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あえてデメリットを伝え、メリットに変えて信用を得る方法

シュガーです。

この記事では、見込み客から信用を得て売上に直結させていく為、

こちらから売り込む商品などの「デメリット」を意図的に伝え、逆にそのデメリットを「メリット」に感じさせて信用を得る

というノウハウを講義いたします。

ネットビジネスでは基本的に、何らかの商品を売り込む事で利益を出していくわけですが、商品をアピールする以前に「信用」が得られなければ、いくら商品を一生懸命にアピールしてもお客さんが購入してくれる可能性は極めて低くなってしまいます。

信用を感じない人から、何かを買おうという気持ちになる人は極めて低い傾向にあるからです。

つまり、ネットビジネスにおいて、文章で信用を得られない事は致命的と言っても過言ではありません。

そこで当記事では、お客さんがこちらへの信用度・信頼感を高めてくれるノウハウとして、

あえてデメリットを伝え、メリットに変えて信用を得る方法

を講義していきたいと考えた次第です。

早速いってみましょう。

デメリット、欠点は伝えるべきか

以前からメルマガなどを通じて、何らかの商品をアフィリエイトする際に、

「その商品の欠点、デメリットは伝えるべきか」

という質問を割と多く頂いておりました。

この答えは単純で、

「この商品は本当に素晴らしいです」
「このお値段でここまで機能が揃った商品は他にありません」

と、良い点ばかり伝えてゴリ押しになりがちなのですが、あえて欠点も開示することで信頼感がグッと増してきます。

完璧な人間など存在しないように、どんな商品にも多少の欠点はあるものです。

そもそも、読み手としては「不安」「疑念」を常に抱えており、

「そんな上手い話なんてあるわけない」

という心理状況でネット上の文章を読み進めています。

ですので、あえて欠点を伝える事が読み手から、「信用」に繋がる「好感」という感情を引き出す事に繋がるのです。

そして、その好感が、デメリットをあえて公開してくれた部分以外でも、あなたが書く全ての文章全体に「信用」を抱く可能性を後押ししてくれます。

ただ、あくまでも信用させて商品を購入させる事がアフィリエイトの目的です。

欠点(デメリット)を開示した事で、せっかくあなたが信用を得られても、

「そんなデメリットがあるなら、買うのは辞めておこう」

と、購入を諦めてしまえば、目的である商品の購入に至る事はありません。

ですので、欠点を開示して信用を得ながらも、商品の購入に結び付けるポイントを押さえる必要があります。

そのポイントが下記の2つです。

(1)デメリットをメリットに感じさせる
(2)伝えるべきデメリットとそうでないデメリットを判断する

それでは各項目を細かくみていきましょう。

(1)デメリットをメリットに感じさせる

せっかくコピーライティングを題材にした教材を読んで頂いているので、コピーライティングに関する「デメリット」を「メリット」に感じさせる例を示してみます。

「ライティング」と表現すると、普段から文章を書いている人でない限り、難しい文章を書く必要があると感じ、抵抗感があるかと思います。(※難しい文章を書く必要があるという部分がデメリットを表している)

ただ、購入に至らせる為には、まず文章内容を信じてもらう必要があります。

そして、信じてもらう以前に、真剣に読んでもらう必要が大前提して必要不可欠です。

その「読んでもらう」という段階において、難しい言葉や表現を使った文章は、逆に読み手にとっては「読みにくい」文章になってしまいます。

故に、難しい文章を書く事は逆効果になるので、むしろ誰にでも理解してもらいやすい「簡単」な文章の方が、コピーライティングにおいて有効になるのです。

最初は難しい文章が必要だという「デメリット」の印象がありましたが、

購入の為には文章内容を信じてもらう必要がある

文章を信じてもらう為には、読んでもらう事が前提として必要不可欠

つまり、誰にでも読んでもらえる文章が望ましい

故に、難しい文章を書く必要は無い

という流れで、難しい文章を書く必要があるのではないかという読み手が感じていたであろうデメリットを、逆に文章は簡単な方が良いので、難しい文章を書く必要がないというメリットに変換しました。

また、情報商材をアフィリエイトする際には、商材のデメリットを伝え、それを補う「特典」を付けてあげる事で、特典を含めてメリットを得られるように感じさせるテクニックが使えます。

(2)伝えるべきデメリットとそうでないデメリットを判断する

「購入後に見つかって信用をさげてしまうようなデメリット」に関しては、商品をアフィリエイトする際に先んじて伝える方が良いです。

仮に読み手が購入した後にそのようなデメリット(欠点)を発見した場合、

「意図的に欠点を隠された」

と感じて、アフィリエイターに対して不信感を抱く傾向にあります。

そうなれば、

「別の商品もこのアフィリエイターから買おう」

というように、リピート購入してもらえる可能性がなくなってしまうからです。

あえて「不信感」を覚える人が紹介する商品をその人からは買わないと思います。

ですので、商品購入後に見つかるであろう致命的な商品の欠点は、伝えておくべきだという事です。

逆に、情報商材をアフィリエイトするとした場合に、その商材に

「誤字脱字がある」

などの、商材によってもたらされる「成果」に無関係な欠点やデメリットは、あえて伝えるべきでは「ない」と考えています。

なぜなら、読み手が求めていない情報だからです。

読み手は求めていない情報をあえて時間を浪費して読もうとは思わないはずです。

検索エンジンで知りたい「キーワード」を打ち込み、それに応えてくれるサイトやブログを探しているわけですから、その知りたい事と無関係な情報を好んで読んでくれる事は大抵有り得ません。

