもリンクと認識していないわけですが、クリックしてもらえるはずもありません。

その結果、見込み客1人あたりのPV数を高める事が出来なくなるわけです。

そこで対策としては、

・画像の中にクリックを誘発する文言を含める
・画像のすぐ下に「詳細はこちら」などのリンクも併せて貼る

などの手段を推奨いたします。

上記のいずれかであれば、画像がリンクであると認識して頂き、その結果、見込み客1人あたりのPV数を伸ばせる可能性が高まるからです。

以上、画像形式のリンクを貼る際のポイントとして、

・チープな印象を与えない事
・リンク先をイメージさせる事
・画像がリンクになっている事を認識させる事

を解説させて頂きました。

サイドバーの注意点:追従型のサイドバーに関しての是非

WordPressのプラグイン機能などを使って、サイドバーに固定の画像や文言を常に表示させ続ける事が可能です。

これを追従型と呼ぶ事があります。

例えば、この追従型の部分に、メルマガ読者登録を目的とするオプトインページへの誘導を促す画像と文言を設定したとします。

その場合、いくらスクロールしても、常に追従型に設定したオプトイン記事への誘導を促す画像と文言がサイドバーに表示され続けてしまうのです。

視界に入る確率が格段に上がる為、オプトイン記事への誘導率は確かに向上します。

ただ、まだ興味が高まっていない段階でオプトイン記事へ強制的に誘導してしまう事にも成りかねません。

そうすれば、特にまだブログへの興味も運営者への興味も高まっていない段階でオプトインページへ誘導しても、メルマガ登録に至らない可能性があるのです。

つまり、オプトインページへの誘導率は上がっても、メルマガ登録に至る「オプトイン率」は下がってしまう可能性があるという事です。

また、既にメルマガ登録を済ませた見込み客にとっては、オプトインページへの誘導を図っても特に意味はありません。

何より、

・既にメルマガ読者登録をしている見込み客
・まだメルマガ読者登録をしていない見込み客

のいずれに対しても、常にサイドバーで画像などを表示させ続ける事は、見込み客が記事を読む妨げを常にしている状態となります。

記事への集中を欠かせるだけではなく、「不快感」を与えて「満足感」を損ねる可能性も十分に有り得ます。

その結果、見込み客1人あたりのPV数を増やす事が出来ず、検索エンジンの評価が下がってSEO対策的に不利な状況になってしまうわけです。

以上の事から、この追従型のサイドバーは特段の理由がない限りは使用しない事を推奨しておりました。

ブログのカスタマイズによるSEO対策2.ヘッダーメニュー(メニューバー)

ヘッダーメニューはメニューバーと呼ばれる事もありますが、いずれにしても、下図のようにヘッド下に設定出来るリンクを総称します。

サイドバーは文章形式で実質無限にリンクを貼れるものの、このメニューバーに関しては基本的に「一言程度」でリンクを貼る事が一般的となっています。

「一言程度」になってしまう事で、スペース的に3~5つ程度のリンクに限られてしまう為、厳選したリンク先を選定する必要があるという事です。

もちろん、メニューバーはリンクを増やす事によって2行や3行にする事も不可能ではありません。

ただ、ヘッド下のメニューバーは必然的に見込み客の視界に入ってしまう為、余りにも量が多いと、記事を読む妨げになってしまいます。

そのような背景から、多くのブログでは数文字程度でリンク先を表すような習慣になっているわけです。

たとえ個性を出して差別化を図る意図で、このヘッダーメニューに長い文言や2,3行でリンクを貼っても、記事を読む妨げになる事で「不快感」を見込み客に与えてしまいかねません。

