シュガーです。

今回の講義では、ブログやサイトに導入する無料の「アクセス解析」で分かる事をSEO対策に活かす方法を解説し、よりアクセスアップを図り集客数を伸ばす為のノウハウを説明していきます。

多くのネット起業家やアフィリエイターがアクセス解析を自身の媒体(ブログやサイト)に導入しているものの、検索エンジンからのアクセスアップ(SEO対策)に上手く活用出来ている方は、そう多くはありません。

「何となくアクセス解析ツールを導入している」
「教材に書いてあったから、とりあえずはアクセス解析ツールを入れるだけはしている」

というネット起業家やアフィリエイターが割と多いようで、実際に私のクライアントもアクセス解析ツールを導入していても、使いこなせていない方が多い印象を受けていました。

実際のところアクセス解析の結果は、SEO対策に対して非常に役立つ情報を提供してくれていますが、多くの方は上手くいかせていない傾向が高いわけです。

その為、このアクセス解析結果を上手く活用していけば、SEO効果を高めて多くのライバルを追い抜き、検索結果で上位を取る事も不可能ではありません。

全て「無料」で実践する事が出来ますし、結果として、より多くの見込み客を検索エンジンから引き込む事が出来るわけです。

それほどアクセス解析を活かす事は自身のブログやサイトへのアクセスアップに直結しますので、ぜひ当講義を有効活用頂ければ幸いです。

当講義では、基本的なSEO対策に関する内容が頻出します。

もし当講義で分からない内容がございましたら、下記SEO対策講座の方でSEO対策を網羅していますので、併せて別の講義もご覧になってみて下さい。(リンク先は別ウィンドウで開く為、当記事は閉じられません)

>SEO対策講座の目次はこちらから

無料のアクセス解析ツールで分かる事

まずアクセス解析ツールは、

忍者アクセス解析
グーグルアナリティクス
i2i
FC2

などが有名なもので、実際にマイナーなものを含めれば、さらに多くのツールが存在します。

ただ、どのアクセス解析ツールが優秀だという事は特にありません。

なぜなら、これらのアクセス解析ツールで「分かる事」はほぼ同じだからです。

要するに、どれも大差ないというわけです。

有料のアクセス解析ツールなども存在しますが、これも分かる事にそれほど大差がないので、無料のアクセス解析ツールで全く問題ありません。

ただ、無料版ではアクセス解析ツール側の「広告」が表示されて、有料版にすると広告を全て「非表示」に設定出来るアクセス解析ツールの場合は、有料版を推奨しておりました。

アクセス解析ツール側の広告が表示される事、せっかくブログに訪れてくれた見込み客が、その広告をクリックしてブログから離脱してしまう可能性があるからです。

ただ、その他、無料版でも有料版でも機能面では大きな差が無いので、この「広告表示」を非表示に出来るのであれば、余計な機能が無く使いやすい面もあるので、「無料」のアクセス解析ツールを推奨していた次第です。(グーグルアナリティクスなどが広告費表示で無料のまま利用出来ます)

無料のアクセス解析ツールで分かる事

アクセス解析を使ったSEO対策を解説する前に、そのSEO対策に活かす「要素」を理解して頂く必要があるので、先にアクセス解析ツールで分かる事を説明させて頂きます。

当講義では、使いやすさなどを考慮して無料のアクセス解析ツールを推奨しておりますので、無料アクセス解析ツールで分かる事を解説します。

以下の要素が、どのアクセス解析ツールでも分かる要素です。

  • UU(ユニークユーザー=何人の見込み客が訪問したか)
  • PV/UU(ページビュー/ユニークユーザー=見込み客1人あたり、幾つの記事を読んだか)
  • 見込み客が入力したキーワード(見込み客が検索エンジンに打ち込んだキーワード)
  • アクセス媒体(パソコンかスマートフォンか、それともタブレットか)
  • アクセス元(ヤフーかグーグルか、Bingか、それとも他の媒体に貼られたリンクやSNS、もしくはメールやPDF、直接URLを打ち込んだかなど)
  • 最終記事(どの記事を最後に読んで離脱に至ったのか、)