そして、例えば情報商材を買うかどうかの判断を読み手がする際、読み手が気になるのは商材で悩みを解決出来るかどうか、です。

つまり、商材の内容、商材に関する第三者の感想であり、商材の中にある誤字脱字に関する情報では「ない」という事です。

もちろん、誤字脱字があまりに多すぎて気になる、という購入者の方も中にはいるかもしれません。

ですが、ASPを通している限り、そこまで「酷い」商材は審査が通らないので、「劇的」に誤字脱字が多すぎるという事はまず考えられません。

その為、誤字脱字が多すぎて、商材内容の実践が出来なくなるという事はないはずです。

故に、読み手が求めている「商材の内容」「商材に関する第三者の感想」に関係が無い、商材の誤字脱字に関しては特に触れる必要が無い、という事です。

欠点(デメリット)をメリットに変えて信用を得る事例

今説明した、「購入後に見つかって信用をさげてしまうようなデメリット」の他にも、「あえて開示して、それをメリットに感じさせる事が出来るデメリット」も、こちらから開示していくべきです。

常に読み手は「不安」「疑念」を頂きながら読み進めており、特に「お金を払う」となると、その傾向はより強くなります。

そんな中で、欠点を伝え、それを払拭してプラス印象に変えられるのであれば、積極的にその欠点を公開していき、信用を高める材料として使うべきです。

1つでも多く読み手を説得出来る要素があればあるほど、その説得の積み重ねによって、比例して信用を得られるようになるわけです。

例として、アフィリエイトの情報商材において、商材内でASPの登録方法やブログの開設方法が掲載されていないというデメリットについて言及して見ます。

初心者にしては、そのような初心者向けの内容がないと、不安に感じるかもしれません。

ですが、ASPの登録方法やブログの開設方法は、公式サイト側の都合で変更される事があります。

それも、サイトによっては割と頻繁に発生します。

そこで、商材内に書いてしまうと修正が出来ない為、後々になって、公式サイト側で変更があった場合、既に通用しない古い内容を書いてしまう事になるのです。

そうなった場合、購入者は商材に書いてある通りに進めても、途中で上手くいかなくなり、躓いてしまう事になります。

ですので、あえてASPの登録方法やブログの開設は掲載せず、公式サイトで確認してもらう方が、購入者にとってメリットとなるわけです。

多くの商材が調べれば誰でも分かるようなASPの登録方法やブログ開設法を掲載し、それによって商材のページ数、ボリュームを上げている傾向にあります。

ですので、読み手が何度も情報商材を購入しているような場合、ASPの登録方法やブログ開設法が掲載されているのが「常識」と捉えてしまう傾向があるのです。

ですが、たとえASPの登録方法やブログ開設の手順が掲載されていない商材であっても、以上のように、逆にメリットに感じさせる事が出来ます。

このようなメリットに変換出来るデメリットは大いに公開していって問題ありませんし、むしろ信用度が高まるので、出せれば出せるほど信用を勝ち取る事が可能になります。

以上、デメリットをあえて伝えてメリットに変え、信用を勝ち取るテクニックをご紹介しました。

合わせて他の記事にも目を通し、理解をより深めて頂ければ幸いです。

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シュガー

アフィリエイトで信用獲得における不可避な三大原則

シュガーです。

アフィリエイトにおいて、見込み客に商品を売り込んだりメルマガに誘導したり、何らかの「アクション」を読み手に誘発させる事は、収入を発生させる上で避けて通る事は出来ません。

ただ、いくら見込み客にアクションを促しても、こちらが情報発信者として「信用」されていなければ、意図した行動を取らせる事は難しくなります。

「信用」の出来ない人の言う事をあえて聞いて「行動」する人は限りなく「稀」だと思いますので。

逆に、見込み客から信用を得られれば、購入という行動を取らせる事が出来る確率が格段に上がり、それが収入増加に直結するわけです。

そこで今回は、アフィリエイトにおけるコピーライティング講座で、

信用獲得における不可避な三大原則

と題してお送りしたいと思います。

もちろん、アフィリエイターが読み手から信用を勝ち取るテクニックや方法論は、当然これだけではなく他に幾つも存在しています。

ですが、まず最低限この3つが根底に無い事には、他のテクニックをいくら駆使しても、「効果」を発揮する事が出来ません。

細かいテクニックを6つも8つも使っても、そもそも、この3つが出来ていなければ、全く信用を得られないという事です。

それほど、「小手先」ではない「本質的」な三大原則になりますので、どうか心してお読み頂ければと思います。

見込み客から信用を得る為に必要不可欠な3つのテクニック

信用獲得において避けられない三大原則として、私は下記のように定義しています。

1.主張に対して理由を述べる
2.反論意見をこちらから取り上げる
3.自信を感じさせる

いくら証拠画像を見せ付けたり、有名な専門家から推薦文をもらったとしても、この3つが欠けてしまうと、もはや何をしても「信用」を得る事は難しくなります。

それでは早速、3つそれぞれを掘り下げてみましょう。

1.主張に対して理由を述べる

書き手であるこちらが何か主張をした際には、必ず理由をセットにするという事です。

面と向かって説得する場合は、端正な顔立ちやビシッとしたスーツ姿など、いくらでも「見た目」での誤魔化しが可能になります。(信用を得る為に整形までする詐欺師などもいるくらいです)

対面であれば、その空間の雰囲気、周囲の環境など、こちらが発する「言葉」以外でも信用度を高める事が少なからず出来ます。

ですが、ネットビジネスのように文章のみで勝負する場合、そうはいきません。

対面の会話でしたら、そこに会話内容を「文章」として一言一句残さずに進んでいくので、発言における論理が多少崩れていても、聞き手は特に気にする事なく話を聞き続けてしまいます。

そして、相手の見た目、空間の雰囲気など「視覚」に頼って「信用」してしまいがちです。

例えば、何らかのビジネスに関する話を受ける際、下記2つの場合、話に内容の以前に信用度に大きく差が付くものと考えられます。

1.前歯の上下が抜け落ち、30年くらい着続けているのか?と思うほど黄ばんだジャケットを羽織り、肩には真っ白なフケが大量に落ちてボサボサな髪、そんな人が、築55年の4畳半トイレ共同の自宅アパートで話してくれるとしたら、、、