そんな不快感を感じた見込み客が、別の記事を積極的に読んでくれる可能性は、どうしても低くなりがちです。

その結果、見込み客1人あたりのPV数を伸ばす事が出来なくなってしまうわけです。

以上の事から、ヘッダーメニューには、

・数文字程度(一言程度)
・一行に収まる形

でリンクを貼る事を推奨いたします。

そんなヘッダーメニューに貼るリンク先としては、

・プロフィール記事
・ブログの趣旨を説明する記事
・オプトインページ(メルマガ登録記事)
・目次記事
・連絡先
・推奨商材の一覧記事

などが有効です。

(「ブログの趣旨を説明する記事」と「プロフィール記事」は、意図としては同じですので、どちらか一方でも問題ありません)

この中での優先度は、そのまま上からの順番通りになります。

推奨商材の一覧記事は無くても問題無いレベルの項目ですが、初見の見込み客に対して有効となる、

・プロフィール記事
・ブログの趣旨を説明する記事
・オプトインページ(メルマガ登録記事)・ブログ説明記事

は、見込み客をメルマガ登録に誘導させる上で非常に有効なリンク先です。

これらの優先度が高いリンクを左から順に配置するようにします。

「左から」である理由としては、私達は義務教育の段階から横書きの文を読む際には左から読むように習慣付けされており、その為、条件反射的に左から目を通すようになっているからです。

ヘッダーメニューにもサイドバーと同じく「追従型」にする事も可能です。

ですが、前項のサイドバーに関する講義内でもお伝えした理由と同じく、スクロールしても常に追い掛けるように表示され続ける「追従型」は、常に見込み客の視界に入り続け、記事を読む妨げになります。

その為、記事を読む妨げになる事で「不快感」を与え「満足感」を損ねる危険性が十分に考えられるわけです。

そして、そんな不快感を感じた見込み客が、違う記事を読み進めてくれる可能性は低くなる為、見込み客1人あたりのPV数を伸ばせなくなるという事です。

以上、特にヘッダーメニューを常に固定する事に大きなメリットはありませんので、この追従型のヘッダーメニューは使用しない事を推奨いたします。

ブログのカスタマイズによるSEO対策3.トップページ

トップページへは、多くの場合がヘッドのブログタイトルをクリックして訪れるケースが大抵です。

その際、見込み客の分類としては

・初見の見込み客
・リピーター

のいずれかになります。

その為、初見の見込み客に対しては「メルマガ読者登録」やリピーターになってもらえるような仕掛けが必要ですし、たいしてリピーターに対しては飽きさせない配慮が欠かせません。

仮に、初見向けの配慮のみに気を配り、メルマガ読者登録を促す仕掛けのみをトップページに施していた場合、既にメルマガ読者登録を済ませているようなリピーターにとっては何の意味もありません。

そればかりか、その時点でブログを閉じられ、見込み客1人あたりのPV数が増えない可能性すら考えられるのです。

そうなれば、何度かお伝えしました通り、SEO対策の観点で「不利」になってしまいます。

だからこそ、

・初見の見込み客にはリピーターになってもらう
・リピーターにはどんどん別の記事を幾つも読んでもらう

というような、両者に対しての配慮が不可欠になるわけです。

そこで、上記を実現する為に推奨するトップページの構成としては、

・読んで欲しい記事のリンクを張り巡らせた目次のような構成
・幾つかの最新記事

の両方が有効になります。

リンク先の中には、メルマガ読者登録を促すオプトインページなども含めます。

このようなトップページ構成であれば、

・初見の見込み客にはリピーターになってもらう
・リピーターにはどんどん別の記事を幾つも読んでもらう

という両者への配慮が出来るからです。

ちなみにテクニックとしては、

・1章 ~~(記事タイトル)
・2章 ~~(記事タイトル)
・3章 ~~(記事タイトル)
・・・

などのように、順列を付けて掲載する事も有効になります。

もちろん全ての見込み客が順番通りに読んでくれるわけではありません。

ただ、ある程度は

「2まで読んだから次は3の記事を読もう」

というように、指標にしてくれる見込み客も一定数はいる為、見込み客1人あたりのPV数を一気に高められる傾向にあります。

その順列を付ける記事の中に、オプトインページやオプトインページのリンクを貼った記事を含める事で、よりオプトイン率を高める事にも繋がっていきますので、お勧め出来るテクニックとして有効です。