以上がアクセス解析ツールで分かる事で、基本的にどのアクセス解析ツールでも調べられます。

また、どのアクセス解析ツールでも、「任意の期間」、「任意の記事」で上記の項目を調べる事が可能です。

例えば、1週間あたりブログ全体に来たアクセス数(UU)であったり、特定の記事における1ヵ月単位のUUやキーワードなどが分かります。

ちなみに、UUやPV/UUなど、上記要素の「名称」「呼び方」は若干それぞれで異なりますが、意味する事は同じです。

ただ、上記それぞれの項目は、アクセス解析ツール毎に異なった結果を出す傾向にあります。

例えば、1週間のブログ全体に来たUUを調べる際に、

・グーグルアナリティクスならば56,439
・忍者アクセス解析ならば58,828

などのように、若干ですが結果の数字が異なる事が割とあるので、複数のアクセス解析ツールを使わず、「1つのみ」のアクセス解析ツールを使い続ける事を推奨しておりました。

SEO対策にアクセス解析ツールのアクセス解析結果を活かす方法

ここでは、実際にアクセス解析ツールを使ってSEO対策に活かしていく方法を解説していきたいと思います。

ここからの講義内容を活かす事が出来れば、大幅なアクセスアップを見込めますので、どうぞ今まで以上に気を引き締めてお読み頂ければ幸いです。

ただ、SEO対策にアクセス解析ツールを活かすには、前提として基本のSEO対策を既に行っている事が「必須」になります。

SEO対策を行わずにブログ運営をしている場合、アクセス解析ツールを使う以前に、そもそもアクセス自体を集められない可能性があるからです。

ですので、まずは前提となるSEO対策を行えているかをチェックした上で、ここからの「SEO対策にアクセス解析ツールを活かす方法」を読み進めて頂きたく思います。

SEO対策を徹底追及している「SEO対策講座」を当ブログで公開していますので、ぜひ下記のリンクから、ご自身がしっかりSEO対策を出来ているかを確認してみて下さい。

それでは、3パターンほどに場合分けして、アクセス解析をSEO対策に活かす方法を解説していきたいと思います。

アクセス解析をSEO対策に活かす方法1.記事のテコ入れ強化

まず前提として、検索エンジンが検索順位を決める際に重要視している指標の1つに、PV/UUがあります。

要するに、見込み客1人あたりがどのくらいの記事を読んだかという指標です。

記事を読んだ見込み客の満足感が高ければ、見込み客は「このブログの記事をもっと読みたい」と思い、別の記事を幾つも読んでいく傾向があるからです。

そして、そんな見込み客の「満足感」を満たせるような情報を提供しているブログやサイトこそが、検索エンジンが目指す「有益な情報の提供」に他なりません。

だからこそ、PV/UUが高いブログやサイトは上位に表示されやすいわけです。

その上で、ブログに幾つも記事を投稿していると、その記事を最後にブログやサイトを閉じられるような記事、いわゆる「離脱率」が高い記事が出てきます。

そのような離脱率が高い記事の質を上げて、

・その記事を最後まで精読させる
・その記事から、また別の記事を読ませるようにする

という事を実現出来れば、離脱率が下がり、全体的なPV/UUがさらに向上するわけです。

それが検索エンジンからの高評価に直結し、ブログ全体のSEO効果が高まっていくのです。

よって、現時点で離脱率が高い記事を、上記2つを実現出来るようにテコ入れして強化していきます。

そんな記事のテコ入れ方法は、

・その記事をコピーライティングの観点で添削する
・その記事内に施す内部SEO対策の充実

が挙げられます。

見込み客の満足感を高める事によって離脱率を下げられると考えられるので、まずはコピーライティングの観点で文章を添削するわけです。

コピーライティングは文章で「読ませる」「信用させる」「行動させる」という事を実現するスキルですので、見込み客の満足感を高める為に必要なスキルと言っても過言ではありません。

故に、コピーライティングの観点で文章を添削していく事で、より見込み客の満足感を高められる文章に洗練されていくわけです。

また、その記事から別の記事へと誘導して、幾つも記事を読ませる「仕掛け」を行うSEO対策も行っていく必要があります。

いくら文章を添削して、見込み客に満足感を与えられるような文章になったとしても、その記事を最後まで精読したにも関わらず、ブログを閉じてしまったら何の意味もありません。

