シュガーです。
本講義では、情報商材アフィリエイトのレビュー記事を執筆するに際しての、
1.売り込み前提の伝達
2.商材のアピール
3.売り込み
における「第二段階」の「商材のアピール」を講義していきます。
見込み客に対して購買意欲を高めるのは、この「商材のアピール」という段階に他なりません。
その為、内容が非常に重要であるだけではなく、レビュー記事を書く際の大部分を占める事になります。
そんな「商材のアピール」における講義内容は、下記の通りです。
- 商材の強み
- 特筆したサポートや保証
- 価格の優位性
- 販売者の情報
- デメリットのメリット化
本講義では、上記5つに分けて解説を行っております。
それでは早速いってみましょう。
情報商材アフィリエイトのレビュー:アピール1.商材の強み
基本的に商材の内容をアピールする事が前提となる為、軸としては商材の「強み」を伝えていく事になります。
リサーチで明らかになった見込み客が抱える悩みを、その商材で解決出来る部分こそが「強み」と判断出来る部分です。
アフィリエイターの目線で見た個人的に感じる商材の強みを「そのまま提示」するのではなく、あくまでも見込み客が悩みや願望を解決出来るかどうかを判断しなければなりません。
ちらが一方的に強みであると判断したところで、見込み客としては自分の悩みや願望を解決出来ない商材には興味を抱く事はないと考えられます。
故に、見込み客が「率直」に悩みや願望を解決出来ると感じなければ、それは「商材の強み」としてアピールするべきではないという事です。
自身がアフィリエイトする商材において、見込み客の「悩み」「願望」を解決出来る要素こそが、その商材の強みであるとお考え下さい。
そして、そのような考えにおいて、商材の強みは決して1つに限られるわけではありません。
むしろ幾つも出てくる事でしょう。
幾つもある商材の強みの中で優先的にアピールしていく際、より見込み客が興味を示しやすい要素としては、
・即効性
・簡便性
・継続性
が挙げられます。
上記は全ての市場で見込み客が興味を持ちやすい要素ですが、少し掘り下げて説明するにあたり、アフィリエイト関連の教材をアフィリエイトすると仮定してみていきましょう。
レビューでアピールすべき情報商材の強み:即効性
いかに早く悩みや願望を解決出来るかというのが即効性です。
特にアフィリエイトで稼ぐ事が見込み客が持つ揺るぎない願望であり、収入を得られるスピードが早ければ早いほど、興味を引き立てる要素になります。
アフィリエイトは不労所得化にする事が出来るものの、そこに至るまでは、
・安定した「集客数」
・高い「購入率」と「リピート購入回数」
が欠かせません。
自分の中で上手く明確に言葉にする事が出来ないものの、大多数の見込み客もその辺りは承知しており、ある程度は、作業を「継続」しなければならないと理解しています。
ただ、いざ作業を始めるとなった時、
「継続する作業が本当に正しいのか?」
「この作業で実際に稼げるのか?」
という部分を多くの見込み客が懸念するのです。
実際に作業を繰り返していった結果、収入に繋がらなかった場合、大きな時間ロスになります。
多くの見込み客が本業の合間にアフィリエイトの作業を行う傾向にある為、普段から確保出来る時間は決して多くはありません。
むしろ、少ない時間で作業に取り組んでいる方が大半だと思います。
その貴重な時間を割いて作業を行う為、取り組む作業が収入という成果に繋がらずに時間をロスしてしまう事は、非常に致命的なのです。
故に、大多数の見込み客は
「継続する作業が本当に正しいのか?」
「この作業で実際に稼げるのか?」
と慎重になるわけです。
その「疑い」を完全に晴らす為には、自身が行った作業から収入を得る事に他なりません。
作業から収入に繋がるまでの「時間」が早ければ早いほど、その「疑い」を早く晴らせる事が出来るのです。
そこで初めて、見込み客は
「この作業は正しかった」
と「疑い」が「確信」に変わっていきます。
「疑い」が「確信」に早く変われば、時間のロスを劇的に抑える事が出来るようになります。
だからこそ、多くの見込み客は早い段階で自身の作業が正しいと確信を持ちたいので、早く成果に繋がる「即効性」が見込み客の興味を引き出す大きな要素になるという事です。
収入が早く得られる事はもちろんの事、集客が早く出来る事も、「即効性」のアピールには有効になります。
事実、「集客数」は収入と比例関係にある為、集客が早く出来るほど、収入も早く発生する可能性に繋がるからです。
収入や集客の「即効性」をアピールする事に加え、その早さを証明する実績画像などをセールスレターから引用していくなど信用材料を持ち出し、信ぴょう性を高めていくようにします。
レビューでアピールすべき情報商材の強み:簡便性
いかに簡単に作業が出来るかというのが、この「簡便性」になります。
非常に多くの見込み客が、自身のスキルについて不安を抱いている傾向があります。
・パソコンスキル
・文章スキル
・集客スキル
など、現時点で自分に足りないと感じるスキルに対して、
「自分にも出来るのだろうか」
と、見込み客の大多数は自身のスキルを懸念する気持ちを少なからず持っている傾向があるという事です。
故に、いかに簡単な作業で成果を出せるかをイメージさせる事で、見込み客の懸念を和らげる事に繋がり、興味を引き出す要素となり得るのです。
ただ、アフィリエイトで言えば、パソコンで作業を行う以上、電源の付け方が分からないなどのレベルでは作業自体が出来ないという事実は否定出来ません。
また、アフィリエイトの作業において文章を書く事は避けては通れない為、せめて最低限の日常会話くらいは出来ないと、正直なところ作業を行う事自体が難しいでしょう。
やはり最低限はパソコンを扱うスキルは不可欠ですし、日常会話を出来るレベルの日本語は必要です。
見込み客自身も上手く言語化出来ないものの、この辺りはある程度は理解している傾向にあります。
故に、
「パソコンを触った事が無くてもOK」
「日本語が出来なくてもOK」
などの安易な表現は、逆に「不信感」に繋がる為、注意が必要です。
また、やたらと簡単さを煽る事も、同様に「不信感」へと繋がります。
以下が、多くのアフィリエイターや起業家が陥っている、見込み客に「不信感」を抱かせるような表現例です。