2.パリッとしたスーツに銀色に光るネクタイピン、ジェルで整えた黒髪短髪な人が、同じような姿の部下を後ろに立たせ、高級シティホテルのロビーに通してくれて対面で話をしてくれるとしたら、、、

おそらく2番、後者の方が、話の内容以前に「信用」出来そう、と感じると思います。

もちろん、2番の方が詐欺師で信用に値しない人かもしれません。

ですが、どうしても私達は「視覚」に大きく頼って生きている為、「見た目」やその場の「雰囲気」で物事を判断してしまう傾向にあるわけです。

そして、「見た目」その場の「雰囲気」だけで信用してしまう可能性が高いという事です。

しかし、アフィリエイトにおいて、基本的には文章「のみ」で判断されます。

「顔を出して動画でスピーチすればいいじゃない?」

という意見もあるかもしれませんが、その動画を再生させるのにも、やはり「文章」なんです。

故に、文章で全てを表現する為、対面の会話における「見た目」「雰囲気」を文章のみで作り上げる必要があるわけです。

自身が書く文章に、パリッとしたスーツを着させ、高級シティホテルの雰囲気を醸し出していくのです。(苦笑

そこでまずは、主張に対して「理由」を付けるという方法を取ります。

この理由付けに関して、心理学者のエレン・ランガーが行った実験で、ただ理由を述べただけで、内容に関わらずに説得が可能であることが証明されていました。

実験の内容は、被験者がコピー機の順番待ちをしている列の先頭に並び、
3通りのお願いで割り込みさせてと頼むというもの。

(1)「すみません、5枚なのですが、先にコピーをとらせてもらえませんか?」
・・・理由無し

(2)「すみません、5枚なのですが、急いでいるので先にコピーをとらせてもらえませんか?」
・・・筋の通らない理由

(3)「すみません、5枚なのですが、コピーをとらなければいけないので先にコピーをとらせてもらえませんか?」
・・・もっともらしい理由

以上3パターンで何%の確率で割り込みを許してもらえるかという実験でしたが、
(3)が断トツの1位と思いきや、(2)が一番高確率だったのです。

こちらが実験結果です。

(2)・・・94%
(3)・・・93%
(1)・・・60%

ただ理由付けをされただけでも、我々人間は不思議と納得してしまうということが、
この実験結果から証明されたのです。

もちろん、文章の場合は、全く無関係な理由付けでは説得力に欠けてしまうので、読み手がしっかり納得出来る理由を付けるにこした事はありません。

不適切な理由付けをしてしまえば、

「理由になってないよ」

と読み手に思われ、不信感を覚えられてしまいます。

対面と違い、文章は読み手のペースでゆっくり読める為、読み手が文章に「違和感」を覚え、論理が崩れている箇所を発見する事が出来ます。

対面の会話では、発言者のペースが基本なので、「違和感」を感じさせる前にどんどん進めていく事が出来ますが、文章の場合はそうもいきません。

文章における「全て」の言葉が、読み手から厳しく「チェック」される可能性があるわけです。

故に、どこを読まれても論理が崩れていないようにする為、こちらの主張、意見に対し、読み手が「納得」出来るような「理由」を付けていく必要があるという事です。

2.反論意見をこちらから取り上げる

あなたの主張そのものに対して考えられる「反論意見」を、あえて、こちらから提示していきます。

「もちろん~~だけではないかもしれません」
「確かに●●はあり得るかもしれません」

このように想定され得る反論意見を自ら出していくのです。

その時点で、読み手は少なからず書き手に対して「好感」を抱きやすくなります。

「好感」の反対に位置する感情が「不快」であり、基本的に「不快」という感情を抱く人に「信用」する事はありません。

その逆に「好感」は「信用」に繋がっていく事になります。

故に、書き手自らが自身の主張に対する反論意見を取り出す事が、信用に直結するという事です。

ただし、反論意見を提示しただけで読み手を完全に説得出来るかと言うと、それはまた別の話になってきます。

なぜなら、例えば何かの商品を販売するとした際、その反論意見を目にした読み手は

「そんな欠点やデメリットがあるなら辞めておこう」

となるからです。

ただ単純に欠点、デメリットだけを述べられて、あえて大事なお金を払って買おうと思う人はいないはずです。

そこで、その提示した反論意見を論破していき、自身の主張に対する正当性をアピールし、「信じさせる」事が必要になるわけです。

読み手は常に疑っていたり、不安を抱えながら読んでいます。

一般的に信ぴょう性の無い文章は、一方的に書き手が言いたい事を書いているので、

自分勝手
独りよがり

に映り、マイナス印象を与え、不快感を覚えてしまうのです。

日常会話でも自分の言いたい事だけを一方的に言う人は、やはり不快感を覚えてしまうと思います。

そんな不快を感じる人の発言が「信じて」もらえる可能性は低くなってきます。

ですので、こちらから一方的に主張するだけでなく、読み手が思うであろう「不安」「疑念」などを反論意見として出していき、それを解消していく事が重要となって来るのです。

その反論意見を論破していく事が、読み手から「好感」「信用」得られるようになってくるからです。

また、出来るだけ多く反論意見を出して論破していく事で、読み手はあなたの主張を信じてくれるようになる確率がグッと上がります。

反論意見と論破する「数」は多いほど良いという事です。

その数に比例して、読み手は書き手の言葉に「納得」を重ね、その回数が多いほど信用度がグッと高まるわけです。

そうしていく内に、読み手は疑問や不安が解消されていく事に対しても、書き手への好感を抱くようになり、より「信じさせる」事が実現しやすくなるので、読み手が抱えるであろう反論意見をなるべく多く提示し、それらを論破するように心がけて下さい。