ブログのカスタマイズによるSEO対策4.ヘッド

ブログにおけるヘッドの役割は、ブログの趣旨を「一言程度」で率直に印象付ける事です。

また、それ以上の役割は持たせてはいけません。

なぜなら、あくまでもブログに訪問する見込み客は検索エンジンを経由して記事を読みに来ている為、ヘッド部分で余計な印象を与えてしまうと、記事を読む邪魔になって「満足感」を高められないからです。

要するに、ヘッドに色々と詰め込むと見込み客が記事を読む妨げになってしまい、それが「満足感」の低下に繋がるという事です。

その満足感の低下が、見込み客に「もっと別の記事を読んでみよう」という気持ちを起こさせず、早々にブログを立ち去ってしまう可能性も決して0ではありません。

そもそもヘッドはブログの最上部にある為、どうしても視界から避ける事は回避出来ません。

その上でヘッドが目立ってしまうと、必然的に記事を読む妨げになってしまうわけです。

ブログの趣旨を極めて簡潔に印象付ける事はもちろんの事、ブログは1つ1つの記事における「満足感」が勝負になる為、記事を読む邪魔をさせない事もヘッドの役割になります。

故に、さりげなく「一言程度」でブログタイトルを表示する事が最も無難です。

(多少デザイン性を持たせて差別化を図るとしても、余りに目立つようなヘッドは避ける事を推奨します。)

ブログタイトルを表示するには、

・テキスト形式
・画像形式

の2パターンがあります。

テキスト形式の場合であれば、Wordpressのインストール時に入力したものがそのまま出力されるので、特に設定は不要です。

画像形式であれば、画像作成ソフトなどを使い、文字を入力した画像を作成する流れになります。

画像形式にする際、特に意図が無ければ基本的には「ブログタイトル」はそのまま含めた方が有効です。

実際、アクセス解析を行うと、ブログタイトルで検索する見込み客が一定数存在しています。

一般的にブログタイトルは、ヘッド部分に掲げられている文言であると認知されている為、画像形式にする際はブログタイトルをしっかりと書いた方が、ブログタイトルで検索するリピーターの見込み客にとって利便性が高くなるメリットがあるのです。

また、画像形式にする際にブログタイトルを書かず、全く別の文言を書いた場合、その文言をブログタイトルだと判断した見込み客が、誤ってブログタイトルを認識してしまう可能性があります。

誤ってブログタイトルを認識してしまった場合、その偽のブログタイトルで検索する可能性がある為、検索結果にブログが表示されずに見込み客はブログに辿り着く事が出来なくなるわけです。

だからこそ、画像形式にする際には、ブログタイトルを含めるように推奨していた次第です。

例えば、下記のようなパターンが考えられます。

見込み客が何らかの悩みや知りたい事を検索エンジンで入力

ブログに投稿した記事の1つが上位に表示される

見込み客がその記事を選択して閲覧し、満足感を得た

ただ、大きな満足感を得たものの、見込み客の時間的な都合(※)により、ブラウザを閉じる
その際に、「ブックマーク登録」「お気に入り登録」をしていなかった
※出勤や家事、その他あらゆる事が想定される