「作業は1日10分だけで月収100万」
「クリックするだけでザックザク稼げる」
「設置したら、後は放置するだけで月50万確定」
「スマホをタップするだけで月収10万」
ネットの情報自体が前提として「怪しい」と思われている節がある中で、上記のような簡単さを煽るような表現は、「怪しさ」をさらに際立たせてしまう為、「不信感」へと繋がっています。
ただ、
「作業は1日10分だけで月収100万」
という表現にある通り、1日10分の作業で月収100万は現実に可能です。
-
実際、下記の無料オファー案内ページに掲載しているクライアント達は、この辺りの数字を十分に達成出来ていました。
>無料オファー案内MillionAffiliateProgramの案内
ただそれは、それなりの時間、多くの作業を行い続けた「努力の結果」です。
実際、ブログの集客は記事が多く溜まれば、継続してアクセスが入り続ける為、メルマガ読者が自然と増え続けます。
そしてステップメールでメルマガ配信を自動化している為、自然と増えたメルマガ読者に、自動でメルマガが配信されていきます。
その中で幾つも(5つほどでも)商材をアフィリエイトして、平均の購入率が20%前後を維持出来れていれば、メルマガ読者が月に100人も集まらずとも、十分に月100万は達成可能です。
ブログへの集客からメルマガ配信によって収入に至るまで、自動化が成されている為、ブログ記事の投稿をストップすれば、作業時間はありません。
もちろん、余りに記事投稿の間隔が空きすぎると、検索エンジンからの評価は相対評価である為、ライバルが増えれば、自身の集客数が減ってしまう事は否めません。
その為、安定したブログへの集客数を維持する為には、ブログ記事が多く溜まった段階であっても、月に1~22回程度の記事投稿が必要になる事もあります。
ただそれでも、「作業は1日10分だけで月収100万」という表現は、決して間違いではありません。
月に1回記事投稿をするとしても、その記事を毎日少しずつ書けば、「数分」程度での作業時間で済むからです。
以上のように、ほぼ自動化で7桁台のアフィリエイト収入を得続ける事は十分に可能ですし、クライアントのアフィリエイター達も、そのような実績を実現出来ておりました。
ただ、まだ稼げていない見込み客としては、月100万までのイメージが湧いていない為、月収100万を達成するには相当な作業量と時間が必要と考えている傾向にあります。
そして、アフィリエイトに関する情報を求めている見込み客の大多数は、まだ大きく稼げていなからこそ、アフィリエイトの情報を収集していると考えられます。
故に、見込み客に対して
「作業は1日10分だけで月収100万」
と、こちらから全面に打ち出してしまうと、まだ見込み客自身が稼げるイメージが無い為、ただ「胡散臭い」印象を与えてしまうのです。
イメージが出来ない為、
「商品を売って稼ぎたいから、簡単な事を言って煽っているだけだろう」
と感じる見込み客が多くなってしまいます。
そのような「不信感」を抱く見込み客は、到底「購入」には至らない可能性が高まります。
いくら商材への興味を引き出せたところで、「不信感」を持っている以上、こちらの主張を信用しない傾向にあるからです。
故に、ここまで説明したように「簡便性」を煽ってしまうと、逆効果に繋がってしまいます。
「簡便性」はこちらから煽るのではなく、見込み客自身に感じてもらうように使う事で、初めて興味を引き出す要素になります。
先ほどの「1日10分だけで月100万」を例にすれば、ほぼ自動化して月100万に至るまでの過程、作業内容を見込み客自身に認識させた上で、
「ここまでやれば、作業は1日10分だけで月収100万くらいはいけそうだ」
と、見込み客に感じさせる事が理想です。
月100万に至るまでの「裏側」「過程」を理解・イメージ出来ていない段階の見込み客に対し、いくら「1日10分で月100万」と言っても、イメージが出来ない以上、
「胡散臭さ」
「不信感」
を抱かれてしまいます。
いかに簡単な作業で稼げるか、という希望を抱く見込み客は多くいますが、決して「簡便性」を煽るのではなく、最終的に見込み客自身が「これなら自分にも出来そう」と感じるように伝えていくようにして下さい。
その際に、併せて信用材料として証拠画像などをセールスレターから引用するなどして、信ぴょう性を高めていく事が有効となります。
レビューでアピールすべき情報商材の強み:継続性
最後の要素として「継続性」が挙げられます。
要するに、アフィリエイトする情報商材が、一時的にしか稼げないような情報商材ではなく、その商材で継続して稼ぎ続ける事が出来るかどうか、という要素です。
まず、そもそも
「今だけ稼げれば、1ヵ月後には通用しないノウハウでも構わない・・・」
と考える人は、非常に「少ない」と思います。
今月で地球が滅亡するなどの異常事態であれば、分からなくはないですが・・・
-
基本的に寿命は自分で決められるものでは「ない」為、稼ぎ続ける必要は避けられないのではないかと思います。
もちろん、何十億と稼いでおいてセミリタイヤするとなれば話は別ですが、家族を多く持ったり、自身のやりたい事にお金を使うと考えると、消費する分は稼ぎ続ける必要が生じます。
また、大病を患ったり、多くの介護費が発生したり、自分ではコントロールが難しい大きな出費も想定が可能です。
だからこそ、多くの見込み客が金銭的な不安を解消したい、経済的に安心したいと考えていて、ネットビジネスに興味を持っていると考えられます。
以上の事から、基本的に多くの見込み客が「一時的」にしか通用しないものではなく、可能な限り一生涯稼ぎ続けられるノウハウを求めている傾向にあるのです。
そこで、自身がアフィリエイトする商材において「継続的に稼ぎ続けられる要素」があれば、その要素が見込み客に興味を持たせられるポイントになっていきます。
アフィリエイトする商材が提唱している主張と、対立するような主張に「継続性」が無ければ、その主張における「継続性」の無さを打ち出して、自身がアフィリエイトする商材の「継続性」をアピールして興味を引き出す事も可能です。
ただ、「簡便性」と同様、必要以上にこちらから煽る事は「不信感」「胡散臭さ」に感じられ、興味を引き出すどころか興味を損ねかねません。