3.自信を感じさせる

これは文体の話になるのですが、自信が見える文体を使っていくという事です。

日常会話や演説などでも、自信満々な口調の人が話す内容の方が、説得力のある「信じやすい」ものに感じられると思います。

もちろん、端正な顔立ちやスラッとした長身、パリッとしたスーツ姿で語られれば、それだけで信じやすくなってしまうかもしれません。

ただ、文章の場合「見た目」では一切勝負が出来ません。

全てあなたが書く文章のみで、読み手に自信を感じさせなくてはならないという事です。

ナヨナヨした文体などを避けるようにし、

「~~という事です」
「●●なわけです」

と、自信を持って表現していくようにします。

ただ、「!(ドッキリマーク)」も同様に避けるようにした方が無難です。

セリフの描写ならまだしも、主張を「!」付きで述べていくのは、自信が無い人が大声で誤魔化している印象を与えかねないからです。

必死に嘘を誤魔化す人が大きな声で弁解しているイメージですね。

実際に自信がある人の口調を意識して書くように心がけてみて下さい。

信用獲得における不可避な三大原則 まとめ

今回の講義では、信用を掴み取る3つの方法として、

1.主張に対して理由を述べる
2.反論意見をこちらから取り上げる
3.自信を感じさせる

を解説して参りました。

もちろん、この方法以外にも、アフィリエイターが読み手から信用を勝ち取るテクニックは、幾つも存在しています。

ですが、大前提として、今回の講義で解説したこの3つが根底に無い事には、他のテクニックをいくら駆使しても、「効果」を発揮する事が出来ません。

それほどに重要な本講義内容を、しっかりと身に付けて頂ければ幸いです。。

また、今回の講義内容と関連して、読み手からの反感を共感に変えていくテクニックを解説した記事があります。

「反感」を避けて「共感」を得られる事が、確固たる「信用」へと大きく繋がっていくので、合わせてご覧になってみて下さい。

>反感を避けて共感を生む文章術

それでは。

シュガー

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反感を避けて共感を生む文章術

シュガーです。

ネットビジネスをはじめ、アフィリエイトは文章で行うビジネスであり、文章を用いて

読ませる事
信じさせる事

を経て、ようやく商品を購入させる事が出来ます。

故に、ネットビジネスなどのアフィリエイトで稼ぐ為には、「読ませる」「信じさせる」という部分が、この上ないほど重要になるわけなんです。

その「読ませる」「信じさせる」を実現する上で、欠かせないのが、

読み手からの「共感」を得る

という事です。

共感を得る事で、さらにグイグイと「読ませる」事が出来ますし、共感を得られない事には「信じさせる」という事に至らないからです。

多くのアフィリエイターが、コピーライティングの重要性に気づき、日々、記事を書いている状況にありますが、この「共感」を得られず、逆に「反感」を抱かれてしまい、

読ませる事
信じさせる事

が疎かになった挙句、なかなか商品を購入させるまでに至らず、収入が伸びない傾向にある人が多いようです。

ただ逆に、反感を抱かれずに共感の割合が大きくなるほど「信用度」も比例して高まり、それが「購入率」などに直結する為、一気に収入を伸ばす要因になってきます。

事実、コンサルティングをしているクライアントに、この部分を直すと、劇的に収入が変化し始める事が非常に多い傾向にありました。

そこで今回の講義では、出来る限り読み手からの「反感」を避けて「共感」を得られるようにする文章術について解説していきたいと思います。

「読ませる」「信じさせる」という稼ぐ為に欠かせない部分の「根底」を支える文章術と言っても過言ではありません。

心してお読み頂ければ幸いです。

いきなり文章術に入る前に、まずは「反感」と「共感」に関しての前提知識についてお話していきたいと思います。

反感と共感

出来る限り多くの見込み客(読み手)に対し、共感してもらえる事で、信用を勝ち取り、勧める商品を購入してもらう事が出来るようになれれば理想です。

もちろん、人の考えは文字通り「人それぞれ」ですので、100%の人に共感してもらう事は不可能です。

1,000人の読者に商品を勧めて、1,000人が購入してくれる「成約率100%」の数字はまず有り得ません。

ただ、可能な限り、共感の反対である感情の「反感」を避ける事で、後々に信用に至らせる可能性を残す事が出来ます。

つまり、反感を回避していく事がそのまま共感を得られる確率を高めるという事です。

反感を可能な限り避け、出来るだけ共感を得られる。

それがコピーライティングの文章術によって、叶うという事です。

反感を回避して共感を得ると言うと、難しく感じてしまうかもしれません。

ですが、至って簡単な文章術になります。

なぜなら、何か新しいものを導入するのではなく、今ある反感に至る可能性がある要素を変えていくだけ、だからです。

反感を回避して共感を生む文章

読み手が反感と共感のどちらかに至るかには、下記4つの「視点」における文章で決まります。

1.書き手自身の考えである「主観視点」
2.誰に聞いても答えが一致するような「客観的視点」
3.読み手だけの考えである「読者視点」
4.多くの人々が平均的に持つ考えである「一般視点」

基本的には、上記4つの視点以外の視点で書かれる文章はないはずですであり、どんな文章も、必ず上記4視点のいずれかに分類されています。

そして、このそれぞれの視点において、文章を変える事によって、反感を回避して可能な限り共感を生み出す可能性を高める事が出来るようになります。

全ての文章に共通するわけではなく、各4視点によって異なるので、それぞれ分類して解説していきたいと思います。

1.書き手自身の考えである「主観視点」

自己紹介の記事に至っては、ほとんどがこの「主観視点」に該当しますし、基本的にブログ記事は、自分自身の主張をする「場」でもありますので、割と多くの文章がこの「主観視点」になると思います。

この主観視点において自分の主張で反感を抱かれてしまうと、他の3視点においても、反感を買われている状態で読まれる可能性が高くなり、圧倒的に共感からは程遠くなってしまう可能性が高くなってしまいます。