用事が済んだ為、改めて先ほど見たブログが気になったので、ブログタイトルを検索する

この際、見込み客が見たヘッド画像にあった「ブログタイトル」と思っていたものが実は違っていた場合、その見込み客はブログに辿り着けなくなる可能性があるという事です。

もちろん、ブラウザにある閲覧履歴を使えば、ブログを再度閲覧する事は不可能ではありません。

ただ、パソコンに精通していたり、普段から頻繁に使う人でないと、閲覧履歴などの機能を知らない可能性があります。

特に、年齢層が高い見込み客の場合は、その可能性が高くなる傾向にある模様です。

上記のようなパターンが発生した場合、アクセスを取り逃してしまう可能性があるという事です。

ですので、最大限の配慮を行い、アクセスを集めていく為には、ヘッドを画像形式にする場合にもブログのタイトルを含める事が有効となります。

ブログのカスタマイズによるSEO対策5.記事下スペース

記事下スペースは、記事を最後まで読み終えた見込み客のみが辿り着きます。

最後まで記事を読んでくれたという事は、途中で読むのを辞めて途中で離脱しなかったという事に他なりません。

その為、見込み客は、ある程度は記事内容に満足感を得たものと考えられるわけです。

そこで、その流れで別の記事に誘導し、見込み客1人あたりのPV数を高める戦略が有効となります。

また、メルマガ読者登録を促すオプトインページも、リピーターを増やす意味では有効です。

ただ、いずれにしても、各記事の最後に誘導した方が文章の流れで誘導出来る為、誘導率は非常に高くなります。

記事下スペースの場合は、設定したリンク先が記事の内容に関係なく固定で表示される為、記事内容とリンク先に関連性が薄い場合に誘導率は極めて低くなってしまうわけです。

対して、各記事毎に文章の最後に、文章内容の流れに沿って誘導すれば、自然と誘導率は高くなっていきます。

ですので、この記事下スペースは特に「必須」というわけではありません。

ブログに投稿する各記事毎に、文章の最後に誘導すれば良いですし、その方が誘導率が高いからです。

記事毎に文章の最後に誘導するテクニックに関しては、下記の講義で細各解説していますので、併せて目を通してみて下さい。

ブログのカスタマイズによるSEO対策6.フッター

フッターはブログの最下部を指し、このブログでは下図のように極めてシンプルなフッターとなっています。

このフッターに関しては、見込み客の閲覧利便性を高めて1人あたりのPV数を伸ばすSEO対策において、それほど重要ではありません。

なぜなら、見込み客がフッターを目にする前に、

・記事の最後
・ヘッド下のメニューバー
・視界に入りやすいサイドバー

などから、別の記事などへの誘導を図っており、基本的には見込み客がフッターまで視界に入れるという事はほとんどないからです。

よって、フッターに関しては「それほど重要でない」と判断し、特筆した設定は行っていない次第です。

ブログではなくセールスレターであれば、

「まずは先に値段を確認しよう」

と考える見込み客が一定数おられ、そのような見込み客は、ヘッドから一気に一番下のフッターまで移動する事があります。

そのような、セールスレターで一気にフッターまでスクロールする見込み客の対策として、フッターには一番最初に読まれる可能性を考慮して興味を引き出す追伸を配備するなどを行います。

ただ、検索エンジンを経由してブログに訪れる見込み客が、ヘッドからフッターまで一気にスクロールするという行動は基本的に考えられません。

そもそも、見込み客は検索エンジンで入力した、自身が持つ悩みや知りたい事を解決する為に記事を読む事が目的です。

ですので、セールスレターを読む時のように「何かを購入しようとしている」状況とは全く異なる為、一気にフッターにスクロールして金額などを確認するような行動には至らない、と考えられるわけです。