故に、「継続性」をアピールする際には、その主張に対して見込み客がしっかり「納得」し、
「それなら、継続的に稼ぎ続けられる」
と、見込み客自身に感じさせるように展開していく必要があるのです。
例えば、
- 新たに出てきては消えていく裏技的な集客ノウハウに対し、SEO対策済みのブログテンプレート
- ブログだけでアフィリエイトしていく物販系のアフィリエイト手法に対して、メルマガを使うコピーライティングを駆使したDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)
などが、「継続性」を印象付けるような要素の例になります。
情報商材アフィリエイトのレビュー:アピール2.特筆したサポートや保証
一般の書籍と情報商材が大きく異なる点として、この「サポート」「保障」が挙げられます。
情報商材が書籍に比べて価格が高い分、これらが付随している事によって「価格以上の価値」を見込み客に認識させ、購入意欲を引き上げていけるわけです。
ここでは、そんなアフィリエイトする情報商材に付いている
・サポート
・保障
のアピールに関して、2つに分けて解説いたします。
アフィリエイトする情報商材のサポート
5,000円以内など極端に安い商材では、稀にサポートが付かないタイプがあるものの、基本的にアフィリエイトが可能な大半の情報商材にはサポートが付いています。
ただ、サポート内容は様々あり、大抵は「メールサポート」という形で「数ヶ月」が平均的になっているようです。
そのような平均的なサポート内容は特に興味を引き出せる要素には成り得ません。
ですので、特徴が無く、平均的なサポートである場合は、無理にアピールしない事を推奨します。
アピールして見込み客から興味を引き出せるサポート内容としては、下記のような例が考えられます。
- メールサポート3カ月という「平均的」なサポートだが、非常に高い実績を持つ販売者からのサポートを受けられる(滅多にサポートをしてくれるようなタイプではない高い実績を持つ販売者と接点を持てるメリット)
- メールサポートだが、1年以上のサポート期間がある(期間が長いというメリット)
- メールサポートだけではなく、スカイプでのサポートも受けられる(メールでは自分の言葉でサポートして欲しい部分を表現しなければならないが、スカイプなら会話の中でサポートしてもらえるメリットがある)
- その他、特徴的なサポート内容(文章添削、作業サポート、対面コンサルなど・・・)
以上が、平均を上回るような、見込み客に興味を与えられるサポート例でした。
平均的なサポートはアピールには成り得ませんが、上記のような要素を持つサポートは興味材料として使える要素なので、アピールする事が有効となります。
-
平均的なサポートのレベルでもアピール出来る「例外」
-
平均を上回るようなサポート内容ではない、至って平均的なメールサポート程度のサポートでも、十分にアピールが可能な例外があります。
それは、サポートを行ってくれる人物に大きな実績がある場合です。
その市場において上位レベルの実績を持っている人物が、自らサポートしてくれるという場合であれば、十分に見込み客が興味を持てる要素に成り得るからです。
このような情報商材を介さない限りは「関わる事が出来ない」というレベルの人物であれば、その人との関わりだけでも大きな価値があります。
以上、アフィリエイトする情報商材に付いているサポートで、サポートを行ってくれる人物が優れた実績を持っている場合は、アピール要素の1つとして活用していく事が有効になるわけです。
アフィリエイトする情報商材の保証
保証に関してもサポートと同様で、特筆しているような大きな保証がある場合のみアピールするようにして下さい。
例えば、ネットビジネス系の商材において、
「購入代金以上稼げなかったら、購入代金を返却します」
「1円すら稼げなかった場合、購入代金を返却します」
など、低レベルの保証には触れない方が良いです。
購入代金以上を稼げなかったら・・・と言っても、購入代金は1万前後が多い為、ハッキリ言って、購入代金すらも稼げない事を保証する意味はありません。
そもそも、月に数十万、数百万を稼ぎたい、稼げるという希望を持っている見込み客にとって、購入代金を稼げるか否かの保証は、全く興味を引き出せないと考えられるからです。
また、1円すら稼げない場合・・・に至っては、もはや笑い話です。(苦笑
1円以上稼げれば、保証しませんと言っているのと同じなので、販売者が「器の小ささ」を自分でアピールしているようなものなんですね。
そんな「1円保証」を行うような商材は、少し言葉が悪く恐縮ですが、販売者が余りにも無能な可能性がある為、もしかするとアフィリエイトする事自体を辞めた方が良いかもしれません。
(私個人としては、そんな低レベルな保証をするような商材がある事も、ネットビジネスが胡散臭いと思われる大きな要因の1つだと思っています。)
余りにも低レベル過ぎる保証なのでアピールのしようがない上に、見込み客の興味を損ねる可能性もある為、アピールしない事を推奨いたします。
逆に、
・価値を感じなければ、無条件で購入代金を返却する無条件保証
・購入代金以外にも迷惑料を支払う
などのような保障は、見込み客にとっての金銭リスクを限りなく抑えている為、アピールする事で興味を引き出せる要因に成り得ます。
特に、無条件保証は、
「無料で商材を手にする事が出来る」
という言い回しも可能なほど、見込み客の興味を大きく引き出せる材料になる事が可能です。
以上、低レベルな保証に関しては触れず、上記のような特筆した保証に関してのみ、アピールする事が有効となります。
情報商材アフィリエイトのレビュー:アピール3.価格の優位性
アピールするポイントとして「商材の強み」「サポートや保証」とは別の視点で、「価格」について触れていきたいと思います。
商材の強みを認識した見込み客は、その時点から購買意欲が湧き始めます。
見込み客は商材への価値を認識し、商材を手にする事で自身の「悩み」「願望」を解決出来る可能性が高いと判断し始めるからです。
ただ、その段階で購買意欲が湧いてきたとしても、その時点の見込み客は「価格」を知りません。
つまり、見込み客は価格が安いから購買意欲が湧くとは限らないという事です。