故に、まずは4視点の中でもこの「主観視点」から先に解説して参ります。

「主観視点」における反感を避けて共感を得られるようにする文章のポイントは下記の3点です。

1.自分の主張が当たり前に考えずに決して押し付けない事
2.他人は違うかもしれないが、自分はこう思うという表現にする事
3.主張に対して理由を述べる事

例文を示しながら解説していきます。

「コーヒーと紅茶なら、普通は紅茶を選ぶのが当たり前です。」

いかがでしょうか。

おそらく、コーヒー派の方はほぼ確実に「反感」を抱いたのではないでしょうか。

これは二者択一の答えですが、必ずしも一方であるかどうかは分かりません。

「紅茶が当たり前」という表現から、決めつけ、押し付けという印象を受け「1」の要素を満たせていませんので、反感に至っているわけです。

答えが1つでない限り、

「誰もが紅茶を選ぶよね。」

という、答えはこれしかない押し付けをしてしまっている部分が反感要素になっているのです。

もちろん、全ての人類がコーヒーが飲めず、紅茶しか飲まないのであれば、問題ありません。

ですが、正確な比率は存じませんが、紅茶派もコーヒー派もいるはずですので、答えは絶対に決まった1つではないのです。

よって、選択肢がある内容に対し、1つの答えだけを常識のような文章で表現すると、上記のように反感を抱いてしまうわけです。

文章だけでなく、おそらく、普段の人間関係でも、なぜか会話していて不快に感じる人、反感を抱くような人は、今解説した反感要素が会話に入ってくる人だと思います。

いわゆる「ウザい」と言われる人もこの反感要素が該当していると考えられます。

やはり、聞き手の思考を決めつけられてしまえば、「不快」「ウザい」と感じ、それが「反感」に繋がってしまうからです。

では、ここで先ほどの

「コーヒーと紅茶なら、普通は紅茶を選ぶのが当たり前です。」

という不快な文章を、反感を避ける形に直してみましょう。

「コーヒーと紅茶を選ぶのでしたら、私は紅茶を選びます。子供の頃から紅茶好きだったのもありますが、苦いのが得意ではなく、コーヒーの苦みが好きではないからです。」

このように直すと、まず全体的に押し付けがなくなって『1.自分の主張が当たり前に考えずに決して押し付けない事』がしっかり出来ている事が分かると思います。

次いで、「私は紅茶を選びます」という文章から、『2.他人は違うかもしれないが、自分はこう思うという表現にする事』を満たす事が出来ました。

そして、「子供の頃から紅茶好きだったのもありますが、苦いのが得意ではなく、コーヒーの苦みが好きではないからです。」という文章で、『3.主張に対して理由を述べる事』が満たされました。

以上のように変換する事で、反感要素をほぼ無くす事に成功出来るわけです。

この文では紅茶派の発言としていますが、仮にコーヒー派の人が読んでも、不快に感じる事はないはずです。

なぜなら、

「そういう考えの人なんだな」
「苦みが嫌いなら、紅茶を選ぶのは当然かもしれない」

というように、紅茶派の意見に対し「共感」し、反感を抱く要素がないからです。

このように、元々は正反対の意見であっても、反感を避けて共感してもらう事が可能になるという事です。

自分の主張が少数派であったとしても、ここで解説した文章術で構成する事により、限りなく反感を回避して共感を得られる可能性がグッと高まっていきます。

その為のポイントが、

1.自分の主張が当たり前に考えずに決して押し付けない事
2.他人は違うかもしれないが、自分はこう思うという表現にする事
3.主張に対して理由を述べる事

だという事です。

2.誰に聞いても答えが一致するような「客観的視点」

客観的に見て、読み手も書き手も答えが一致するような内容であれば、特に反感を抱く事はないはずです。

それはただの事実が述べられているに過ぎないからです。

しかし。

読み手がその内容を「客観的事実」として捉えていなかったり、そもそも知らなかったりした場合、書き手が当たり前のように主張していた事に対して「反感」を抱いてしまう事は避けられません。

書き手が「客観的事実」として当たり前に思っていたとして文章にしたとしても、読み手が書き手と同様に認識していなければ、読み手にとっては、その文章は「客観的事実」ではなくなるからです。

そうなってしまえば、その時点で「違和感」が生まれ、それが「反感」に直結してしまいます。

書き手は当然の客観的事実と思っていても、読み手はそう捉えていない可能性がある事に配慮しなくてはならないという事です。

そこで、この「客観的事実」を述べるにあたり、反感を回避して共感を得られるようにする為に下記の2点をポイントとして抑えるようにして下さい。

  • 1.読み手の100%が客観的事実として認識出来ている事だけを「客観的事実」として主張する事
  • 2.1でない限りは、その主張が「客観的事実」である事を認識させる事

それでは、この2点を例文を用いて解説していきます。

「地球から月の裏側は見えません」

自転と公転の周期による関係で、地球からは月の裏側を見る事が出来ません。

この事を知っている人にとって、この文章は単なる客観的事実を述べただけですので、何ら反感に至る事はないはずです。

ただ、これは客観的事実ではあるですが、多くの人が認識しているとは限りません。

そのような、「地球から月の裏側は見えない」という客観的事実を認識していない読み手にとっては、上記の文章は、知っている事を決めつけられたという「不快感」が生じ、「取り残された感覚」が生まれて、「反感」を抱くようになってしまうのです。

「え?地球から月の裏側は見えないの?」

と思う人にとっては、知らなかった情報を、あたかも「知らない人はこの世にいない」という表現で述べられているので、反感を抱いてしまうというわけなんです。

ですので、この例は全員が知っているような客観的事実ではありませんので、下記のように直す事で反感を回避してみたいと思います。

「地球はその場で動かずに回る『自転』と、動いて回る『公転』によって、月などの天体を見る事が出来ます。」

「ただ、地球だけでなく、月も同じように『自転』と『公転』を繰り返しています。」

「月の『自転』周期と『公転』周期が同じである為、地球からは常に同じ方向である月の表面しか見えず、裏側を見る事が出来ないわけです。」

このように、補足をして客観的事実だという事を認識させている事で、可能な限り反感を避ける事が出来ているのです。

ただ、注意点が1つあります。

その補足内容において、読み手が認識出来ない言葉は使わず、必要であればその言葉の簡単な説明を入れるようにして下さい。

せっかく補足して客観的事実という事を認識させるつもりが、ただ小難しい理解出来ない話をされた、という「不快」な感情を与えてしまい、それが「反感」に至ってしまうからです。