加えて、前述の通り、

・記事の最後
・ヘッド下のメニューバー
・視界に入りやすいサイドバー

などから、別の記事への誘導を図っている為、フッターが視界に入る可能性が非常に低くなるのです。

以上の理由から、特にプラス作用が無いので、フッターに対して何かしらの意図を持ってカスタマイズする事はしていないわけです。

ただ、もしかすると、

「プラス作用が無いのなら、別に何かしらのカスタマイズをしても良いのでは?」

という意見もあるかもしれません。

もちろん、フッターに何らかのリンクを貼っても何ら問題はないのですが、特に理由がないならば、出来る限り画像形式は避けるようにした方が無難です。

まず、ブログに掲載される画像が多ければ多いほど、ページを開く速度が遅くなる傾向にあります。

これは見込み客のパソコン環境やスマホ環境にも左右されますが、画像の読み込みに時間がかかるからです。

そして、ページを開く速度が遅くなると、見込み客としては「不快感」に繋がりかねません。

記事を読ませるどころか、ページが開く前にこのブログを閉じて、別のブログやサイトに行ってしまう可能性が高くなります。

また、ヤフーとグーグルが揃って使用しているグーグル開発の検索エンジンでは、下記のように読み込み速度が速いブログやサイトの評価を下げると明言しています。

そんなグーグルの検索エンジンシステム側が、下記のように「読み込み速度」に関して、

「読み込みが遅い場合はランキングを下げる事がある」

とハッキリ明言しているんですね。

ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。具体的には:
・ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
・ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加します。
・遅いと判断されたページは、Google 検索のランキングが下がる可能性があります。

引用元:速度レポート Search Console ヘルプ

以上のように、検索エンジンからの評価を下げてしまえば、SEO的に不利となってしまうわけです。

よって、読み込み速度が遅くなるような画像形式は極力避けた方が良いという事です。

もしフッターにリンクを掲載する場合は、テキスト形式にする事を推奨いたします。

やれるのであれば「やった方が良い」フッターのカスタマイズ

しないよりは行った方が良い作業を紹介いたします。

ブログのフッターには、導入したテンプレートの仕様で、

「●年から運営しています」

という意味を込めた表記がされる事があります。

テンプレートによって異なるのですが、単純にブログを解説した年度がそのままフッターに出力される傾向が割と多いようです。

2018年に開設した場合、

「2018年 ●●(ブログタイトル)」

のようなフッターになるという事です。

これは言わば、運営歴を公表しているという事になります。

稀に、見込み客がフッターを目にした際に、フッターに刻まれる年数を今現在の年月日から逆算し、そこまで運営歴が長くない場合、

「運営歴の短いブログなんだな」

という印象を持たれかねません。

もちろん見込み客が感じる「満足感」は記事の質に他ならないわけですが、運営歴を気にする人が少数ですがおられます。

確かに、運営歴が10年のブログと、1年のブログでは、10年の運営歴があるブログの方が若干ですがプラスの印象を与えられる余地があるとは思います。

ただ、運営開始初期から数年の間は、物理的にこの運営歴をアピールする事は出来ません。

その為、対策としては、年数を消すようにカスタマイズする事が有効となります。

WordPressの場合、導入したテンプレートによって異なりますが、フッターについて書かれているプログラムにおいて、年数の文言のみを消すだけで完了します。

・フッターに目を通す見込み客が少ない事
・運営歴を気にする見込み客がそれほど多くは無い事

を考慮すると、そこまでの重要性は特にありません。

ですが、やらないよりは行った方が良い対策としては、運営歴を表す年数の部分を消去してしまう事になります。

以上、多少、技術的な知識が必要ですが、参考までに検討頂ければと思います。

総括:SEO対策に活かす、ブログのサイドバーやヘッダーメニュー、記事下スペースなどの使い方

以上、SEO対策として、見込み客1人あたりのPV数を伸ばす為のブログカスタマイズとして、

・サイドバー
・ヘッダーメニュー(メニューバー)
・トップページ
・ヘッド
・記事下スペース
・フッター

の有効な使い方を解説してきた次第です。

たかが記事周りのカスタマイズですが、ここまで解説してきました通り、見込み客1人あたりのPV数を伸ばす上で非常に有効に活用出来る事がお分かり頂けたかと思います。

何より、これらの作業は基本的に一度切りで済みますが、効果は継続しますので、ぜひ実践の方を検討してみて下さい。

あなたのブログへのアクセスアップに、当講義の内容が助けになれれば幸いです。

当ブログではSEO対策専門の講座を集中連載していました。

不変的に通用し続ける本質的なSEO対策のみを解説しておりますので、下記の目次から、気になる講義がありましたら併せてお読みになってみて下さい。

>SEO対策講座の目次はこちらから

ここまでお読み頂きありがとうございます。

それでは、別の講義でお待ちしております。

シュガー。

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