あくまでも、商材を手にする事によって見込み客自身が「悩み」「願望」を解決出来ると信じた事が、購買意欲に繋がっていきます。
見込み客が価格を考えるのは、その後だという事です。
よって、基本的に価格の優位性(安さ)がアピールの中心になる事は有り得ません。
そこで、商材の強みによって湧き始めた購買意欲を、価格の優位性を伝える事でさらに「増幅」させる方針が有効なアピール方法となります。
見込み客が購買意欲を持ち、さらに価格が安いとなれば、購入に対する経済的な負担が減る為、湧き始めた購買意欲が増幅する可能性が十分に考えられるからです。
ただ、価格の優位性つまり安さが無い商材であれば、見込み客としては安さを感じずメリットにはなりません。
故に、安さを感じさせられないような価格帯であるならば、無理に価格を示す必要はないという事です。
また、特に安くなく、逆に価格が高いと感じさせてしまう商材の場合、あえてレビューの中で取り上げて「フォロー」する方が有効となります。
ここで言う「フォロー」は、見込み客に高い理由を説明して納得してもらう事を指します。
あえて価格が高い場合にフォローする理由は、購買意欲を持った見込み客がセールスレターを読む際に、高いと感じる価格を見た段階で、購買意欲が減退してしまう事が考えられるからです。
ここまでの話を一旦まとめると、価格に関しては下記の3パターンが考えられます。
1.安いと感じさせられる価格
2.高いと感じさせてしまう価格
3.安くもなく高くもない価格
この3パターンについて、それぞれの理想的な対応をみていきましょう。
アフィリエイトする情報商材の価格アピール1.安いと感じさせられる価格
安さは単純に興味材料にはなる為、価格を示した上でアピールして見込み客に興味を与える事が可能です。
ただ、極端に安い場合は注意が必要になります。
例えば、各市場の類似商材と比較し、アフィリエイトする商材が極端に安い場合、
「なぜ、こんなに安いのか?」
「何か、ウラがあるのではないか?」
「実は安い分、内容がスカスカなのではないか?」
「もう通用しないノウハウなのではないか?」
などのような懸念を抱く見込み客が一定数おられると考えられるからです。
故に、極端に安い場合に関しては、安さの優位性をアピールすると同時に、極端な安さの理由も提示するようにして下さい。
例としては、安さが極端な場合における理由の例としては、サポートが付かないなどが挙げられます。
セールスレターから読み取れないような場合、特商法に記載されているメールアドレス宛に、「貴社の商材をアフィリエイトしている」という前提で、価格設定が安い理由を聞いてみる事がお勧めです。
販促協力を得られる事から、大抵の販売者は快く答えてくれる傾向にあります。
(逆に、一方的に無視するような販売者であれば、そもそも、その商材のアフィリエイトを考え直した方がよいかもしれません。)
アフィリエイトする情報商材の価格アピール2.高いと感じさせてしまう価格
類似商材と比較して高い場合、「その価格以上の価値」が商材で得られる事をアピールする必要があります。
見込み客は購入意欲が湧いてきた商材に対して「高い」と感じてしまえば、購入意欲が失せてしまう可能性がある為、
「なぜ、この商材は高いのか?」
という見込み客の不安・懸念を払拭する必要があるわけです。
価格の高さをフォローする要素としては、
・サポートが手厚い
・特典に価値がある(アフィリエイターの特典ではなく、販売者が付ける商材の特典)
・商材内容が他にはない希少性を持っている
などが挙げられます。
ただ、「高いと感じさせてしまう価格」である場合、その時点で見込み客にとっては金銭的リスクが大きくなる意味でマイナス印象である事は間違いありません。
故に、あえてアピール段階で「高い価格」の提示とフォローをせず、アピールを終えた「売り込み」の段階で提示するようにして下さい。
アピール段階は、見込み客が持ち始めた購買意欲を増幅させる事が本来の目的でした。
ですが、価格が高いという事実は、いくらフォローをしようとも、金銭的リスクを見込み客に追わせてしまう事に変わりはないわけです。
故に、見込み客は価格が高いと感じた時点で購入意欲が失せてしまう可能性が考えられる為、完全に購買意欲がマックスに高まった段階で読まれる「売り込み」の段階で提示する事が望ましいのです。
売り込みにおける最後の方で、高く感じられる価格を提示し、
「なぜ、この商材は高いのか?」
という見込み客の懸念・不安を
・サポートが手厚い
・特典に価値がある(アフィリエイターの特典ではなく、販売者が付ける商材の特典)
・商材内容が他にはない希少性を持っている
などの要素で払拭しつつ、直後に、アフィリエイターとして付ける特典を提示する事によって、見込み客の購買意欲を再度引き立てられる可能性が高まります。
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(※特典関連の講義は、売り込み段階になる為、今回の講義ではなく次回の講義にて詳しく解説させて頂きます。)
以上、見込み客に高さを感じさせてしまうような価格の場合、上記のように「アピール段階」ではなく「売り込み段階」でフォローしつつ、アフィリエイターとして付ける特典を直後に提示して、購買意欲を再燃させるような構成が理想となります。
アフィリエイトする情報商材の価格アピール3.安くもなく高くもない価格
ここまで、
1.安いと感じさせられる価格
2.高いと感じさせてしまう価格
に分けて、対応策を講じてきました。
最後に、安くもないし、高くもない・・・そんな「普通」の価格帯である場合について触れたいと思います。
この場合は、1のようにアピール要素にもならない上に、2のようにフォローする要素にも成り得ません。
故に、価格を提示する意味が無いという事です。
よって、基本的にレビューの中で価格に触れる事無く、
・商材の強み
・販売者の情報
・デメリットのメリット化
など、別の興味材料を使って見込み客の購買意欲を高めるようになります。
ただ、高くはないものの、安くはないという事実は否めません。
そこで、アフィリエイターとして付ける特典を手厚く用意している場合は、先ほど解説した2の例と同様に、「売り込み段階」で価格を提示し、安くはないというフォローとして、自身の特典提示に繋げていく方法も有効な手段としてあります。