上記の例でいえば、「自転」「公転」も一応は専門用語ですので、必ずしも全ての読み手が知っている言葉ではありません。

ですので、簡単な説明を付け加えた上で、補足を成り立たせていたわけです。

3.読み手だけの考えである「読者視点」

この「読者視点」は、読み手が考えているであろう事を、読み手側から打ち出す事で、共感を得られやすい反面、失敗するとそれが「反感」になってしまう危険性もあります。

そのような事態にならないように、反感を抑えて共感を得やすくするポイントは、

読み手の考え方を決め付けず断定しない
という事です。

まずは悪例から示して、その後に反感を回避する修正文を提示していきます。

「私が3ヵ月で300万のアフィリエイト報酬を得た話を聞いて、あなたは有り得ないと感じていますが、、、」

この文例における「感じていますが」という部分が、読み手の考え方を決め付けて断定してしまっています。

その決め付けと断定により、たとえ、考えが当たっていたとしても、勝手に自分の考え方や捉え方を決められた事に読み手が「好感」「共感」を抱くはずがありません。

その不快感が、そのまま「反感」になってしまうです。

その反感を回避する修正案を下記に示しますので、上記の悪例と見比べてみて下さい。

「私が3ヵ月で300万のアフィリエイト報酬を得た話を聞いて、あなたは有り得ないと感じるかもしれませんが、、、」

このように、読み手の考えを決して決め付けず、

「~かもしれません」
「~ではないでしょうか」

のように、柔らかく表現してあげる事で、「押し付け」「決め付け」の要素を綺麗サッパリ取り除く事が出来るのです。

それがそのまま「反感」を回避する事に繋がっていきます。

4.多くの人々が平均的に持つ考えである「一般視点」

これは、先に説明していた『2.誰に聞いても答えが一致するような「客観的視点」』と似ているのですが、客観的事実は断定出来るものとして主張しても良いものです。

それに対しこの「一般視点」は、決して断定は出来ない、平均的に大衆が持つ考えに当たります。

例えば、

「太っている男性はモテない」

という主張は、「客観的事実」にも見えがちですが、100%正解と言えませんので、「一般視点」に該当するのです。

確かに太っている人が苦手な女性もいるとは思いますが、その反面、太っている人がタイプで、「太っていなければ嫌だ」、というような女性も存在しています。

故に、「客観的事実」として断定してしまうと、反感を抱かせてしまいますので、この後に解説する「一般視点」として、適切な表現を用いていくようにして下さい。

他にも

「努力は必ず報われる」
「正義は必ず勝つ」

なども「一般視点」になります。

読み手はこのような一般論を、「多くの人」「大衆」の意見として認識してくれるので、書き手側(自身)の主張と関連する一般論を持ち出す事で、主張を後押しし、説得力を増す事に使えます。

そんな一般視点(一般論)において、反感を避けて共感を生み出す為に重要なポイントは下記の3点です。

  • 1.その一般論を「客観的事実」として表現しない事
  • 2.読み手もその一般論と同じ考えだと押し付けない事
  • 3.読み手にその主張をあくまでも「大多数の意見」の一般論であると認識させる事

それでは、

「正義は必ず勝つ」

という文例において、解説していきます。

【『1.その一般論を「客観的事実」として表現しない事』を守れていない文章例】
「本来、正義は必ず勝つものですが、、、」

【『2.読み手もその一般論と同じ考えだと押し付けない事』を守れていない文章例】
「あなたも当然、正義は必ず勝つものと考えているでしょうが、、、」

上記2例とも、反感を抱かせてしまう可能性が高い文例です。

1つ目は「常識だよね」という押し付け、2つ目は「あなたも同じだよね」という相手の思考を決めつけてしまう押し付け。

つまり、両者とも押し付け要素がある事により、反感を感じさせてしまっているのです。

1つ目の「物事の捉え方」や、2つ目の例における「自分の考え」に対する押し付け、決め付けを受けて、その人に対して「共感」「好感」を抱く人はまずいないと思います。

「好感」「共感」と真逆の感情こそが「反感」ですので、読み手に「反感」を与える可能性が高くなるという事です。

そこで、上記の悪例を、『3.読み手にその主張をあくまでも「大多数の意見」の一般論であると認識させる事』に従い、反感をさけるような文章に変えてみましょう。

「一般的には、正義は必ず勝つものだと言われていますが、、、」
「よく正義は必ず勝つと言っている人が多くいる傾向にありますが、、、」

というように、「あくまでもこの主張は一般論ですよ」と表現していく事で、「押し付け」「決め付け」の要素が綺麗に排除されました。

「押し付け」「決め付け」がなくなったので、反感を避ける事が出来るわけです。

反感を避けて共感を生む文章術の総括

以上で今回の講義は終了となります。

それなりに長くなってしまったので、要点を再度まとめてみましょう。

まず、下記の4視点において、それぞれで反感を避けて共感を生む対策が異なるという事。

  • 1.書き手自身の考えである「主観視点」
  • 2.誰に聞いても答えが一致するような「客観的視点」
  • 3.読み手だけの考えである「読者視点」
  • 4.多くの人々が平均的に持つ考えである「一般視点」

そして、各視点における反感を避けて共感を生みやすくするポイントがこちらです。

【1.書き手自身の考えである「主観視点」】
1.自分の主張が当たり前に考えずに決して押し付けない事
2.他人は違うかもしれないが、自分はこう思うという表現にする事
3.主張に対して理由を述べる事

【2.誰に聞いても答えが一致するような「客観的視点」】
1.読み手の100%が客観的事実として認識出来ている事だけを「客観的事実」として主張する事
2.1でない限りは、その主張が「客観的事実」である事を認識させる事