それでは離脱率は低いままだからです。

よって、精読してくれた見込み客に対して、さらに別の記事へと誘導してPV/UUを高めるべく仕掛けを施す必要があるわけです。

以上の理由から、

・その記事をコピーライティングの観点で添削する
・その記事内に施す内部SEO対策の充実

というテコ入れ方法が離脱率を下げる為に理想的となります。

当ブログでは、それぞれのテコ入れ方法を行うべく講義を用意しております。

下記のリンクから講義の一覧をご覧になりますので、併せて参考にしてみて下さい。

アクセス解析をSEO対策に活かす方法2.ライバルが弱いキーワードを発掘してゴボウ抜き

例えば、「SEO対策 アクセス解析」のキーワードで1週間に20アクセスが見られた場合を考えてみます。

まずは実際に、そのキーワード「SEO対策 アクセス解析」を検索エンジンに打ち込み、自身のブログやサイトが何位かを見て下さい。

仮に検索結果の順位が20位だったとした場合、「10位以内に入っていない」とガッカリする必要はありません。

20位という低い順位にも関わらず20アクセス「も」来ていると捉える事が出来るからです。

実際、この例のように上位表示が出来ていないにも関わらず、それなりにアクセスが来ている場合は割とあります。

このような例を洞察していくと、見込み客が、自分のブログやサイトよりも上位に掲載されている情報では満足出来ずに、下位までチェックしたという事も考えらるわけです。

基本的に検索エンジンは10位までを検索結果の1ページ目に表示している為、20位という事は2ページ目に表示されている事を意味します。

さらに上から順に表示される為、20位ならば2ページ目の一番下に表示されているという事です。

そんな「下位」に表示されているにも関わらず、そのキーワード「SEO対策 アクセス解析」で検索エンジン経由のアクセスが来ているという事は、見込み客が1ページ目のブログやサイトでは満足した情報が得られず、2ページ目の一番下にまで「欲しい情報」を求めて来たと考えられるわけです。

つまり、この事から、そのキーワード「SEO対策 アクセス解析」で上位表示しているライバルのブログやサイトはそれほど有益な情報を提供しているわけではなく、十分にライバル達を追い抜ける余地があると言っても過言ではありません。

よって、このような場合、そのキーワード「SEO対策 アクセス解析」を狙って、記事をテコ入れする事を推奨します。

そのキーワードでは現時点で20位ではあるものの、既に20ほどのアクセスが来ており、しかもライバルを追い抜いて十分に上位表示が狙える為、今以上に多くのアクセスを集められる可能性があるからです。

まずは、「SEO対策 アクセス解析」のキーワードでアクセスを集められている記事を、より強化します。

要するに、より見込み客の満足度を高められるような文章へと「テコ入れ」するわけです。

そのテコ入れ方法は、前述の『アクセス解析をSEO対策に活かす方法1.記事のテコ入れ強化』とそのまま重複しますので、そちらをご参照下さい。

次に、「SEO対策 アクセス解析」というキーワードを活かして、別の記事を書ける場合は、別の記事を書けるだけ書いていきます。

ただ、既に書いている記事と内容が重複してしまえば、逆に検索エンジンからペナルティを受けかねません。

よって、「SEO対策 アクセス解析」に対してさらにキーワードを追加して、別のテーマ(内容)で新たな記事を書ける場合のみ、別の記事を書くようにして下さい。

そのキーワードの狙い方ですが、下記のSEO対策講座と重複しますので、以下の記事をご参照頂ければと思います。

以上、

既にアクセスが来ている記事をテコ入れする

そのキーワードを使って別の記事を書ける場合は、さらに別の記事を投稿する

のような流れで、アクセス解析をSEO対策に活かす方法を解説させて頂きました。

アクセス解析をSEO対策に活かす方法3.お宝キーワードの発掘

ブログの運営を続けていると、狙っていないような「意図しないキーワード」でアクセスが入ってきているケースが非常に多くなってきます。

そもそもキーワードは、検索エンジンを使う見込み客が打ち込む文字列である為、見込み客の数だけキーワードがあると言っても過言ではありません。

その為、自分自身が狙っていなかったキーワードでアクセスして来るケースは決して少なくないわけです。

そのようなキーワードは、狙っているライバルが少ない、いわゆる「お宝キーワード」であるかもしれません。

その上でライバルが少ないのであれば、上位表示を十分に狙えるキーワードであると言えます。

ですので、その「お宝キーワード候補」を狙った新たな記事を書く事が有効になります。

ただ、既に上位に自身のブログやサイトが表示されているのであれば、これ以上多くのアクセスを望む事は難しいかもしれません。

よって、まずは、その意図していなかったのにも関わらずアクセスが来ているキーワードである、いわゆる「お宝キーワード候補」を検索エンジンで打ち込んでみます。

その上で、自身の媒体がまだ上位に食い込んでいない場合、その「お宝キーワード候補」で記事を書けば上位に表示され、今以上にそのキーワードでのアクセスを集められるわけです。