あくまでも、価格の優位性は無い為、価格自体で興味を引き出すアピールには成り得ません。
ですので、自身が付ける特典が見込み客の購買意欲を強力に引き上げるレベルの場合に、この方法を検討してみて下さい。
情報商材アフィリエイトのレビュー:アピール4.販売者の情報
ここまでの
・商材の強み
・特筆したサポートや保証
・価格の優位性
に加え、「プラス要素」として「販売者の情報」をアピールする事が有効となります。
「プラス要素」と表現した意味としては、この「販売者の譲歩」は必ずしもアピールする必要はないからです。
あくまでも、アフィリエイトする商材の販売者が持つ情報が、興味や信用に結び付くレベルの場合に、アピールする事が有効になります。
アフィリエイトするものが商材ではなくコンサルティングサービスなど、提供するものが無い場合、サービスをする販売者自身をアピールする必要性は欠かせません。
サービスを受ける事にお金を払う為、そのサービスをしてくれる人物に見込み客の興味を持たせるべきだからです。
ただ、一般的にアフィリエイトする商材の場合は、教材などのコンテンツを見込み客に提供する事になります。
そして見込み客は、その受け取れるコンテンツにお金を払うわけです。
販売者が行うサポートは、あくまでも付随するものになります。
故に、まず興味を持たせるべきは、販売者ではなく、コンテンツ(商材)だという事です。
だからこそ、メインとなるアピール材料は「商材の強み」であり、販売者の情報は「興味」「信用」に繋がるレベルの場合にのみアピールする事が有効となります。
アフィリエイトする情報商材の販売者をアピール出来る場合の要素
アフィリエイトする商材の販売者が持つ情報が「興味」「信用」に繋がるレベルの場合として、アピール出来るような要素は下記が挙げられます。
・数字で表す事が可能な販売者の実績
→月収や累計収入など
・証明出来る販売者の実力
→ネットビジネス系で言えば購入率、指導実績など
・商材の売上
→実際に購入された本数の累計や、短期間でどれくらい売れたかなど
以上がアピール出来るような要素の例です。
その上で、
1.販売者を「ひいき」している印象を与えない
2.疑われる可能性がある部分は突っ込んでいく
3.確証の無い情報は客観的に触れる
という3つの注意点を原則として、販売者の情報をアピールするように努めていきます。
それでは、上記3つのポイントを細かく見ていきしょう。
1.販売者を「ひいき」している印象を与えない
商材の強みなどをアピールする場合と同様、あくまでも第三者の中立的な立場としてアピールする事が重要となります。
「ひいき」しているような印象を与えてしまうと、見込み客としては、「押し売り」されている感覚を受けてしまう恐れがあり、それが「反感」「不快感」に繋がって「購買意欲」の減退に至る可能性があるからです。
特に販売者の情報をアピールする際には、「ひいき」している印象を受ける見込み客は、アフィリエイターに対して、
「販売者の回し者なのでは?」
という不信感にも繋がりかねません。
故に、アフィリエイトする情報商材の販売者をアピールする際には最新の注意を払い、「ひいき」的な印象を与えず「中立的な立場」でレビューしている事を印象付ける必要があるという事です。
それでは具体例を挙げて改善案を解説していきます。
-
京大出身という素晴らしい経歴がある事から、〇〇(販売者名)さんは天才と言える為、今回提供されている教材の内容も素晴らしいものになっています。
「京大出身=天才」という図式は、「主観的」な見方に偏り過ぎている印象を与え、これが「ひいき」な印象に繋がってしまうのです。
もちろん、「京大出身=勉強が出来る、試験勉強を努力した」という「客観的」な見方は、見込み客も納得が出来ると思います。
ただ、「京大出身=天才」という図式は、必ずしも成り立つわけではない為、「主観的」な要素が強く出てしまっています。
勉強が出来るから天才、というような表現は、誰もが納得出来るような「客観性」に欠けているからこそ、「主観的」に感じ、「ひいき」な見方をしている印象を与えてしまうわけです。
以上の事を踏まえて、2パターンの改善案を示していきたいと思います。
1つ目のパターン:あえて真逆の立場で主観的な意見を述べる
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〇〇(販売者名)さんは京大出身という客観的に見ても素晴らしい経歴をお持ちのようです。
もちろん、それがどうした、という部分ではあるのですが・・・
2つ目のパターン:客観的な視点のみで構成する
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京大出身という素晴らしい経歴がある事から、〇〇(販売者名)さんは少なからず、それなりの頭脳を持っている人物なのではと考えられます。
もちろん、学歴から分かる事は「試験に合格する勉強を努力した」「試験で点を取る為の頭の良さを持っている」という事くらいですが。
以上で示した2パターンであれば、「京大出身」というアピールをしつつも、決して「ひいき」している印象を与える事無く文章を構成出来ているかと思います。
このような構成にする事で、アフィリエイターとして「中立的な立場」である印象を強め、「正当なレビュー」をしているイメージを見込み客に与え、「購買意欲」を高める要因へと繋がっていきます。
2.疑われる可能性がある部分は突っ込んでいく
特に販売者がセールスレター上で公表している実績と実績画像などが該当します。
見込み客に疑われる可能性がある以上、その部分は突っ込んで言及していく必要があります。
疑いの余地があるにも関わらず、その部分に触れずにレビューを行うアフィリエイターに対しては、見込み客としては「押し売り」の印象を持ってしまう可能性があるからです。
以下が例文になります。(アフィリエイト関連のツールを例にしています)
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当ツールの販売者である〇〇(販売者名)さんは、2ヵ月で100万近い下図のようなアフィリエイト実績を残しておりました。
※ここに実績画像をセールスレターから引用
2ヵ月で100万という興味材料に加え、実績画像を信用材料として提示している事がお分かりになると思います。