【3.読み手だけの考えである「読者視点」】
読み手の考え方を決め付けず断定しない

【4.多くの人々が平均的に持つ考えである「一般視点」】
1.その一般論を「客観的事実」として表現しない事
2.読み手もその一般論と同じ考えだと押し付けない事
3.読み手にその主張をあくまでも「大多数の意見」の一般論であると認識させる事

以上、反感を避けて共感を生む文章術の講義でした。

1つ1つの文章から反感を抑えて共感を得らえるようになる事で、文章が読まれる度に読み手からの「信用度」が増してくるので、その先にある商品の購入に至る確率が劇的に高まっていくはずです。

ぜひ、あなたの文章にも取り入れ、効果を実感してみて下さい。

すぐに読み手の反応が変わり、きっと驚くと思いますよ。

―追伸

今回の記事にあるようなコピーライティング講座は、ブログだけではなく「無料」で配布している「教材」でも講義を行っています。

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シュガー。

コピーライティングで「根底」にある絶対に欠かせない最も重要なポイント

シュガーです。

今回のコピーライティング講座では、多くの人が無意識に外してしまっているポイントについて解説し、対策を提示していきたいと思います。

そのポイントは「根底」になくてはならない、絶対に欠かす事の出来ない要点です。

いくら他のコピーライティングスキルを磨こうとも、この記事でお伝えする重要なポイントが欠けてしまうだけで、全く反応が取れない文章になる危険性があります。

ただ逆に、この講義内容を習得する事で、見込み客の反応が大きく「好転」し、売上の向上がすぐに見られる可能性があります。

実際に私が抱えるクライアントも、当講義の内容を反映させていく中で、見込み役の精読率が高まっていきメルマガ読者が増え、売上増加に直結していく傾向にありました。

ですので、収入を高めるという観点において、今回は非常に重要な講義となる為、心してお読み頂ければ幸いです。

アフィリエイトを行っている多くの人が無意識にこのポイントを外してしまっている傾向があるので、今回の講義で取り上げようと考えた次第です。

それでは早速いってみましょう。

コピーライティングで最も重要なポイント

コピーライティングにおいて、決して欠かしてはならない重要なポイント。

単刀直入にお伝えしますと、

読み手の承認欲求を満たし続ける事

がその答えになります。

承認欲求とは、相手を理解し認めてあげる事で、人類に存在する三大欲求とは別の欲求の事です。

なぜ承認欲求とコピーライティングが関係するのかと言いますと、

人は、自身の承認欲求を満たしてくれる人の話を聞き、信用するから

です。

自分の事を理解して認めてくれている人に対し、「好意」を抱き、耳を傾け、信用するようになります。

男女間で言えば、女性は芸能人のイケメンよりを好きとは言いつつも、実際の所、本音で好意を寄せ信用を抱くのは、自分の事を誰よりも理解して認めてくれる人と関係を築いていると思います。

友情関係においても、上辺だけの付き合いではなく、自分について理解し認めてくれている人に対し、本当の友情を感じて信用していくはずです。

男女関係であろうが、友情関係であろうが、全て本質はコミュニケーションであり、人はコミュニケーションを通じて人を「信用」をしていくようになります。

コピーライティングは顔や姿形が見えないだけで、言葉を通じたコミュニケーションである事は間違いありません。

故に、コピーライティングにおいて読み手の「承認欲求」を満たし続ける事が、非常に重要になってくるわけです。

この承認欲求を満たす要素が文章にないと、いくら興味を惹けても、

「何かこの人(書き手の事)とウマが合わない」
「共感出来ない」

というマイナス印象を抱かせてしまう事になってしまいます。

このようなマイナス印象は、何か商品を購入させるというアフィリエイトにおいて、「不利」になる事は間違いありません。

信用を抱けない人の勧めるものを買う人はまずいないはずですから。

逆に、承認欲求を満たす要素を文章に散りばめていくだけで、読み手はあなたに対して「好意」を抱き「信用」するに至る可能性がグッと高まっていくようになります。

どうやって承認欲求を文章で満たすのか

それでは、具体的にどのようにして、文章を使って承認欲求を満たしていくのかを解説していきます。

それは、読み手が「今この瞬間」に求めている情報を提供し続けるように心がける事です。

自分(書き手)が言いたい事だけをズラズラと並び立てるのではなく、ひたすら、読み手が欲している情報を提供し続けるという事になります。

ここで、注意して頂きたいポイントは、提供し「続ける」という部分です。

なぜなら、最初に一度だけ読み手が求めている情報を提供するのではなく、感情は常に移り変わり、文章を読んでいく内に求める情報が徐々に変化していくからです。

もちろん、全部が全部、一文毎に変化するわけではありません。

同じような趣旨の文章であったり、事例を挙げる文章である場合には、特に読み手の感情に変化はないでしょう。

ただ、この記事を例にすれば、冒頭の段階では、

「コピーライティングで「根底」にある絶対に欠かせない最も重要なポイントとは何だろう」

という部分が気になっていた感情だったと思いますが、文章を読んでいく事で、

「それは承認欲求を満たしていく事なんだ」

という理解に至る感情に変化していったと思います。

そして、

承認欲求を満たす事の重要性

文章を使った承認欲求を満たす方法

というように、興味の矛先が徐々に移り変わってきているのではないかと思うのです。

このように、文章を読んでいく内に、読み手が求める情報は常に変化していくという事です。

読み手が前の一文までを読んで、「今この瞬間」に求めている情報、心理状況の変化に応じて、次の一文では何を伝えるのがベストかを、常に気に掛けるようにしていきます。

具体的に言いますと、コピーライティングのあらゆるノウハウを、読み手の心理状況に応じて使っていくという事です。

下記4つの例として、コピーライティングにおけるノウハウと、承認欲求を満たしていく原理を見ていきましょう。

1.理由付け
→こちらが掲げた主張に対し、読み手が至る「なぜ?」という心理状況に対し、答えとなる情報を提供して承認欲求を満たしている

2.事例を挙げる
→同じく主張した事に対して、「具体的には?」という読み手が欲しい事例の情報を提供し承認欲求を満たしている

3.反論意見をこちらから提示して論破する
→こちらの意見だけではなく、「こういう反対の意見もあるかもしれませんが、、、」という読み手が考える可能性がある不安や反論意見をこちらから提示してあげる事で、相手への理解を示し承認欲求を満たしている