今お伝えしたような、元々狙っていなかったもののアクセスを集められている「お宝キーワード候補」は、運営機関が長くなればなるほど、実際に幾つも存在するはずです。

ですので、幾つもある「お宝キーワード候補」を片っ端から何も考えずに狙って記事を書くのはではなく、

・アクセス数が多いもの
・よりコンバージョンを上げられるキーワード

を優先的に記事を書く事を推奨いたします。

アクセスが多いキーワードを狙うわけは、上位表示した際に、さらに多くのアクセスを望めるからです。

また、売上やメルマガ登録など、ブログやサイトの運営目的に繋がる、いわゆるコンバージョンを高められるようなキーワードであれば、これも優先的に狙ってみて下さい。

例えば、投資関連のテーマで運営し、投資教材をアフィリエイトしている場合を考えてみましょう。

意図せぬ「お宝キーワード候補」で、

「投資 初心者 稼ぐ方法」
「パソコン 肩こり」

という2種類で、ブログにアクセスがあったとします。

上記のような場合、たとえアクセス数が同じくらいであっても、狙うべきは「投資 初心者 稼ぐ方法」というキーワードが理想です。

なぜなら、目的は投資教材のアフィリエイトである為、「パソコン 肩こり」よりも「投資 初心者 稼ぐ方法」というキーワードでアクセスしてくる見込み客の方が、目的の売上に直結しやすいと考えられるからです。

もちろん、決して「パソコン 肩こり」のキーワードでアクセスしてくる見込み客に、アフィリエイトする教材が売れないわけではありません。

上手く投資に対して興味付けし、様々な記事を読ませていけば信用も得られ、教材の成約を取っていける可能性が0ではないからです。

ただ、「パソコン 肩こり」のキーワードでアクセスしてくる見込み客は、そもそも投資に対して

・知らない可能性
・興味すらない可能性
・むしろ嫌な印象を持っている可能性

など、様々なパターンが考えられる為、なかなか成約を取っていくのは難しくなってしまいます。

対して、「投資 初心者 稼ぐ方法」というキーワードでアクセスしてくる見込み客であれば、明らかに投資に対して、

・興味を持っている
・既に投資をしている
・何らかの教材を探している

など、投資教材をアフィリエイトしても成約しやすいような状況にあると考えられる為、いわゆる高いコンバージョン(購入率)を実現出来る可能性が膨らむわけです。

以上の事から、「お宝キーワード候補」で記事を書く際には、アクセスの多さだけではなく、「よりコンバージョンを上げられるキーワード」を優先的に狙っていくようにして下さい。

総括:アクセス解析で分かる事をSEO対策に活かす方法

当講義のまとめになります。

まずは、以下のような、アクセス解析ツールで分かる事を説明しました。

  • UU(ユニークユーザー=何人の見込み客が訪問したか)
  • PV/UU(ページビュー/ユニークユーザー=見込み客1人あたり、幾つの記事を読んだか)
  • 見込み客が入力したキーワード(見込み客が検索エンジンに打ち込んだキーワード)
  • アクセス媒体(パソコンかスマートフォンか、それともタブレットか)
  • アクセス元(ヤフーかグーグルか、Bingか、それとも他の媒体に貼られたリンクやSNS、もしくはメールやPDF、直接URLを打ち込んだかなど)
  • 最終記事(どの記事を最後に読んで離脱に至ったのか、)

そして、上記の要素を踏まえ、SEO対策にアクセス解析ツールのアクセス解析結果を活かす方法として、以下の3パターンを解説させて頂きました。

・記事のテコ入れ強化
・ライバルが弱いキーワードを発掘してゴボウ抜き
・お宝キーワードの発掘

特に上記の中で「記事のテコ入れ」は、ブログ運営において避けては通れません。

記事の途中でも紹介させて頂きましたが、当ブログでは、記事のテコ入れ方法を行うべく講義を幾つも用意しております。

下記のリンクから講義の一覧をご覧になりますので、併せて参考にしてみて下さい。

当講義の内容が、あなたが運営する媒体のアクセスアップに役立てて頂ければ幸いです。

それでは、また別の講義でお会いしましょう。

追伸

上記の講義内容をより深くまとめ、1冊にした教材を無料で配布しておりました。

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ここまでお読み頂きありがとうございました。

シュガー。