ただ、いくら実績画像が併せて提示されていたとしても、洞察力を持つ見込み客に対しては、
「本当にそのツールで稼いだ実績なのか」
という事は証明出来ません。
故に、アピールする実績が、「アフィリエイトするツールから出した実績なのか」という点が突っ込み所となります。
このような突っ込み所を「放置」したままレビューを行う事は、突っ込み所に疑いを持った洞察力のある見込み客からすれば、アフィリエイターに対して「不信感」を抱きかねません。
よって、下記のような改善を施す必要性があります。
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当ツールの販売者である〇〇(販売者名)さんは、2ヵ月で100万近い下図のようなアフィリエイト実績を残しておりました。
※ここに実績画像をセールスレターから引用
もちろん、上記の実績は、このツールから生み出された実績であるかは100%証明する事は出来ません。
ですが、2ヵ月で100万近いアフィリエイト実績を残しているという事は、アフィリエイターとしてそれなりの実力を持っている証明であると考えて良いと思います。
まず、
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もちろん、上記の実績は、このツールから生み出された実績であるかは100%証明する事は出来ません。
の部分で、見込み客が疑う可能性がある部分をこちらから明確に打ち出しています。
その上で、
-
ですが、2ヵ月で100万近いアフィリエイト実績を残しているという事は、アフィリエイターとしてそれなりの実力を持っている証明であると考えて良いと思います。
という一文では、「2ヵ月で100万近い実績」という見込み客が客観的に見ても実力を感じ取れる要素をアピールしている事がお分かり頂けるかと思います。
以上のような2文を付け加える事で、疑いの余地を残さずに販売者の実力アピールが出来ました。
上記でも十分ではありますが、下記のように、上記改善文に赤字で加えたような構成がより理想的です。
-
当ツールの販売者である〇〇(販売者名)さんは、2ヵ月で100万近い下図のようなアフィリエイト実績を残しておりました。
※ここに実績画像をセールスレターから引用
もちろん、上記の実績は、このツールから生み出された実績であるかは100%証明する事は出来ません。
ですが、私自身がこのツールを実際に使って検証した結果・・・
※実績と実績画像を掲載する
先ほどの改善分にあった、
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ですが、2ヵ月で100万近いアフィリエイト実績を残しているという事は、アフィリエイターとしてそれなりの実力を持っている証明であると考えて良いと思います。
の部分を消し、
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もちろん、上記の実績は、このツールから生み出された実績であるかは100%証明する事は出来ません。
という一文の直後に、
-
ですが、私自身がこのツールを実際に使って検証した結果・・・
※実績と実績画像を掲載する
実際にアフィリエイターである自分自身が、このツールを使って実績を出した事を証明しております。
このような構成で、自身がツールを使った実績を証明すれば、見込み客の興味を大きく引き出せる可能性が高まる為、非常に有効な手段となります。
もちろん、レビューを読み進める見込み客が、ここで挙げたような疑われる可能性がある部分に「気付かない」というケースも決して無いわけではありません。
特に、初心者の方であったり、情報商材の購入経験が無い方であれば、疑いの余地に気付かない可能性も十分に考えられます。
そのような場合、特にここで講義した内容が抜けてしまっていたとしても、
・初心者の方
・情報商材の購入経験が無い方
からの「購入率」に影響は「無い」と思います。
ただ、疑いの余地を見抜く見込み客も当然ながら一定数はおられる為、全体的な「購入率」を下げない為にも、ここで講義した内容は必ず抜かす事無く含めるようにして下さい。
また、
・初心者の方
・情報商材の購入経験が無い方
で、「疑いの余地」に気付かないような見込み客であっても、その商材を売り込むアフィリエイター自らが、「疑いの余地」を取り上げて言及している姿勢は、少なくとも「好印象」に繋がる可能性が十分にあります。
それが、レビューの信用材料にも成り得て、結果として「購入率」を高めるだけではなく、「信頼」「好意」にも繋がり、後々の「リピート購入回数」を跳ね上がる要因にもなっていくというメリットになっていくわけです。
3.確証の無い情報は客観的に触れる
販売者の実績に関しては、販売者自らが実績画像などを公開していれば、それが信用材料となります。
ただ、コンサルしてきた人数や実績などは、しっかり証明せずに発言だけしている販売者が多い傾向にあります。
このような情報は、明らかに「確証が無い情報」です。
確証が無い、不確かな情報は、あくまでも客観的に主観を入れずにアピールする事で、「押し売り」な印象を持たれないように注意する必要があります。
先ほどと同様に、悪例と改善文をみていきましょう。
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〇〇(販売者名)さんのサポートが半年間受けられるわけですが、
「サポートを受けて本当に結果を出せるのか?」
という不安を覚えてしまう気持ちがあるかもしれません。
ただ、〇〇(販売者名)さんは、自身のコンサルティングサポートによって、50人以上の方を稼がせてきました。
最後の一文にある「50人以上の方を稼がせてきました。」という部分は、証明していいない限りは明らかに「確証が無い」情報です。
故に、「50人以上の方を稼がせてきました。」と断言する表現は、不適切となります。
以下が改善した文章です。
-
〇〇(販売者名)さんのサポートが半年間受けられるわけですが、
「サポートを受けて本当に結果を出せるのか?」
という不安を覚えてしまう気持ちは理解できます。