4.デメリットを公開して逆にメリットになる事を伝える
→「良い事ばかり言ってんじゃないの?」という読み手の疑う気持ちへ理解を示し、承認欲求を満たしている

以上のように、何かしら主張をする際に、読み手が抱くであろう心理状況に合わせて、次の一文を展開していく事で、読み手が求めている情報を提供する事が出来て、それが承認欲求を満たしていく事に繋がるわけです。

もちろん、全ての文章に対し、1~4を必ずしも入れる必要はありません。

一文で読み手が内容を理解し、一切の反論も不安も疑念も無ければ、その一文に何のフォローも必要ないからです。

ただ、一文だけで読み手が理解し、納得してくれないようであれば、必要に応じて、1~4を入れていき、「その場」で読み手が抱く可能性のある「疑問」「不安」「反論意見」などを潰していきます。(クロージングとも言います)

ここで、「その場」というのがポイントになります。

読み手に「疑問」「不安」などが残っている状態のまま、次の主張をしても、読み手としては、納得いっていない為、自分が欲しかった「事例」「理由付け」などがなく、承認欲求を満たされていない事になるからです。

何かしらの主張をしたのであれば、次の主張に移る前に「その場」で、必ず「疑問」「不安」「反論意見」を潰す(クロージングする)為に、

理由付け
事例を挙げる
反論意見をこちらから提示して論破する
デメリットを公開して逆にメリットになる事を伝える

などを適時、入れていくようにしていき、読み手の承認欲求を満たし続けていくようにして下さい。

その積み重ねが、「好感」「信用」に繋がっていき、その先にあるアフィリエイトする商品の購入などに至るからです。

とにかく、読み手は今何を求めているかを、常に耳を傾け、一文毎に洞察しながら書いていく事が重要です。

今は最低限の例として4つの事例を挙げましたが、他にも、下記のような例もあります。

・記事の冒頭部分では、この記事で何を伝えるか、読み手のとってのメリットは何なのかを先に結論として伝える
→「何の為に読む必要があるのか」という動機付けに応えて承認欲求を満たしている

・重要な主張を繰り返し伝える
→文章を読み込んでいく内に、記憶が混乱していく為、本当に重要な情報は何か整理したいという承認欲求を満たしている

・改行を多くしたり一文だけを独立させたり、文字の装飾を施す
→メリハリや読みやすさが欲しいという承認欲求を満たしている

どれも読み手に対する「思いやり」になっていると思います。

承認欲求を満たす事は、読み手への「思いやり」の連続に他なりません。

普段、人との会話の中では出来ていそうな部分ですが、これが文章となると、意外に多くのアフィリエイターが出来ていない傾向にあります。

会話などは対面でボディーランゲージや表情などでカバー出来ますが、対して文章は「言葉のみ」で相手への思いやりを示さなければなりません。

故に、多くのアフィリエイターが無意識に欠けてしまっているのです。

アフィリエイトにおいて、この承認欲求を満たす事が欠けてしまえばしまうほど、書き手に対し、読み手は「好感」「信用」を抱いてはくれません。

結果として、信用度が低い事で、勧める商品を購入されにくくなり、収入が伸びなくなってしまうのです。

逆に、承認欲求を満たす事が出来ていれば、自然と「好感」「信用」を勝ち取っていけるようなり、勧める商品を購入してくれる確率も高まるので、収入が自然と伸びていくわけです。

コピーライティングで欠かせない最も重要なポイントの総括

この辺りで、今回の講義をまとめてみましょう。

コピーライティングで「根底」にある絶対に欠かせない最も重要なポイントは、

読み手が「今この瞬間」に求めている情報を提供し続ける

という、読み手の「承認欲求を満たし続ける事」です。

そして、その方法としては、

一文一文に目を通した読み手が、今どんな情報を欲しているかという心理状況に耳を傾け続け、それに応え続けていく

という「思いやり」に他なりません。

アフィリエイトはネット上のバーチャルなビジネスではありますが、結局は、人と人とのコミュニケーションに過ぎません。

ネットが舞台ではありますが、結局、お金を払うのは「人」なんですから。

そして、実際の対面におけるコミュニケーションは表情やボディーランゲージなどでカバー出来ますが、コピーライティングは文章のみで行う必要があります。

故に、一文一文に目を通す読み手の心理状況に対し、常に耳を傾け、それに応え続けていく必要があるという事です。

ただ、難しく考える必要は全くありません。

常に相手が求めている事をしてあげるだけ、ですから。

読み手が今この瞬間に欲している情報を提供し続けるだけ、ですから。

変な洗脳テクニックだとか、メンタリズムだとか、心理誘導だとか、そんな怪しげで小難しいスキルは何も要らないわけです。

ただの「思いやり」だけです。

ですので、小難しい怪しげなスキルを覚える必要は皆無で、「意識するだけ」で今すぐにでも習得する事が可能になります。

今回の記事で解説した承認欲求を満たす方法は、実際に私のブログ記事を読んでみると、至る所に散りばめられているので、より分かりやすく理解に繋がると思います。

そのような観点で、ノウハウを学ぶ事と合わせて他の記事にも目を通して頂ければ幸いです。

また、今回の記事にあるようなコピーライティング講座は、ブログだけではなく「無料」で配布している「教材」でも講義を行っています。

私自身の実績はもちろん、多くのクライアントに月7桁台の収入を継続させているスキルを凝縮した1冊です。

良かったら目を通してみて下さい。

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