ただ、〇〇(販売者名)さんは、自身のコンサルティングサポートによって、50人以上の方を稼がせてきた実績をお持ちだそうです。
赤字で示した部分のみを改善しました。
あくまでも、確証が無い情報に関しては
「本人が言っていた」
という「中立的な立場」で表現する事によって、「押し売り」しているような印象を持たれないようになります。
さらに良い改善例が下記のような実体験を加えた表現です。
-
〇〇(販売者名)さんのサポートが半年間受けられるわけですが、
「サポートを受けて本当に結果を出せるのか?」
という不安を覚えてしまう気持ちは理解できます。
ただ、〇〇(販売者名)さんは、自身のコンサルティングサポートによって、50人以上の方を稼がせてきた実績をお持ちだそうです。
実際に私自身も〇〇(販売者名)さんのコンサルを受けて・・・
※実体験を書いていく
最後に自分もコンサルを受けたという実体験をアピールしていく事で、興味材料を裏付ける信用材料を打ち出しています。
当然ながら、実体験が無ければ上記のような表現は出来ません。
ただ、もしも実体験をお持ちである場合は、上記のように実体験を併せて提示する事によって信ぴょう性を高める事が出来るので、ぜひこの手段を検討してみて下さい。
情報商材アフィリエイトのレビュー:アピール5.デメリットのメリット化
アピール材料の最後は、あえてデメリット=弱みを提示する方法です。
ただ、デメリットを提示するだけではなく、そのデメリット=弱みを、見方を変えてメリットに感じさせるようにします。
その効力は、
・信用度を一気に高められる
・デメリットを隠したまま購入された際、購入後の信頼低下を防ぐ
という2点が挙げられます。
ただし、提示するものは、あくまでもデメリットに変わりはありません。
故に、アピールにおいて購買意欲が高まった最後の方で提示していくようにします。
購買意欲が高まった段階であれば、
「良い事だけ言ってアフィリ報酬が欲しいだけなんじゃないか」
という懸念・不安を見込み客が抱きかねない為、そのような心理状況に対し、あえて商材のデメリットをこちらから提示していき、
「良い事だけを並べている他のアフィリエイターとは違う」
という誠実な印象を与えます。
もちろん、デメリットを伝えるだけでは、こちらの誠実さをアピールする事は出来るものの、購買意欲は低下する恐れは否定出来ません。
そこで、提示したデメリットの見方を変えてメリットに感じさせていき、購買意欲の低下を防ぐわけです。
この流れは、購買意欲を0から高める事には不向きである為、アピールの序盤ではなく、既に購買意欲が高まった段階の終盤で行うようにします。
具体例を見ない事にはイメージしにくいと思いますので、一旦、下記の事例を見て頂きたいと思います。
レビュー対象の商材 : アフィリエイトの総合教材
デメリット(弱み) : ブログの開設方法やASP登録方法、メールアドレス取得方法など、初心者中の初心者が分からない可能性がある説明が無い
-
この商材のデメリットして、
・ブログの開設方法
・ASPへの登録方法
・メールアドレスの取得方法
などと言った、アフィリエイトを始める前段階の解説が省かれている点が挙げられます。
ただ、上記のような登録手順などの解説は、
「FC2ブログ 開設」
「WP 始める」
「インフォトップ 登録」
「Gmail 取得」
などのように検索すれば、公式サイト側が丁寧な解説を用意してくれているので、心配は無用です。
調べればすぐに分かる事を、PDFの中で多くのページ数を割いて登録手順をまとめる事に対して、私はそれほどメリットを感じません。
むしろ、登録手順は公式サイト側によって割と頻繁に変更される事がありますので、公式サイト側が提供している最新情報が「正確」である為、公式サイト側の情報を参考にした方が良いと思います。
頻繁に変更される可能性がある登録手順などをPDFでまとめてしまうと、既に変更されてしまっていた場合、そのPDFは間違った登録手順を掲載している事になります。
その誤った手順を参考にしてしまえば、
・ブログの開設
・ASPへの登録
・メールアドレスの取得
などが完了するまでに、多くの時間がかかってしまうかもしれません。
そうなれば、一向に教材内容の実践に移れない事になってしまうわけです。
また、実線になかなか移れない事で、その情報商材に保証がある場合、その保証内容が適用される期間が少なくなってしまいます。
逆に当教材のように、登録手順などはPDFでまとめられておらず、最新情報を公式サイト側で調べるようにすれば、数分程度で分かる為、すぐに教材内容の実践に移る事が可能です。
調べればすぐに判明するような登録手順などにページ数を割いていない分だけ、より「濃密」なノウハウが詰まっているのが当教材の特徴となっています。
以上が、デメリットの見方を変えてメリットに感じさせた事例です。
まずは各種登録手順が掲載されていない事をデメリットとして打ち出しています。
その後、下記のような展開でメリットのように感じさせている次第です。
- 公式サイト側の解説を読んだ方が最新である為、正確
- 登録手順は頻繁に変更される事がある為、古くなってしまうPDFにまとめられているものを参考にすると、間違った登録方法で作業してしまう恐れがある
- その結果、教材内容を実践する前に無駄な時間がかかってしまう
- であれば、登録方法などを初めからネットで調べた方が断然早い為、教材内容の実践に素早く移れる→メリット化
- 登録方法などのようなネットで調べればすぐに分かるレベルの事にページを割いていない分、ノウハウの方が詰まっている→メリット化
下記の参考レビューにおいても、デメリットをメリット化している部分がある為、併せて参考にして頂ければ幸いです。
メリット化が出来ないデメリットの対応
メリットに感じさせる事が出来ないようなデメリットも決して無いわけではありません。
そのような場合、アピール段階で提示せずに、売り込みの最後で提示し、そのデメリットを自身が提供する特典で補う手段が有効となります。
デメリットの見方を変えてもメリットに感じさせる事が出来ない場合、そのデメリットを補うには、別のコンテンツやサービスを提供するしかありません。
その為の手段が、アフィリエイターとして提供する特典だという事です。
例として、デメリットに対して、提供すると購買意欲を下げずに高められる要因になる特典例を示してみます。
対象商材 |
ネットビジネス系の教材、アフィリエイト関連の教材 |
デメリット
(弱み) |
サポートが付いていない |
特典例 |
3カ月間のメールサポート
※期間は長く設定出来るなら長い方が望ましい |
対象商材 |
集客関連のツール |
デメリット
(弱み) |
ツールの仕様書、使い方は付属しているものの、稼ぐ為のノウハウが無い |
特典例 |
ツールを使った稼ぎ方 |
対象商材 |
コピーライティング教材 |
デメリット
(弱み) |
文章の事例が少ない |
特典例 |
3カ月間のメールサポート
事例を寄せ集めた「事例集」 |
以上はほんの一例に過ぎませんが、デメリットを補強する意味合いの特典となっています。
上2つの、
・ネットビジネス系の教材、アフィリエイト教材→サポートが付いていない
・ツール→稼ぎ方のノウハウも掲載されていない
というデメリットは、多くの見込み客が感じるであろうデメリットですので、提示せずに購入した場合、後々になってデメリットに気付き、見込み客は商材を売り込んだアフィリエイターに対して「反感」を抱く可能性があるかもしれません。
購入後に反感を抱かせてしまえば、それ以降、こちらが推奨する商材を購入してもらえる可能性が極めて低くなってしまうと考えられます。
その結果、「リピート購入回数」が伸びず、大きく収入が伸びません。
故に、見込み客が想定するであろうデメリットは、購入前に提示する事が望ましいわけです。
このように、こちらからデメリットを打ち明ける事で、誠実さをアピールして「信頼」「好意」に繋げるだけでなく、そのデメリットを補う特典を付ける事により、見込み客の購買意欲を引き上げる事が出来るようになります。
最後の事例で挙げた、コピーライティング教材において「事例が少ない」というデメリットは、そこまで多くの見込み客がデメリットに感じる要素ではないかもしれません。
ネットビジネス系の教材やアフィリエイト教材、ツールなどは、「稼ぐ事」を前面にしている商材である為、
・サポート
・稼ぎ方のノウハウ
が無い事は、多くの見込み客がデメリットに感じると想定出来ます。
それに対して、コピーライティング教材のような、「スキルを高める教材」は、必ずしも「稼ぐ事」を前面に出している商材では無い為、「事例が少ない」としても、大ただにとってはデメリットには余り感じられないのではないかと考えられるのです。
故に、上記のコピーライティング教材のような「スキルを高める教材」に対する「事例の少なさ」は、実際には絶対に提示すべきデメリットというわけではありません。
ただ、デメリットを1つも提示せず、メリット面のみを並べ立ててアピールしていると、見込み客としてはどうしても「押し売り」の印象を抱く可能性があります。
そのような「押し売り」の印象を受ければ、購買意欲が増幅する可能性は「無い」と想定出来るかと思います。
故に、見込み客がそこまでデメリットに感じないようなものであっても、あえてこちらから提示し、そのデメリットを補強する特典を提供する事により、
・誠実さを印象付けて「信頼」「好意」を高める
・押し売りの印象を無くし、購買意欲を増幅させる
という事が可能になる為、「購入率」はもちろんの事、その後の「リピート購入回数」まで高める要因に成り得る大きなメリットがあるのです。
以上、デメリットに対して見方を変えてメリットに感じさせる事が出来ない場合、特典として補っていくという戦略について解説いたしました。
まとめ:情報商材レビューの書き方(2).商材のアピール
長い講義、お疲れ様でした。
ボリュームも多かった事ですし、一旦ここまでの内容をまとめていきましょう。
以下が、本講義の概略になります。
アフィリエイトする情報商材のアピールポイントは下記5つ。
- 商材の強み
- 特筆したサポートや保証
- 価格の優位性
- 販売者の情報
- デメリットのメリット化
■商材の強み
アフィリエイトする情報商材の持つ強みを、下記3つに分けてアピールする事が、見込み客が潜在的に持つ欲求を解決出来る要素に成り得るからこそ有効となる。
・即効性
・簡便性
・継続性
■特筆したサポートや保証
サポートは、平均を上回るような、見込み客に興味を与えられる要素をアピール
(※例外として、サポートの内容が平均的でも、サポート対応の人物に関わる価値がある場合はアピール要素に成り得る)
保障に関しては、ありきたりな保証はアピール要素にはならないものの、
・価値を感じなければ、無条件で購入代金を返却する無条件保証
・購入代金以外にも迷惑料を支払う
のような特徴的かつ、見込み客のリスクを払拭するレベルの保証は非常に有効なアピール要素として活用出来る
■価格の優位性
価格によってアピール要素が異なる為、下記の3パターンに応じて対応
1.安いと感じさせられる価格
2.高いと感じさせてしまう価格
3.安くもなく高くもない価格
■販売者の情報
アピール出来る要素としては下記
・数字で表す事が可能な販売者の実績
→月収や累計収入など
・証明出来る販売者の実力
→ネットビジネス系で言えば購入率、指導実績など
・商材の売上
→実際に購入された本数の累計や、短期間でどれくらい売れたかなど
ただし、
1.販売者を「ひいき」している印象を与えない
2.疑われる可能性がある部分は突っ込んでいく
3.確証の無い情報は客観的に触れる
という3つの注意点を順守した上で販売者をアピールする事
■デメリットのメリット化
アフィリエイトする情報商材のデメリットを「あえて」伝え、見方を変えるとメリットになる事を伝えると、
・信用度を一気に高められる
・デメリットを隠したまま購入された際、購入後の信頼低下を防ぐ
という効果が期待出来る為、後々「購入率」「リピート購入回数」を引き上げていける
以上が本講義『情報商材レビューの書き方(2).商材のアピール』のまとめです。
上記内容を踏まえて、アフィリエイトする情報商材のアピールを行っていけば、見込み客の購入意欲を大きく引き上げる事が出来るはずです。
そして、このアピール段階を終えた後には、見込み客に購入を決断させるべく最後の「売り込み」に入っていきます。
本講義と併せて、次回の「売り込み」に関する講義も重要になりますので、ぜひお付き合い頂ければ幸いです。
それでは次の講義でお待ちしております。
シュガー。